歴代志上

第一章

1アダム、セツ、エノス、 2ケナン、マハラレル、ヤレド、 3エノク、メトセラ、ラメク、 4ノア、セム、ハム、ヤペテ。

5ヤペテの子(こ)らはゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メセク、テラス。 6ゴメルの子(こ)らはアシケナズ、デパテ、トガルマ。 7ヤワンの子(こ)らはエリシャ、タルシシ、キッテム、ロダニム。

8ハムの子(こ)らはクシ、エジプト、プテ、カナン。 9クシの子(こ)らはセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカ。ラアマの子(こ)らはシバとデダン。 10クシはニムロデを生(う)んだ。ニムロデは初(はじ)めて世(よ)の権力(けんりょく)ある者(もの)となった。

11エジプトはルデびと、アナムびと、レハブびと、ナフトびと、 12パテロスびと、カスルびと、カフトルびとを生(う)んだ。カフトルびとからペリシテびとが出(で)た。

13カナンは長子(ちょうし)シドンとヘテを生(う)んだ。 14またエブスびと、アモリびと、ギルガシびと、 15ヒビびと、アルキびと、セニびと、 16アルワデびと、ゼマリびと、ハマテびとを生(う)んだ。

17セムの子(こ)らはエラム、アシュル、アルパクサデ、ルデ、アラム、ウズ、ホル、ゲテル、メセクである。 18アルパクサデはシラを生(う)み、シラはエベルを生(う)んだ。 19エベルにふたりの子(こ)が生(うま)れた。ひとりの名(な)はペレグ――彼(かれ)の代(よ)に地(ち)の民(たみ)が散(ち)り分(わか)れたからである――その弟(おとうと)の名(な)はヨクタンといった。 20ヨクタンはアルモダデ、シャレフ、ハザル・マウテ、エラ、 21ハドラム、ウザル、デクラ、 22エバル、アビマエル、シバ、 23オフル、ハビラ、ヨバブを生(う)んだ。これらはみなヨクタンの子(こ)である。

24セム、アルパクサデ、シラ、 25エベル、ペレグ、リウ、 26セルグ、ナホル、テラ、 27アブラムすなわちアブラハムである。

28アブラハムの子(こ)らはイサクとイシマエルである。 29彼(かれ)らの子孫(しそん)は次(つぎ)のとおりである。イシマエルの長子(ちょうし)はネバヨテ、次(つぎ)はケダル、アデビエル、ミブサム、 30ミシマ、ドマ、マッサ、ハダデ、テマ、 31エトル、ネフシ、ケデマ。これらはイシマエルの子孫(しそん)である。 32アブラハムのそばめケトラの子孫(しそん)は次(つぎ)のとおりである。彼女(かのじょ)はジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバク、シュワを産(う)んだ。ヨクシャンの子(こ)らはシバとデダンである。 33ミデアンの子(こ)らはエパ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダア。これらはみなケトラの子孫(しそん)である。

34アブラハムはイサクを生(う)んだ。イサクの子(こ)らはエサウとイスラエル。 35エサウの子(こ)らはエリパズ、リウエル、エウシ、ヤラム、コラ。 36エリパズの子(こ)らはテマン、オマル、ゼピ、ガタム、ケナズ、テムナ、アマレク。 37リウエルの子(こ)らはナハテ、ゼラ、シャンマ、ミッザ。

38セイルの子(こ)らはロタン、ショバル、ヂベオン、アナ、デション、エゼル、デシャン。 39ロタンの子(こ)らはホリとホマム。ロタンの妹(いもうと)はテムナ。 40ショバルの子(こ)らはアルヤン、マナハテ、エバル、シピ、オナム。ヂベオンの子(こ)らはアヤとアナ。 41アナの子(こ)はデション。デションの子(こ)らはハムラン、エシバン、イテラン、ケラン。 42エゼルの子(こ)らはビルハン、ザワン、ヤカン。デシャンの子(こ)らはウズとアラン。

43イスラエルの人々(ひとびと)を治(おさ)める王(おう)がまだなかった時(とき)、エドムの地(ち)を治(おさ)めた王(おう)たちは次(つぎ)のとおりである。ベオルの子(こ)ベラ。その都(みやこ)の名(な)はデナバといった。 44ベラが死(し)んで、ボズラのゼラの子(こ)ヨバブが代(かわ)って王(おう)となった。 45ヨバブが死(し)んで、テマンびとの地(ち)のホシャムが代(かわ)って王(おう)となった。 46ホシャムが死(し)んで、ベダテの子(こ)ハダデが代(かわ)って王(おう)となった。彼(かれ)はモアブの野(の)でミデアンを撃(う)った。彼(かれ)の都(みやこ)の名(な)はアビテといった。 47ハダデが死(し)んで、マスレカのサムラが代(かわ)って王(おう)となった。 48サムラが死(し)んで、ユフラテ川(かわ)のほとりのレホボテのサウルが代(かわ)って王(おう)となった。 49サウルが死(し)んで、アクボルの子(こ)バアル・ハナンが代(かわ)って王(おう)となった。 50バアル・ハナンが死(し)んで、ハダデが代(かわ)って王(おう)となった。彼(かれ)の都(みやこ)の名(な)はパイといった。彼(かれ)の妻(つま)はマテレデの娘(むすめ)であって、名(な)をメヘタベルといった。マテレデはメザハブの娘(むすめ)である。 51ハダデも死(し)んだ。

エドムの族長(ぞくちょう)は、テムナ侯(こう)、アルヤ侯(こう)、エテテ侯(こう)、 52アホリバマ侯(こう)、エラ侯(こう)、ピノン侯(こう)、 53ケナズ侯(こう)、テマン侯(こう)、ミブザル侯(こう)、 54マグデエル侯(こう)、イラム侯(こう)。これらはエドムの族長(ぞくちょう)である。

第二章

1イスラエルの子(こ)らは次(つぎ)のとおりである。ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、 2ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アセル。 3ユダの子(こ)らはエル、オナン、シラである。この三人(にん)はカナンの女(おんな)バテシュアがユダによって産(う)んだ者(もの)である。ユダの長子(ちょうし)エルは主(しゅ)の前(まえ)に悪(あく)を行(おこな)ったので、主(しゅ)は彼(かれ)を殺(ころ)された。 4ユダの嫁(よめ)タマルはユダによってペレヅとゼラを産(う)んだ。ユダの子(こ)らは合(あ)わせて五人(にん)である。

5ペレヅの子(こ)らはヘヅロンとハムル。 6ゼラの子(こ)らはジムリ、エタン、ヘマン、カルコル、ダラで、合(あ)わせて五人(にん)である。 7カルミの子(こ)はアカル。アカルは奉納物(ほうのうぶつ)について罪(つみ)を犯(おか)し、イスラエルを悩(なや)ました者(もの)である。 8エタンの子(こ)はアザリヤである。

9ヘヅロンに生(うま)れた子(こ)らはエラメル、ラム、ケルバイである。 10ラムはアミナダブを生(う)み、アミナダブはユダの子孫(しそん)のつかさナションを生(う)んだ。 11ナションはサルマを生(う)み、サルマはボアズを生(う)み、 12ボアズはオベデを生(う)み、オベデはエッサイを生(う)んだ。 13エッサイは長子(ちょうし)エリアブ、次(つぎ)にアビナダブ、第(だい)三にシメア、 14第(だい)四にネタンエル、第(だい)五にラダイ、 15第(だい)六にオゼム、第(だい)七にダビデを生(う)んだ。 16彼(かれ)らの姉妹(しまい)はゼルヤとアビガイルである。ゼルヤの産(う)んだ子(こ)はアビシャイ、ヨアブ、アサヘルの三人(にん)である。 17アビガイルはアマサを産(う)んだ。アマサの父(ちち)はイシマエルびとエテルである。

18ヘヅロンの子(こ)カレブはその妻(つま)アズバおよびエリオテによって子(こ)をもうけた。その子(こ)らはエシル、ショバブ、アルドンである。 19カレブはアズバが死(し)んだのでエフラタをめとった。エフラタはカレブによってホルを産(う)んだ。 20ホルはウリを生(う)み、ウリはベザレルを生(う)んだ。

21そののちヘヅロンはギレアデの父(ちち)マキルの娘(むすめ)の所(ところ)にはいった。彼(かれ)が彼女(かのじょ)をめとったときは六十歳(さい)であった。彼女(かのじょ)はヘヅロンによってセグブを産(う)んだ。 22セグブはヤイルを生(う)んだ。ヤイルはギレアデの地(ち)に二十三の町(まち)をもっていた。 23しかしゲシュルとアラムは彼(かれ)らからハボテ・ヤイルおよびケナテとその村里(むらざと)など合(あ)わせて六十の町(まち)を取(と)った。これらはみなギレアデの父(ちち)マキルの子孫(しそん)であった。 24ヘヅロンが死(し)んだのち、カレブは父(ちち)ヘヅロンの妻(つま)エフラタの所(ところ)にはいった。彼女(かのじょ)は彼(かれ)にテコアの父(ちち)アシュルを産(う)んだ。

25ヘヅロンの長子(ちょうし)エラメルの子(こ)らは長子(ちょうし)ラム、次(つぎ)はブナ、オレン、オゼム、アヒヤである。 26エラメルはまたほかの妻(つま)をもっていた。名(な)をアタラといって、オナムの母(はは)である。 27エラメルの長子(ちょうし)ラムの子(こ)らはマアツ、ヤミン、エケルである。 28オナムの子(こ)らはシャンマイとヤダである。シャンマイの子(こ)らはナダブとアビシュルである。 29アビシュルの妻(つま)の名(な)はアビハイルといって、アバンとモリデを産(う)んだ。 30ナダブの子(こ)らはセレデとアッパイムである。セレデは子(こ)をもたずに死(し)んだ。 31アッパイムの子(こ)はイシ、イシの子(こ)はセシャン、セシャンの子(こ)はアヘライである。 32シャンマイの兄弟(きょうだい)ヤダの子(こ)らはエテルとヨナタンである。エテルは子(こ)をもたずに死(し)んだ。 33ヨナタンの子(こ)らはペレテとザザである。以上(いじょう)はエラメルの子孫(しそん)である。 34セシャンには男(おとこ)の子(こ)はなく、ただ女(おんな)の子(こ)のみであったが、彼(かれ)はヤルハと呼(よ)ぶエジプトびとの奴隷(どれい)をもっていたので、 35セシャンは娘(むすめ)を奴隷(どれい)ヤルハに与(あた)えてその妻(つま)とさせた。彼女(かのじょ)はヤルハによってアッタイを産(う)んだ。 36アッタイはナタンを生(う)み、ナタンはザバデを生(う)み、 37ザバデはエフラルを生(う)み、エフラルはオベデを生(う)み、 38オベデはエヒウを生(う)み、エヒウはアザリヤを生(う)み、 39アザリヤはヘレヅを生(う)み、ヘレヅはエレアサを生(う)み、 40エレアサはシスマイを生(う)み、シスマイはシャルムを生(う)み、 41シャルムはエカミヤを生(う)み、エカミヤはエリシャマを生(う)んだ。

42エラメルの兄弟(きょうだい)であるカレブの子(こ)らは長子(ちょうし)をマレシャといってジフの父(ちち)である。マレシャの子(こ)はヘブロン。 43ヘブロンの子(こ)らはコラ、タップア、レケム、シマである。 44シマはラハムを生(う)んだ。ラハムはヨルカムの父(ちち)である。またレケムはシャンマイを生(う)んだ。 45シャンマイの子(こ)はマオン。マオンはベテヅルの父(ちち)である。 46カレブのそばめエパはハラン、モザ、ガゼズを産(う)んだ。ハランはガゼズを生(う)んだ。 47エダイの子(こ)らはレゲム、ヨタム、ゲシャン、ペレテ、エパ、シャフである。 48カレブのそばめマアカはシベルとテルハナを産(う)み、 49またマデマンナの父(ちち)シャフおよびマクベナとギベアの父(ちち)シワを産(う)んだ。カレブの娘(むすめ)はアクサである。 50これらはカレブの子孫(しそん)であった。

エフラタの長子(ちょうし)ホルの子(こ)らはキリアテ・ヤリムの父(ちち)ショバル、 51ベツレヘムの父(ちち)サルマおよびベテガデルの父(ちち)ハレフである。 52キリアテ・ヤリムの父(ちち)ショバル子(こ)らはハロエとメヌコテびとの半(なか)ばである。 53キリアテ・ヤリムの氏族(しぞく)はイテルびと、プテびと、シュマびと、ミシラびとであって、これらからザレアびとおよびエシタオルびとが出(で)た。 54サルマの子(こ)らはベツレヘム、ネトパびと、アタロテ・ベテ・ヨアブ、マナハテびとの半(なか)ばおよびゾリびとである。 55またヤベヅに住(す)んでいた書記(しょき)の氏族(しぞく)テラテびと、シメアテびと、スカテびとである。これらはケニびとであってレカブの家(いえ)の先祖(せんぞ)ハマテから出(で)た者(もの)である。

第三章

1ヘブロンで生(うま)れたダビデの子(こ)らは次(つぎ)のとおりである。長子(ちょうし)はアムノンでエズレルびとアヒノアムから生(うま)れ、次(つぎ)はダニエルでカルメルびとアビガイルから生(うま)れ、 2第(だい)三はアブサロムでゲシュルの王(おう)タルマイの娘(むすめ)マアカの産(う)んだ子(こ)、第(だい)四はアドニヤでハギテの産(う)んだ子(こ)、 3第(だい)五はシパテヤでアビタルから生(うま)れ、第(だい)六はイテレアムで、彼(かれ)の妻(つま)エグラから生(うま)れた。 4この六人(にん)はヘブロンで彼(かれ)に生(うま)れた。ダビデがそこで王(おう)となっていたのは七年(ねん)六か月(げつ)、エルサレムで王(おう)となっていたのは三十三年(ねん)であった。 5エルサレムで生(うま)れたものは次(つぎ)のとおりである。すなわちシメア、ショバブ、ナタン、ソロモン。この四人(にん)はアンミエルの娘(むすめ)バテシュアから生(うま)れた。 6またイブハル、エリシャマ、エリペレテ、 7ノガ、ネペグ、ヤピア、 8エリシャマ、エリアダ、エリペレテの九人(にん)、 9これらはみなダビデの子(こ)である。このほかに、そばめどもの産(う)んだ子(こ)らがあり、タマルは彼(かれ)らの姉妹(しまい)であった。

10ソロモンの子(こ)はレハベアム、その子(こ)はアビヤ、その子(こ)はアサ、その子(こ)はヨシャパテ、 11その子(こ)はヨラム、その子(こ)はアハジヤ、その子(こ)はヨアシ、 12その子(こ)はアマジヤ、その子(こ)はアザリヤ、その子(こ)はヨタム、 13その子(こ)はアハズ、その子(こ)はヒゼキヤ、その子(こ)はマナセ、 14その子(こ)はアモン、その子(こ)はヨシヤ、 15ヨシヤの子(こ)らは長子(ちょうし)ヨハナン、次(つぎ)はエホヤキム、第(だい)三はゼデキヤ、第(だい)四はシャルムである。 16エホヤキムの子孫(しそん)はその子(こ)はエコニア、その子(こ)はゼデキヤである。 17捕虜(ほりょ)となったエコニヤの子(こ)らはその子(こ)シャルテル、 18マルキラム、ペダヤ、セナザル、エカミア、ホシャマ、ネダビヤである。 19ペダヤの子(こ)らはゼルバベルとシメイである。ゼルバベルの子(こ)らはメシュラムとハナニヤ。シロミテは彼(かれ)らの姉妹(しまい)である。 20またハシュバ、オヘル、ベレキヤ、ハサデヤ、ユサブ・ヘセデの五人(にん)がある。 21ハナニヤの子(こ)らはペラテヤとエシャヤ、その子(こ)レパヤ、その子(こ)アルナン、その子(こ)オバデヤ、その子(こ)シカニヤである。 22シカニヤの子(こ)らはシマヤ。シマヤの子(こ)らはハットシ、イガル、バリア、ネアリヤ、シャパテの六人(にん)である。 23ネアリヤの子(こ)らはエリオエナイ、ヒゼキヤ、アズリカムの三人(にん)である。 24エリオエナイの子(こ)らはホダヤ、エリアシブ、ペラヤ、アックブ、ヨハナン、デラヤ、アナニの七人(にん)である。

第四章

1ユダの子(こ)らはペレヅ、ヘヅロン、カルミ、ホル、ショバルである。 2ショバルの子(こ)レアヤはヤハテを生(う)み、ヤハテはアホマイとラハデを生(う)んだ。これらはザレアびとの一族(いちぞく)である。 3エタムの子(こ)らはエズレル、イシマおよびイデバシ、彼(かれ)らの姉妹(しまい)の名(な)はハゼレルポニである。 4ゲドルの父(ちち)はペヌエル、ホシャの父(ちち)はエゼルである。これらはベツレヘムの父(ちち)エフラタの長子(ちょうし)ホルの子(こ)らである。 5テコアの父(ちち)アシュルにはふたりの妻(つま)ヘラとナアラとがあった。 6ナアラはアシュルによってアホザム、ヘペル、テメニおよびアハシタリを産(う)んだ。これらはナアラの子(こ)である。 7ヘラの子(こ)らはゼレテ、エゾアル、エテナンである。 8コヅはアヌブとゾベバを生(う)んだ。またハルムの子(こ)アハルヘルの氏族(しぞく)も彼(かれ)から出(で)た。 9ヤベヅはその兄弟(きょうだい)のうちで最(もっと)も尊(たっと)ばれた者(もの)であった。その母(はは)が「わたしは苦(くる)しんでこの子(こ)を産(う)んだから」と言(い)ってその名(な)をヤベヅと名(な)づけたのである。 10ヤベヅはイスラエルの神(かみ)に呼(よ)ばわって言(い)った、「どうか、あなたが豊(ゆた)かにわたしを恵(めぐ)み、わたしの国境(こっきょう)を広(ひろ)げ、あなたの手(て)がわたしとともにあって、わたしを災(わざわい)から免(まぬか)れさせ、苦(くる)しみをうけさせられないように」。神(かみ)は彼(かれ)の求(もと)めるところをゆるされた。 11シュワの兄弟(きょうだい)ケルブはメヒルを生(う)んだ。メヒルはエシトンの父(ちち)、 12エシトンはベテラパ、パセアおよびイルナハシの父(ちち)テヒンナを生(う)んだ。これらはレカの人々(ひとびと)である。 13ケナズの子(こ)らはオテニエルとセラヤ。オテニエルの子(こ)らはハタテとメオノタイ。 14メオノタイはオフラを生(う)み、セラヤはゲハラシムの父(ちち)ヨアブを生(う)んだ。彼(かれ)らは工人(こうじん)であったのでゲハラシムと呼(よ)ばれたのである。 15エフンネの子(こ)カレブの子(こ)らはイル、エラおよびナアム。エラの子(こ)はケナズ。 16エハレレルの子(こ)らはジフ、ジバ、テリア、アサレルである。 17エズラの子(こ)らはエテル、メレデ、エペル、ヤロン。次(つぎ)のものはメレデがめとったパロの娘(むすめ)ビテヤの子(こ)らである。すなわち彼女(かのじょ)はみごもってミリアム、シャンマイおよびイシバを産(う)んだ。イシバはエシテモアの父(ちち)である。 18彼(かれ)の妻(つま)はユダヤ人(ひと)で、ゲドルの父(ちち)エレデとソコの父(ちち)ヘベルとザノアの父(ちち)エクテエルを産(う)んだ。 19ナハムの姉妹(しまい)であるホデヤの妻(つま)の子(こ)らはガルムびとケイラの父(ちち)およびマアカびとエシテモアである。 20シモンの子(こ)らはアムノン、リンナ、ベネハナン、テロンである。イシの子(こ)らはゾヘテとベネゾヘテである。 21ユダの子(こ)シラの子(こ)らはレカの父(ちち)エル、マレシャの父(ちち)ラダおよびベテアシベアの亜麻布(あまぬの)織(おり)の家(いえ)の一族(いちぞく)、 22ならびにモアブを治(おさ)めてレヘムに帰(かえ)ったヨキム、コゼバの人々(ひとびと)、ヨアシおよびサラフである。その記録(きろく)は古(ふる)い。 23これらの者(もの)は陶器(とうき)を造(つく)る人(ひと)で、ネタイムおよびゲデラに住(す)み、王(おう)の用(よう)をするため、王(おう)とともに、そこに住(す)んだ。

24シメオンの子(こ)らはネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラ、シャウル。 25シャウルの子(こ)はシャルム、その子(こ)はミブサム、その子(こ)はミシマ。 26ミシマの子孫(しそん)は、その子(こ)はハムエル、その子(こ)はザックル、その子(こ)はシメイ。 27シメイには男(おとこ)の子(こ)十六人(にん)、女(おんな)の子(こ)六人(にん)あったが、その兄弟(きょうだい)たちには多(おお)くの子(こ)はなかった。またその氏族(しぞく)の者(もの)はすべてユダの子孫(しそん)ほどにはふえなかった。 28彼(かれ)らの住(す)んだ所(ところ)はベエルシバ、モラダ、ハザル・シュアル、 29ビルハ、エゼム、トラデ、 30ベトエル、ホルマ、チクラグ、 31ベテ・マルカボテ、ハザル・スシム、ベテ・ビリ、およびシャライムである。これらはダビデの世(よ)に至(いた)るまで彼(かれ)らの町(まち)であった。 32その村里(むらざと)はエタム、アイン、リンモン、トケン、アシャンの五つの町(まち)である。 33またこれらの町々(まちまち)の周囲(しゅうい)に多(おお)くの村(むら)があって、バアルまでおよんだ。彼(かれ)らのすみかは以上(いじょう)のとおりで、彼(かれ)らはおのおの系図(けいず)をもっていた。 34メショバブ、ヤムレク、アマジヤの子(こ)ヨシャ、 35ヨエル、アシエルのひこ、セラヤの孫(まご)、ヨシビアの子(こ)エヒウ。 36エリオエナイ、ヤコバ、エショハヤ、アサヤ、アデエル、エシミエル、ベナヤ、 37およびシピの子(こ)ジザ。シピはアロンの子(こ)、アロンはエダヤの子(こ)、エダヤはシムリの子(こ)、シムリはシマヤの子(こ)である。 38ここに名(な)をあげた者(もの)どもはその氏族(しぞく)の長(ちょう)であって、それらの氏族(しぞく)は大(おお)いにふえ広(ひろ)がった。 39彼(かれ)らは群(む)れのために牧場(まきば)を求(もと)めてゲドルの入口(いりぐち)に行(い)き、谷(たに)の東(ひがし)の方(ほう)まで進(すす)み、 40ついに豊(ゆた)かな良(よ)い牧場(まきば)を見(み)いだした。その地(ち)は広(ひろ)く穏(おだ)やかで、安(やす)らかであった。その地(ち)の前(まえ)の住民(じゅうみん)はハムびとであったからである。 41これらの名(な)をしるした者(もの)どもはユダの王(おう)ヒゼキヤの世(よ)に行(い)って、彼(かれ)らの天幕(てんまく)と、そこにいたメウニびとを撃(う)ち破(やぶ)り、彼(かれ)らをことごとく滅(ほろ)ぼして今日(こんにち)に至(いた)っている。そこには、群(む)れのための牧場(まきば)があったので、彼(かれ)らはそこに住(す)んだ。 42またシメオンびとのうちの五百人(にん)はイシの子(こ)らペラテヤ、ネアリヤ、レパヤ、ウジエルをかしらとしてセイル山(やま)に行(い)き、 43アマレクびとで、のがれて残(のこ)っていた者(もの)を撃(う)ち滅(ほろ)ぼして、今日(こんにち)までそこに住(す)んでいる。

第五章

1イスラエルの長子(ちょうし)ルベンの子(こ)らは次(つぎ)のとおりである。――ルベンは長子(ちょうし)であったが父(ちち)の床(とこ)を汚(けが)したので、長子(ちょうし)の権(けん)はイスラエルの子(こ)ヨセフの子(こ)らに与(あた)えられた。それで長子(ちょうし)の権(けん)による系図(けいず)にしるされていない。 2またユダは兄弟(きょうだい)たちにまさる者(もの)となり、その中(なか)から君(くん)たる者(もの)がでたが長子(ちょうし)の権(けん)はヨセフのものとなったのである。―― 3すなわちイスラエルの長子(ちょうし)ルベンの子(こ)らはハノク、パル、ヘヅロン、カルミ。 4ヨエルの子(こ)らはその子(こ)はシマヤ、その子(こ)はゴグ、その子(こ)はシメイ、 5その子(こ)はミカ、その子(こ)はレアヤ、その子(こ)はバアル、 6その子(こ)はベエラである。このベエラはアッスリヤの王(おう)テルガテ・ピルネセルが捕(とら)え移(うつ)した者(もの)である。彼(かれ)はルベンびとのつかさであった。 7彼(かれ)の兄弟(きょうだい)たちは、その氏族(しぞく)により、その歴代(れきだい)の系図(けいず)によれば、かしらエイエルおよびゼカリヤ、 8ベラなどである。ベラはアザズの子(こ)、シマの孫(まご)、ヨエルのひこである。彼(かれ)はアロエルに住(す)み、ネボおよびバアル・メオンまで及(およ)んでいたが、 9ギレアデの地(ち)で彼(かれ)の家畜(かちく)がふえ増(ま)したので、彼(かれ)は東(ひがし)の方(ほう)ユフラテ川(かわ)のこなたの荒野(あらの)の入口(いりぐち)にまで住(す)んだ。 10またサウルの時(とき)、彼(かれ)らはハガルびとと戦(たたか)って、これを撃(う)ち倒(たお)し、ギレアデの東(ひがし)の全部(ぜんぶ)にわたって彼(かれ)らの天幕(てんまく)に住(す)んだ。

11ガドの子孫(しそん)はこれと相対(あいたい)してバシャンの地(ち)に住(す)み、サルカまで及(およ)んでいた。 12そのかしらはヨエル、次(つぎ)はシャパム、ヤアナイ、シャパテで、ともにバシャンに住(す)んだ。 13彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)たちは、その氏族(しぞく)によればミカエル、メシュラム、シバ、ヨライ、ヤカン、ジア、エベルの七人(にん)である。 14これらはホリの子(こ)アビハイルの子(こ)らである。ホリはヤロアの子(こ)、ヤロアはギレアデの子(こ)、ギレアデはミカエルの子(こ)、ミカエルはエシサイの子(こ)、エシサイはヤドの子(こ)、ヤドはブズの子(こ)である。 15アヒはアブデルの子(こ)、アブデルはグニの子(こ)、グニはその氏族(しぞく)の長(ちょう)である。 16彼(かれ)らはギレアデとバシャンとその村里(むらざと)とシャロンのすべての放牧(ほうぼく)地(ち)に住(す)んで、その四方(しほう)の境(さかい)にまで及(およ)んでいた。 17これらはみなユダの王(おう)ヨタムの世(よ)とイスラエルの王(おう)ヤラベアムの世(よ)に系図(けいず)にのせられた。

18ルベンびとと、ガドびとと、マナセの半(はん)部族(ぶぞく)には出(で)て戦(たたか)いうる者(もの)四万四千七百六十人(にん)あり、皆(みな)勇士(ゆうし)で、盾(たて)とつるぎをとり、弓(ゆみ)をひき、戦(たたか)いに巧(たく)みな人々(ひとびと)であった。 19彼(かれ)らはハガルびとおよびエトル、ネフシ、ノダブなどと戦(たたか)ったが、 20助(たす)けを得(え)てこれを攻(せ)めたので、ハガルびとおよびこれとともにいた者(もの)は皆(みな)、彼(かれ)らの手(て)にわたされた。これは彼(かれ)らが戦(たたか)いにあたって神(かみ)に呼(よ)ばわり、神(かみ)に寄(よ)り頼(たよ)んだので神(かみ)はその願(ねが)いを聞(き)かれたからである。 21彼(かれ)らはその家畜(かちく)を奪(うば)い取(と)ったが、らくだ五万、羊(ひつじ)二十五万、ろば二千あり、また人(ひと)は十(じゅう)万(まん)人(にん)あった。 22これはその戦(たたか)いが神(かみ)によったので、多(おお)くの者(もの)が殺(ころ)されて倒(たお)れたからである。そして彼(かれ)らは捕(とら)え移(うつ)される時(とき)まで、これに代(かわ)ってその所(ところ)に住(す)んだ。

23マナセの半(はん)部族(ぶぞく)の人々(ひとびと)はこの地(ち)に住(す)み、ふえ広(ひろ)がって、ついにバシャンからバアル・ヘルモン、セニルおよびヘルモン山(やま)にまで及(およ)んだ。 24その氏族(しぞく)の長(ちょう)たちは次(つぎ)のとおりである。すなわち、エペル、イシ、エリエル、アズリエル、エレミヤ、ホダヤ、ヤデエル。これらは皆(みな)その氏族(しぞく)の長(ちょう)で名高(なだか)い大(だい)勇士(ゆうし)であった。 25彼(かれ)らは先祖(せんぞ)たちの神(かみ)にむかって罪(つみ)を犯(おか)し、神(かみ)が、かつて彼(かれ)らの前(まえ)から滅(ほろ)ぼされた国(くに)の民(たみ)の神々(かみがみ)を慕(した)って、これと姦淫(かんいん)したので、 26イスラエルの神(かみ)は、アッスリヤの王(おう)プルの心(こころ)を奮(ふる)い起(おこ)し、またアッスリヤの王(おう)テルガテ・ピルネセルの心(こころ)を奮(ふる)い起(おこ)されたので、彼(かれ)はついにルベンびとと、ガドびとと、マナセの半(はん)部族(ぶぞく)を捕(とら)えて行(い)き、ハウラとハボルとハラとゴザン川(かわ)のほとりに移(うつ)して今日(こんにち)に至(いた)っている。

第六章

1レビの子(こ)らはゲルション、コハテ、メラリ。 2コハテの子(こ)らはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル。 3アムラムの子(こ)らはアロン、モーセ、ミリアム。アロンの子(こ)らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。 4エレアザルはピネハスを生(う)み、ピネハスはアビシュアを生(う)み、 5アビシュアはブッキを生(う)み、ブッキはウジを生(う)み、 6ウジはゼラヒヤを生(う)み、ゼラヒヤはメラヨテを生(う)み、 7メラヨテはアマリヤを生(う)み、アマリヤはアヒトブを生(う)み、 8アヒトブはザドクを生(う)み、ザドクはアヒマアズを生(う)み、 9アヒマアズはアザリヤを生(う)み、アザリヤはヨナハンを生(う)み、 10ヨナハンはアザリヤを生(う)んだ。このアザリヤはソロモンがエルサレムに建(た)てた宮(みや)で祭司(さいし)の務(つとめ)をした者(もの)である。 11アザリヤはアマリヤを生(う)み、アマリヤはアヒトブを生(う)み、 12アヒトブはザトクを生(う)み、ザトクはシャルムを生(う)み、 13シャルムはヒルキヤを生(う)み、ヒルキヤはアザリヤを生(う)み、 14アザリヤはセラヤを生(う)み、セラヤはヨザダクを生(う)んだ。 15ヨザダクは主(しゅ)がネブカデネザルの手(て)によってユダとエルサレムの人(ひと)を捕(とら)え移(うつ)された時(とき)に捕(とら)えられて行(い)った。

16レビの子(こ)らはゲルション、コハテおよびメラリ。 17ゲルションの子(こ)らの名(な)はリブニとシメイ。 18コハテの子(こ)らはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルである。 19メラリの子(こ)らはマヘリとムシ。これらはレビびとのその家筋(いえすじ)による氏族(しぞく)である。 20ゲルションの子(こ)はリブニ、その子(こ)はヤハテ、その子(こ)はジンマ、 21その子(こ)はヨア、その子(こ)はイド、その子(こ)はゼラ、その子(こ)はヤテライ。 22コハテの子(こ)はアミナダブ、その子(こ)はコラ、その子(こ)はアシル、 23その子(こ)はエルカナ、その子(こ)はエビアサフ、その子(こ)はアシル、 24その子(こ)はタハテ、その子(こ)はウリエル、その子(こ)はウジヤ、その子(こ)はシャウル。 25エルカナの子(こ)らはアマサイとアヒモテ、 26その子(こ)はエルカナ、その子(こ)はゾパイ、その子(こ)はナハテ、 27その子(こ)はエリアブ、その子(こ)はエロハム、その子(こ)はエルカナ。 28サムエルの子(こ)らは、長子(ちょうし)はヨエル、次(つぎ)はアビヤ。 29メラリの子(こ)はマヘリ、その子(こ)はリブニ、その子(こ)はシメイ、その子(こ)はウザ、 30その子(こ)はシメア、その子(こ)はハギヤ、その子(こ)はアサヤである。

31契約(けいやく)の箱(はこ)を安置(あんち)したのち、ダビデが主(しゅ)の宮(みや)で歌(うた)をうたう事(こと)をつかさどらせた人々(ひとびと)は次(つぎ)のとおりである。 32彼(かれ)らは会見(かいけん)の幕屋(まくや)の前(まえ)で歌(うた)をもって仕(つか)えたが、ソロモンがエルサレムに主(しゅ)の宮(みや)を建(た)ててからは、一定(いってい)の秩序(ちつじょ)に従(したが)って務(つとめ)を行(おこな)った。 33その務(つとめ)をしたもの、およびその子(こ)らは次(つぎ)のとおりである。コハテびとの子(こ)らのうちヘマンは歌(うた)をうたう者(もの)、ヘマンはヨエルの子(こ)、ヨエルはサムエルの子(こ)、 34サムエルはエルカナの子(こ)、エルカナはエロハムの子(こ)、エロハムはエリエルの子(こ)、エリエルはトアの子(こ)、 35トアはヅフの子(こ)、ヅフはエルカナの子(こ)、エルカナはマハテの子(こ)、マハテはアマサイの子(こ)、 36アマサイはエルカナの子(こ)、エルカナはヨエルの子(こ)、ヨエルはアザリヤの子(こ)、アザリヤはゼパニヤの子(こ)、 37ゼパニヤはタハテの子(こ)、タハテはアシルの子(こ)、アシルはエビアサフの子(こ)、エビアサフはコラの子(こ)、 38コラはイヅハルの子(こ)、イヅハルはコハテの子(こ)、コハテはレビの子(こ)、レビはイスラエルの子(こ)である。 39ヘマンの兄弟(きょうだい)アサフはヘマンの右(みぎ)に立(た)った。アサフはベレキヤの子(こ)、ベレキヤはシメアの子(こ)、 40シメアはミカエルの子(こ)、ミカエルはバアセヤの子(こ)、バアセヤはマルキヤの子(こ)、 41マルキヤはエテニの子(こ)、エテニはゼラの子(こ)、ゼラはアダヤの子(こ)、 42アダヤはエタンの子(こ)、エタンはジンマの子(こ)、ジンマはシメイの子(こ)、 43シメイはヤハテの子(こ)、ヤハテはゲルションの子(こ)、ゲルションはレビの子(こ)である。 44また彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)であるメラリの子(こ)らが左(ひだり)に立(た)った。そのうちのエタンはキシの子(こ)、キシはアブデの子(こ)、アブデはマルクの子(こ)、 45マルクはハシャビヤの子(こ)、ハシャビヤはアマジヤの子(こ)、アマジヤはヒルキヤの子(こ)、 46ヒルキヤはアムジの子(こ)、アムジはバニの子(こ)、バニはセメルの子(こ)、 47セメルはマヘリの子(こ)、マヘリはムシの子(こ)、ムシはメラリの子(こ)、メラリはレビの子(こ)である。 48彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)であるレビびとたちは、神(かみ)の宮(みや)の幕屋(まくや)のもろもろの務(つとめ)に任(にん)じられた。

49アロンとその子(こ)らは燔祭(はんさい)の壇(だん)と香(こう)の祭壇(さいだん)の上(うえ)にささげることをなし、また至聖所(しせいじょ)のすべてのわざをなし、かつイスラエルのためにあがないをなした。すべて神(かみ)のしもべモーセの命(めい)じたとおりである。 50アロンの子孫(しそん)は次(つぎ)のとおりである。アロンの子(こ)はエレアザル、その子(こ)はピネハス、その子(こ)はアビシュア、 51その子(こ)はブッキ、その子(こ)はウジ、その子(こ)はゼラヒヤ、 52その子(こ)はメラヨテ、その子(こ)はアマリヤ、その子(こ)はアヒトブ、 53その子(こ)はザドク、その子(こ)はアヒマアズである。

54アロンの子孫(しそん)の住(す)む所(ところ)はその境(さかい)のうちにある宿営(しゅくえい)によっていえば次(つぎ)のとおりである。まずコハテびとの氏族(しぞく)がくじによって得(え)たところ、 55すなわち彼(かれ)らが与(あた)えられたところは、ユダの地(ち)にあるヘブロンとその周囲(しゅうい)の放牧(ほうぼく)地(ち)である。 56ただし、その町(まち)の田畑(たはた)とその村々(むらむら)は、エフンネの子(こ)カレブに与(あた)えられた。 57そしてアロンの子孫(しそん)に与(あた)えられたものは、のがれの町(まち)であるヘブロンおよびリブナとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ヤッテルおよびエシテモアとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 58ヒレンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、デビルとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 59アシャンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ベテシメシとその放牧(ほうぼく)地(ち)である。 60またベニヤミンの部族(ぶぞく)のうちからはゲバとその放牧(ほうぼく)地(ち)、アレメテとその放牧(ほうぼく)地(ち)、アナトテとその放牧(ほうぼく)地(ち)を与(あた)えられた。彼(かれ)らの町(まち)は、すべてその氏族(しぞく)のうちに十三あった。

61またコハテの子孫(しそん)の残(のこ)りの者(もの)は部族(ぶぞく)の氏族(しぞく)のうちからと、半(はん)部族(ぶぞく)すなわちマナセの半(はん)部族(ぶぞく)のうちからくじによって十(じゅう)の町(まち)を与(あた)えられた。 62またゲルションの子孫(しそん)はその氏族(しぞく)によってイッサカルの部族(ぶぞく)、アセルの部族(ぶぞく)、ナフタリの部族(ぶぞく)、およびバシャンのマナセの部族(ぶぞく)のうちから十三の町(まち)が与(あた)えられた。 63メラリの子孫(しそん)はその氏族(しぞく)によってルベンの部族(ぶぞく)、ガドの部族(ぶぞく)、およびゼブルンの部族(ぶぞく)のうちからくじによって十二の町(まち)が与(あた)えられた。 64このようにイスラエルの人々(ひとびと)はレビびとに町々(まちまち)とその放牧(ほうぼく)地(ち)とを与(あた)えた。 65すなわちユダの子孫(しそん)の部族(ぶぞく)とシメオンの部族(ぶぞく)の子孫(しそん)と、ベニヤミンの子孫(しそん)の部族(ぶぞく)のうちからここに名(な)をあげたこれらの町(まち)をくじによって与(あた)えた。

66コハテの子孫(しそん)の氏族(しぞく)はまたエフライムの部族(ぶぞく)のうちからも町々(まちまち)を獲(え)てその領地(りょうち)とした。 67すなわち彼(かれ)らが与(あた)えられた、のがれの町(まち)はエフライムの山地(さんち)にあるシケムとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ゲゼルとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 68ヨクメアムとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ベテホロンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 69アヤロンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ガテリンモンとその放牧(ほうぼく)地(ち)である。 70またマナセの半(はん)部族(ぶぞく)のうちからは、アネルとその放牧(ほうぼく)地(ち)およびビレアムとその放牧(ほうぼく)地(ち)を、コハテの子孫(しそん)の氏族(しぞく)の残(のこ)りのものに与(あた)えた。

71ゲルションの子孫(しそん)に与(あた)えられたものはマナセの半(はん)部族(ぶぞく)のうちからはバシャンのゴランとその放牧(ほうぼく)地(ち)、アシタロテとその放牧(ほうぼく)地(ち)。 72イッサカルの部族(ぶぞく)のうちからはケデシとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ダベラテとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 73ラモテとその放牧(ほうぼく)地(ち)、アネムとその放牧(ほうぼく)地(ち)。 74アセルの部族(ぶぞく)のうちからはマシャルとその放牧(ほうぼく)地(ち)、アブドンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 75ホコクとその放牧(ほうぼく)地(ち)、レホブとその放牧(ほうぼく)地(ち)。 76ナフタリの部族(ぶぞく)のうちからはガリラヤのケデシとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ハンモンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、キリアタイムとその放牧(ほうぼく)地(ち)である。 77このほかのもの、すなわちメラリの子孫(しそん)に与(あた)えられたものはゼブルンの部族(ぶぞく)のうちからリンモンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、タボルとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 78エリコに近(ちか)いヨルダンのかなた、すなわちヨルダンの東(ひがし)ではルベンの部族(ぶぞく)のうちからは荒野(あらの)のベゼルとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ヤザとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 79ケデモテとその放牧(ほうぼく)地(ち)、メパアテとその放牧(ほうぼく)地(ち)。 80ガドの部族(ぶぞく)のうちからはギレアデのラモテとその放牧(ほうぼく)地(ち)、マハナイムとその放牧(ほうぼく)地(ち)、 81ヘシボンとその放牧(ほうぼく)地(ち)、ヤゼルとその放牧(ほうぼく)地(ち)である。

第七章

1イッサカルの子(こ)らはトラ、プワ、ヤシュブ、シムロムの四人(にん)。 2トラの子(こ)らはウジ、レパヤ、エリエル、ヤマイ、エブサム、サムエル。これは皆(みな)トラの子(こ)で、その氏族(しぞく)の長(ちょう)である。その子孫(しそん)の大(だい)勇士(ゆうし)たる者(もの)はダビデの世(よ)にはその数(かず)二万二千六百人(にん)であった。 3ウジの子(こ)はイズラヒヤ、イズラヒヤの子(こ)らはミカエル、オバデヤ、ヨエル、イシアの五人(にん)で、みな長(ちょう)たる者(もの)であった。 4その子孫(しそん)のうちに、その氏族(しぞく)に従(したが)えば軍勢(ぐんぜい)の士卒(しそつ)三万六千人(にん)あった。これは彼(かれ)らが妻子(さいし)を多(おお)くもっていたからである。 5イッサカルのすべての氏族(しぞく)のうちの兄弟(きょうだい)たちで系図(けいず)によって数(かぞ)えられた大(だい)勇士(ゆうし)は合(あ)わせて八万七千人(にん)あった。

6ベニヤミンの子(こ)らはベラ、ベケル、エデアエルの三人(にん)。 7ベラの子(こ)らはエヅボン、ウジ、ウジエル、エレモテ、イリの五人(にん)で、皆(みな)その氏族(しぞく)の長(ちょう)である。その系図(けいず)によって数(かぞ)えられた大(だい)勇士(ゆうし)は二万二千三十四人(にん)あった。 8ベケルの子(こ)らはゼミラ、ヨアシ、エリエゼル、エリオエナイ、オムリ、エレモテ、アビヤ、アナトテ、アラメテで皆(みな)ベケルの子(こ)らである。 9その子孫(しそん)のうち、その氏族(しぞく)の長(ちょう)として系図(けいず)によって数(かぞ)えられた大(だい)勇士(ゆうし)は二万二百人(にん)あった。 10エデアエルの子(こ)はビルハン。ビルハンの子(こ)らはエウシ、ベニヤミン、エホデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシ、アヒシャハル。 11皆(みな)エデアエルの子(こ)らで氏族(しぞく)の長(ちょう)であった。その子孫(しそん)のうちには、いくさに出(で)てよく戦(たたか)う大(だい)勇士(ゆうし)が一万七千二百人(にん)あった。 12またイルの子(こ)らはシュパムとホパム。アヘルの子(こ)はホシムである。

13ナフタリの子(こ)らはヤハジエル、グニ、エゼル、シャルムで皆(みな)ビルハの産(う)んだ子(こ)である。 14マナセの子(こ)らはそのそばめであるスリヤの女(おんな)の産(う)んだアスリエル。彼女(かのじょ)はまたギレアデの父(ちち)マキルを産(う)んだ。 15マキルはホパムとシュパムの妹(いもうと)マアカという者(もの)を妻(つま)にめとった。二番目(ばんめ)の子(こ)はゼロペハデという。ゼロペハデには女(おんな)の子(こ)だけがあった。 16マキルの妻(つま)マアカは男(おとこ)の子(こ)を産(う)んで名(な)をペレシと名(な)づけた。その弟(おとうと)の名(な)はシャレシ。シャレシの子(こ)らはウラムとラケムである。 17ウラムの子(こ)はベダン。これらはマナセの子(こ)マキルの子(こ)であるギレアデの子(こ)らである。 18その妹(いもうと)ハンモレケテはイシホデ、アビエゼル、マヘラを産(う)んだ。 19セミダの子(こ)らはアヒアン、シケム、リキ、アニアムである。

20エフライムの子(こ)はシュテラ、その子(こ)はベレデ、その子(こ)はタハテ、その子(こ)はエラダ、その子(こ)はタハテ、 21その子(こ)はザバデ、その子(こ)はシュテラである。エゼルとエレアデはガテの土人(どじん)らに殺(ころ)された。これは彼(かれ)らが下(くだ)って行(い)ってその家畜(かちく)を奪(うば)おうとしたからである。 22父(ちち)エフライムが日(ひ)久(ひさ)しくこのために悲(かな)しんだので、その兄弟(きょうだい)たちが来(き)て彼(かれ)を慰(なぐさ)めた。 23そののち、エフライムは妻(つま)のところにはいった。妻(つま)ははらんで男(おとこ)の子(こ)を産(う)み、その名(な)をベリアと名(な)づけた。その家(いえ)に災(わざわい)があったからである。 24エフライムの娘(むすめ)セラは上(うえ)と下(した)のベテホロンおよびウゼン・セラを建(た)てた。 25ベリアの子(こ)はレパ、その子(こ)はレセフ、その子(こ)はテラ、その子(こ)はタハン、 26その子(こ)はラダン、その子(こ)はアミホデ、その子(こ)はエリシャマ、 27その子(こ)はヌン、その子(こ)はヨシュア。 28エフライムの子孫(しそん)の領地(りょうち)と住所(じゅうしょ)はベテルとその村々(むらむら)、また東(ひがし)の方(ほう)ではナアラン、西(にし)の方(ほう)ではゲゼルとその村々(むらむら)、またシケムとその村々(むらむら)、アワとその村々(むらむら)。 29またマナセの子孫(しそん)の国境(こっきょう)に沿(そ)って、ベテシャンとその村々(むらむら)、タアナクとその村々(むらむら)、メギドンとその村々(むらむら)、ドルとその村々(むらむら)で、イスラエルの子(こ)ヨセフの子孫(しそん)はこれらの所(ところ)に住(す)んだ。

30アセルの子(こ)らはイムナ、イシワ、エスイ、ベリアおよびその姉妹(しまい)セラ。 31ベリアの子(こ)らはヘベルとマルキエル。マルキエルはビルザヒテの父(ちち)である。 32ヘベルはヤフレテ、ショメル、ホタムおよびその姉妹(しまい)シュアを生(う)んだ。 33ヤフレテの子(こ)らはパサク、ビムハル、アシワテ。これらはヤレフテの子(こ)らである。 34彼(かれ)の兄弟(きょうだい)ショメルの子(こ)らはロガ、ホバおよびアラム。 35ショメルの兄弟(きょうだい)ヘレムの子(こ)らはゾパ、イムナ、シレシ、アマル。 36ゾパの子(こ)らはスア、ハルネペル、シュアル、ベリ、イムラ、 37ベゼル、ホド、シャンマ、シルシャ、イテラン、ベエラ。 38エテルの子(こ)らはエフンネ、ピスパおよびアラ。 39ウラの子(こ)らはアラ、ハニエル、およびリヂア。 40これらは皆(みな)アセルの子孫(しそん)であって、その氏族(しぞく)の長(ちょう)、えりぬきの大(だい)勇士(ゆうし)、つかさたちのかしらであった。その系図(けいず)によって数(かぞ)えられた者(もの)で、いくさに出(で)てよく戦(たたか)う者(もの)の数(かず)は二万六千人(にん)であった。

第八章

1ベニヤミンの生(う)んだ者(もの)は長子(ちょうし)はベラ、その次(つぎ)はアシベル、第(だい)三はアハラ、 2第(だい)四はノハ、第(だい)五はラパ。 3ベラの子(こ)らはアダル、ゲラ、アビウデ、 4アビシュア、ナアマン、アホア、 5ゲラ、シフパム、ヒラム。 6エホデの子(こ)らは次(つぎ)のとおりである。(これらはゲバの住民(じゅうみん)の氏族(しぞく)の長(ちょう)であって、マナハテに捕(とら)え移(うつ)されたものである。) 7すなわちナアマン、アヒヤ、ゲラすなわちヘグラム。ゲラはウザとアヒフデの父(ちち)であった。 8シャハライムは妻(つま)ホシムとバアラを離別(りべつ)してのち、モアブの国(くに)で子(こ)らをもうけた。 9彼(かれ)が妻(つま)ホデシによってもうけた子(こ)らはヨバブ、ヂビア、メシャ、マルカム、 10エウヅ、シャキヤ、ミルマ。これらはその子(こ)らであって氏族(しぞく)の長(ちょう)である。 11彼(かれ)はまたホシムによってアビトブとエルパアルをもうけた。 12エルパアルの子(こ)らはエベル、ミシャムおよびセメド。彼(かれ)はオノとロドとその村々(むらむら)を建(た)てた者(もの)である。 13またベリアとシマがあった。(これはアヤロンの住民(じゅうみん)の氏族(しぞく)の長(ちょう)であって、ガテの住民(じゅうみん)を追(お)い払(はら)ったものである。) 14またアヒオ、シャシャク、エレモテ。 15ゼバデヤ、アラデ、アデル、 16ミカエル、イシパおよびヨハはベリアの子(こ)らであった。 17ゼバデヤ、メシュラム、ヘゼキ、ヘベル、 18イシメライ、エズリアおよびヨバブはエルパアルの子(こ)らであった。 19ヤキン、ジクリ、ザベデ、 20エリエナイ、チルタイ、エリエル、 21アダヤ、ベラヤおよびシムラテはシマの子(こ)らであった。 22イシパン、ヘベル、エリエル、 23アブドン、ジクリ、ハナン、 24ハナニヤ、エラム、アントテヤ、 25イペデヤおよびペヌエルはシャシャクの子(こ)らであった。 26シャムセライ、シハリア、アタリヤ、 27ヤレシャ、エリヤおよびジクリはエロハムの子(こ)らであった。 28これらは歴代(れきだい)の氏族(しぞく)の長(ちょう)であり、またかしらであって、エルサレムに住(す)んだ。

29ギベオンの父(ちち)エイエルはギベオンに住(す)み、その妻(つま)の名(な)はマアカといった。 30その長子(ちょうし)はアブドンで、次(つぎ)はツル、キシ、バアル、ナダブ、 31ゲドル、アヒオ、ザケル、 32およびミクロテ。ミクロテはシメアを生(う)んだ。これらもまた兄弟(きょうだい)たちと向(む)かいあってエルサレムに住(す)んだ。 33ネルはキシを生(う)み、キシはサウルを生(う)み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生(う)んだ。 34ヨナタンの子(こ)はメリバアルで、メリバアルはミカエルを生(う)んだ。 35ミカの子(こ)らはピトン、メレク、タレア、アハズである。 36アハズはエホアダを生(う)み、エホアダはアレメテ、アズマウテ、ジムリを生(う)み、ジムリはモザを生(う)み、 37モザはビネアを生(う)んだ。ビネアの子(こ)はラパ、ラパの子(こ)はエレアサ、エレアサの子(こ)はアゼルである。 38アゼルには六人(にん)の子(こ)があり、その名(な)はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナンで、皆(みな)アゼルの子(こ)である。 39その兄弟(きょうだい)エセクの子(こ)らは、長子(ちょうし)はウラム、次(つぎ)はエウシ、第(だい)三はエリペレテである。 40ウラムの子(こ)らは大(だい)勇士(ゆうし)で、よく弓(ゆみ)を射(い)る者(もの)であった。彼(かれ)は多(おお)くの子(こ)と孫(まご)をもち、百五十人(にん)もあった。これらは皆(みな)ベニヤミンの子孫(しそん)である。

第九章

1このようにすべてのイスラエルびとは系図(けいず)によって数(かぞ)えられた。これらはイスラエルの列王紀(れつおうき)にしるされている。ユダはその不信(ふしん)のゆえにバビロンに捕囚(ほしゅう)となった。 2その領地(りょうち)の町々(まちまち)に最初(さいしょ)に住(す)んだものはイスラエルびと、祭司(さいし)、レビびとおよび宮(みや)に仕(つか)えるしもべたちであった。 3またエルサレムにはユダの子孫(しそん)、ベニヤミンの子孫(しそん)およびエフライムとマナセの子孫(しそん)が住(す)んでいた。 4すなわちユダの子(こ)ペレヅの子孫(しそん)のうちではアミホデの子(こ)ウタイ。アミホデはオムリの子(こ)、オムリはイムリの子(こ)、イムリはバニの子(こ)である。 5シロびとのうちでは長子(ちょうし)アサヤとそのほかの子(こ)たち。 6ゼラの子孫(しそん)のうちではユエルとその兄弟(きょうだい)六百九十人(にん)。 7ベニヤミンの子孫(しそん)のうちではハセヌアの子(こ)ホダビヤの子(こ)であるメシュラムの子(こ)サル、 8エロハムの子(こ)イブニヤ、ミクリの子(こ)であるウジの子(こ)エラおよびイブニヤの子(こ)リウエルの子(こ)であるシパテヤの子(こ)メシュラム、 9ならびに彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)たちで、その系図(けいず)によれば合(あ)わせて九百五十六人(にん)。これらの人々(ひとびと)は皆(みな)その氏族(しぞく)の長(ちょう)であった。

10祭司(さいし)のうちではエダヤ、ヨアリブ、ヤキン、 11およびヒルキヤの子(こ)アザリヤ、ヒルキヤはメシュラムの子(こ)、メシュラムはザドクの子(こ)、ザドクはメラヨテの子(こ)、メラヨテはアヒトブの子(こ)である。アザリヤは神(かみ)の宮(みや)のつかさである。 12またエロハムの子(こ)アダヤ、エロハムはパシュルの子(こ)、パシュルはマルキヤの子(こ)である。またアデエルの子(こ)はマアセヤ、アデエルはヤゼラの子(こ)、ヤゼラはメシュラムの子(こ)、メシュラムはメシレモテの子(こ)、メシレモテはインメルの子(こ)である。 13そのほかに彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)たちもあった。これらはその氏族(しぞく)の長(ちょう)で、合(あ)わせて一千七百六十人(にん)、みな神(かみ)の宮(みや)の務(つとめ)をするのに、はなはだ力(ちから)のある人々(ひとびと)であった。

14レビびとのうちではハシュブの子(こ)シマヤ、ハシュブはアズリカムの子(こ)、アズリカムはハシャビヤの子(こ)で、これらはメラリの子孫(しそん)である。 15またバクバッカル、ヘレシ、ガラル、およびアサフの子(こ)ジクリの子(こ)であるミカの子(こ)マッタニヤ、 16ならびにエドトンの子(こ)ガラルの子(こ)であるシマヤの子(こ)オバデヤおよびエルカナの子(こ)であるアサの子(こ)ベレキヤ、エルカナはネトパびとの村里(むらざと)に住(す)んだ者(もの)である。

17門(もん)を守(まも)るものはシャルム、アックブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟(きょうだい)たちで、シャルムはその長(ちょう)であった。 18彼(かれ)は今日(こんにち)まで東(ひがし)の方(ほう)にある王(おう)の門(もん)を守(まも)っている。これらはレビの子孫(しそん)で営の門(もん)を守(まも)る者(もの)である。 19コラの子(こ)エビヤサフの子(こ)であるコレの子(こ)シャルムおよびその氏族(しぞく)の兄弟(きょうだい)たちなどのコラびとは幕屋(まくや)のもろもろの門(もん)を守(まも)る務(つとめ)をつかさどった。その先祖(せんぞ)たちは主(しゅ)の営(えい)をつかさどり、その入口(いりぐち)を守(まも)る者(もの)であった。 20エレアザルの子(こ)ピネハスが、むかし彼(かれ)らのつかさであった。主(しゅ)は彼(かれ)とともにおられた。 21メシレミヤの子(こ)ゼカリヤは会見(かいけん)の幕屋(まくや)の門(もん)を守(まも)る者(もの)であった。 22これらは皆(みな)選(えら)ばれて門(もん)を守(まも)る者(もの)で、合(あ)わせて二百十二人(にん)あった。彼(かれ)らはその村々(むらむら)で系図(けいず)によって数(かぞ)えられた者(もの)で、ダビデと先見者(せんけんしゃ)サムエルが彼(かれ)らを職(しょく)に任(にん)じたのである。 23こうして彼(かれ)らとその子孫(しそん)は監守(かんしゅ)人(にん)として、主(しゅ)の家(いえ)である幕屋(まくや)の家(いえ)の門(もん)をつかさどった。 24門(もん)を守(まも)る者(もの)は東西(とうざい)南北(なんぼく)の四方(しほう)にいた。 25またその村々(むらむら)にいる兄弟(きょうだい)たちは七日(なぬか)ごとに代(かわ)り、来(き)て彼(かれ)らを助(たす)けた。 26門(もん)を守(まも)る者(もの)の長(ちょう)である四人(にん)のレビびとは神(かみ)の家(いえ)のもろもろの室(しつ)と宝(たから)とをつかさどった。 27彼(かれ)らは神(かみ)の家(いえ)を守(まも)る身(み)であるから、そのまわりに宿(やど)った。そして朝(あさ)ごとにこれを開(ひら)くことをした。

28そのうちに務(つとめ)の器(うつわ)をつかさどる者(もの)があった。彼(かれ)らはその数(かず)を調(しら)べて携(たずさ)え入(はい)り、またその数(かず)を調(しら)べて携(たずさ)え出(だ)した。 29またそのほかの品(ひん)、すべての聖(せい)なる器(うつわ)および麦粉(むぎこ)、ぶどう酒(しゅ)、油(あぶら)、乳香(にゅうこう)、香料(こうりょう)をつかさどる者(もの)があった。 30また祭司(さいし)のともがらのうちに香料(こうりょう)を混(ま)ぜる者(もの)があった。 31コラびとシャルムの長子(ちょうし)でレビびとのひとりであるマタテヤはせんべいを造(つく)る勤(つと)めをつかさどった。 32またコハテびとの子孫(しそん)であるその兄弟(きょうだい)たちのうちに供(そな)えのパンをつかさどって、安息日(あんそくにち)ごとにこれを整(ととの)える者(もの)どもがあった。

33レビびとの氏族(しぞく)の長(ちょう)であるこれらの者(もの)は歌(うた)うたう者(もの)であって、宮(みや)のもろもろの室(しつ)に住(す)み、ほかの務(つとめ)はしなかった。彼(かれ)らは日夜(にちや)自分(じぶん)の務(つとめ)に従(したが)ったからである。 34これらはレビびとの歴代(れきだい)の氏族(しぞく)の長(ちょう)であって、かしらたる人々(ひとびと)であった。彼(かれ)らはエルサレムに住(す)んだ。

35ギベオンの父(ちち)エヒエルはギベオンに住(す)んでいた。その妻(つま)の名(な)はマアカといった。 36彼(かれ)の長子(ちょうし)はアブドン、次(つぎ)はツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ、 37ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテである。 38ミクロテはシメアムを生(う)んだ。彼(かれ)らもその兄弟(きょうだい)たちとともにエルサレムに住(す)んで、その兄弟(きょうだい)たちと向(む)かいあっていた。 39ネルはキシを生(う)み、キシはサウルを生(う)み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生(う)んだ。 40ヨナタンの子(こ)はメリバアルで、メリバアルはミカを生(う)んだ。 41ミカの子(こ)らはピトン、メレク、タレアおよびアハズである。 42アハズはヤラを生(う)み、ヤラはアレメテ、アズマウテおよびジムリを生(う)み、ジムリはモザを生(う)み、 43モザはビネアを生(う)んだ。ビネアの子(こ)はレパヤ、その子(こ)はエレアサ、その子(こ)はアゼルである。 44アゼルに六人(にん)の男(おとこ)の子(こ)があった。その名(な)はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナン。これらはみなアゼルの子(こ)らであった。

第一〇章

1さてペリシテびとはイスラエルと戦(たたか)ったが、イスラエルの人々(ひとびと)がペリシテびとの前(まえ)から逃(に)げ、ギルボア山(やま)で殺(ころ)されて倒(たお)れたので、 2ペリシテびとはサウルとその子(こ)たちのあとを追(お)い、サウルの子(こ)ヨナタン、アビナダブおよびマルキシュアを殺(ころ)した。 3戦(たたか)いは激(はげ)しくサウルにおし迫(せま)り、射手(いて)の者(もの)どもがついにサウルを見(み)つけたので、彼(かれ)は射手(て)の者(もの)どもに傷(きず)を負(お)わされた。 4そこでサウルはその武器(ぶき)を執(と)る者(もの)に言(い)った、「つるぎを抜(ぬ)き、それをもってわたしを刺(さ)せ。さもないと、これらの割礼(かつれい)なき者(もの)が来(き)て、わたしをはずかしめるであろう」。しかしその武器(ぶき)を執(と)る者(もの)がいたく恐(おそ)れて聞(き)きいれなかったので、サウルはつるぎをとってその上(うえ)に伏(ふ)した。 5武器(ぶき)を執(と)る者(もの)はサウルの死(し)んだのを見(み)て、自分(じぶん)もまたつるぎの上(うえ)に伏(ふ)して死(し)んだ。 6こうしてサウルと三人(にん)の子(こ)らおよびその家族(かぞく)は皆(みな)ともに死(し)んだ。 7谷(たに)にいたイスラエルの人々(ひとびと)は皆(みな)彼(かれ)らの逃(に)げるのを見(み)、またサウルとその子(こ)らの死(し)んだのを見(み)て、町々(まちまち)をすてて逃(に)げたので、ペリシテびとが来(き)てそのうちに住(す)んだ。

8あくる日(ひ)ペリシテびとは殺(ころ)された者(もの)から、はぎ取(と)るために来(き)て、サウルとその子(こ)らのギルボア山(やま)に倒(たお)れているのを見(み)、 9サウルをはいでその首(くび)と、よろいかぶとを取(と)り、ペリシテびとの国(くに)の四方(しほう)に人(ひと)をつかわして、この良(よ)き知(し)らせをその偶像(ぐうぞう)と民(たみ)に告(つ)げさせた。 10そしてサウルのよろいかぶとを彼(かれ)らの神(かみ)の家(いえ)に置(お)き、首(くび)をダゴンの神殿(しんでん)にくぎづけにした。 11しかしヤベシ・ギレアデの人々(ひとびと)は皆(みな)ペリシテびとがサウルにしたことを聞(き)いたので、 12勇士(ゆうし)たちが皆(みな)立(た)ち上(あ)がり、サウルのからだとその子(こ)らのからだをとって、これをヤベシに持(も)って来(き)て、ヤベシのかしの木(き)の下(した)にその骨(ほね)を葬(ほうむ)り、七日(なぬか)の間(あいだ)、断食(だんじき)した。

13こうしてサウルは主(しゅ)にむかって犯(おか)した罪(つみ)のために死(し)んだ。すなわち彼(かれ)は主(しゅ)の言葉(ことば)を守(まも)らず、また口寄(くちよ)せに問(と)うことをして、 14主(しゅ)に問(と)うことをしなかった。それで主(しゅ)は彼(かれ)を殺(ころ)し、その国(くに)を移(うつ)してエッサイの子(こ)ダビデに与(あた)えられた。

第一一章

1ここにイスラエルの人(ひと)は皆(みな)ヘブロンにいるダビデのもとに集(あつ)まって来(き)て言(い)った、「われわれは、あなたの骨肉(こつにく)です。 2先(さき)にサウルが王(おう)であった時(とき)にも、あなたはイスラエルを率(ひき)いて出入(でい)りされました。そしてあなたの神(かみ)、主(しゅ)はあなたに『あなたはわが民(たみ)イスラエルを牧(ぼく)する者(もの)となり、わが民(たみ)イスラエルの君(きみ)となるであろう』と言(い)われました」。 3このようにイスラエルの長老(ちょうろう)が皆(みな)ヘブロンにいる王(おう)のもとに来(き)たので、ダビデはヘブロンで主(しゅ)の前(まえ)に彼(かれ)らと契約(けいやく)を結(むす)んだ。そして彼(かれ)らは、サムエルによって語(かた)られた主(しゅ)の言葉(ことば)に従(したが)ってダビデに油(あぶら)を注(そそ)ぎ、イスラエルの王(おう)とした。

4ダビデとすべてのイスラエルはエルサレムへ行(い)った。エルサレムはすなわちエブスであって、そこにはその地(ち)の住民(じゅうみん)であるエブスびとがいた。 5エブスの住民(じゅうみん)はダビデに言(い)った、「あなたはここにはいってはならない」。しかし、ダビデはシオンの要害(ようがい)を取(と)った。これがすなわちダビデの町(まち)である。 6この時(とき)ダビデは言(い)った、「だれでも第(だい)一にエブスびとを撃(う)つ者(もの)を、かしらとし、将(しょう)とする」。ゼルヤの子(こ)ヨアブが第(だい)一にのぼっていったので、かしらとなった。 7そしてダビデがその要害(ようがい)に住(す)んだので人々(ひとびと)はこれをダビデの町(まち)と名(な)づけた。 8ダビデはまたその町(まち)の周囲(しゅうい)すなわちミロから四方(しほう)に石(いし)がきを築(きず)き、ヨアブは町(まち)のほかの部分(ぶぶん)を繕(つくろ)った。 9こうしてダビデはますます大(おお)いなる者(もの)となった。万軍(ばんぐん)の主(しゅ)が彼(かれ)とともにおられたからである。

10ダビデの勇士(ゆうし)のおもなものは次(つぎ)のとおりである。彼(かれ)らはイスラエルのすべての人(ひと)とともにダビデに力(ちから)をそえて国(くに)を得(え)させ、主(しゅ)がイスラエルについて言(い)われた言葉(ことば)にしたがって、彼(かれ)を王(おう)とした人々(ひとびと)である。 11ダビデの勇士(ゆうし)の数(かず)は次(つぎ)のとおりである。すなわち三人(にん)の長(ちょう)であるハクモニびとの子(こ)ヤショベアム、彼(かれ)はやりをふるって三百人(にん)に向(む)かい、一度(ど)にこれを殺(ころ)した者(もの)である。

12彼(かれ)の次(つぎ)はアホアびとドドの子(こ)エレアザルで、三勇士(ゆうし)のひとりである。 13彼(かれ)はダビデとともにパスダミムにいたが、ペリシテびとがそこに集(あつ)まって来(き)て戦(たたか)った。そこに一面(いちめん)に大麦(おおむぎ)のはえた地所(じしょ)があった。民(たみ)はペリシテびとの前(まえ)から逃(に)げた。 14しかし彼(かれ)は地所(じしょ)の中(なか)に立(た)ってこれを防(ふせ)ぎ、ペリシテびとを殺(ころ)した。そして主(しゅ)は大(おお)いなる勝利(しょうり)を与(あた)えて彼(かれ)らを救(すく)われた。

15三十人(にん)の長(ちょう)たちのうちの三人(にん)は下(くだ)っていってアドラムのほらあなの岩(いわ)の所(ところ)にいるダビデのもとへ行(い)った。時(とき)にペリシテびとの軍勢(ぐんぜい)はレパイムの谷(たに)に陣(じん)を取(と)っていた。 16その時(とき)ダビデは要害(ようがい)におり、ペリシテびとの先陣(せんじん)はベツレヘムにあったが、 17ダビデはせつに望(のぞ)んで、「だれかベツレヘムの門(もん)のかたわらにある井戸(いど)の水(みず)をわたしに飲(の)ませてくれるとよいのだが」と言(い)った。 18そこでその三人(にん)はペリシテびとの陣(じん)を突(つ)き通(とお)って、ベツレヘムの門(もん)のかたわらにある井戸(いど)の水(みず)をくみ取(と)って、ダビデのもとに携(たずさ)えて来(き)た。しかしダビデはそれを飲(の)もうとはせず、それを主(しゅ)の前(まえ)に注(そそ)いで、 19言(い)った、「わが神(かみ)よ、わたしは断(だん)じてこれをいたしません。命(いのち)をかけて行(い)ったこの人(ひと)たちの血(ち)をどうしてわたしは飲(の)むことができましょう。彼(かれ)らは命(いのち)をかけてこの水(みず)をとって来(き)たのです」。それゆえ、ダビデはこの水(みず)を飲(の)もうとはしなかった。三勇士(ゆうし)はこのことをおこなった。

20ヨアブの兄弟(きょうだい)アビシャイは三十人(にん)の長(ちょう)であった。彼(かれ)はやりをふるって三百人(にん)に立(た)ち向(む)かい、これを殺(ころ)して三人(にん)のほかに名(な)を得(え)た。 21彼(かれ)は三十人(にん)のうち、最(もっと)も尊(たっと)ばれた者(もの)で、彼(かれ)らのかしらとなった。しかし、かの三人(にん)には及(およ)ばなかった。

22エホヤダの子(こ)ベナヤは、カブジエル出身(しゅっしん)の勇士(ゆうし)であって、多(おお)くのてがらを立(た)てた。彼(かれ)はモアブのアリエルのふたりの子(こ)を撃(う)ち殺(ころ)した。彼(かれ)はまた雪(ゆき)の日(ひ)に下(くだ)っていって、穴(あな)の中(なか)でししを撃(う)ち殺(ころ)した。 23彼(かれ)はまた身(み)のたけ五キュビトばかりのエジプトびとを撃(う)ち殺(ころ)した。そのエジプトびとは手(て)に機(はた)の巻棒(まきぼう)ほどのやりを持(も)っていたが、ベナヤはつえをとって彼(かれ)の所(ところ)へ下(くだ)って行(い)き、エジプトびとの手(て)から、やりをもぎとり、そのやりをもって彼(かれ)を殺(ころ)した。 24エホヤダの子(こ)ベナヤは、これらの事(こと)を行(い)って三勇士(ゆうし)のほかに名(な)を得(え)た。 25彼(かれ)は三十人(にん)のうちに有名(ゆうめい)であったが、かの三人(にん)には及(およ)ばなかった。ダビデは彼(かれ)を侍衛(じえい)の長(ちょう)とした。

26軍団(ぐんだん)のうちの勇士(ゆうし)はヨアブの兄弟(きょうだい)アサヘル。ベツレヘム出身(しゅっしん)のドドの子(こ)エルハナン。 27ハロデ出身(しゅっしん)のシャンマ。ペロンびとヘレヅ。 28テコア出身(しゅっしん)のイッケシの子(こ)イラ。アナトテ出身(しゅっしん)のアビエゼル。 29ホシャテびとシベカイ。アホアびとイライ。 30ネトパ出身(しゅっしん)のマハライ。ネトパ出身(しゅっしん)のバアナの子(こ)ヘレデ。 31ベニヤミンびとのギベアから出(で)たリバイの子(こ)イタイ。ピラトンのベナヤ。 32ガアシの谷(たに)のホライ。アルバテびとアビエル。 33バハルム出身(しゅっしん)のアズマウテ。シャルボン出身(しゅっしん)のエリヤバ。 34ギゾンびとハセム。ハラルびとシャゲの子(こ)ヨナタン。 35ハラルびとサカルの子(こ)アヒアム。ウルの子(こ)エリパル。 36メケラテびとヘペル。ペロンびとアヒヤ。 37カルメル出身(しゅっしん)のヘズロ。エズバイの子(こ)ナアライ。 38ナタンの兄弟(きょうだい)ヨエル。ハグリの子(こ)ミブハル。 39アンモンびとゼレク。ゼルヤの子(こ)ヨアブの武器(ぶき)を執(と)るもの、ベエロテ出身(しゅっしん)のナハライ。 40イテルびとイラ。イテルびとガレブ。 41ヘテびとウリヤ。アハライの子(こ)ザバデ。 42ルベンびとシザの子(こ)アデナ。彼(かれ)はルベンびとの長(ちょう)であって、三十人(にん)を率(ひき)いた。 43またマアカの子(こ)ハナン。ミテニびとヨシャパテ。 44アシテラテびとウジヤ。アロエルびとホタムの子(こ)らシャマとエイエル。 45テジびとシムリの子(こ)エデアエルおよびその兄弟(きょうだい)ヨハ。 46マハブびとエリエル。エルナアムの子(こ)らエリバイおよびヨシャビヤ。モアブびとイテマ。 47エリエル、オベデおよびメゾバびとヤシエルである。

第一二章

1ダビデがキシの子(こ)サウルにしりぞけられて、なおチクラグにいた時(とき)、次(つぎ)の人々(ひとびと)が彼(かれ)のもとに来(き)た。彼(かれ)らはダビデを助(たす)けて戦(たたか)った勇士(ゆうし)たちのうちにあり、 2弓(ゆみ)をよくする者(もの)、左右(さゆう)いずれの手(て)をもってもよく矢(や)を射(い)、石(いし)を投(な)げる者(もの)で、ともにベニヤミンびとで、サウルの同族(どうぞく)である。 3そのかしらはアヒエゼル、次(つぎ)はヨアシで、ともにギベア出身(しゅっしん)のシマアの子(こ)たちである。またエジエルとペレテで、ともにアズマウテの子(こ)たちである。またベラカおよびアナトテ出身(しゅっしん)のエヒウ。 4またギベオン出身(しゅっしん)のイシマヤ、彼(かれ)は三十人(にん)のうちの勇士(ゆうし)で、その三十人(にん)の長(ちょう)である。またエレミヤ、ヤハジエル、ヨハナン、ゲデラ出身(しゅっしん)のヨザバデ、 5エルザイ、エリモテ、ベアリヤ、シマリヤ、ハリフびとシパテヤ、 6エルカナ、イシア、アザリエル、ヨエゼル、ヤショベアムで、これらはコラびとである。 7またゲドルのエロハムの子(こ)たちであるヨエラおよびゼバデヤである。

8ガドびとのうちから荒野(あらの)の要害(ようがい)に来(き)て、ダビデについた者(もの)は皆(みな)勇士(ゆうし)で、よく戦(たたか)う軍人(ぐんじん)、よく盾(たて)とやりをつかう者(もの)、その顔(かお)はししの顔(かお)のようで、その速(はや)いことは山(やま)にいるしかのようであった。 9彼(かれ)らのかしらはエゼル、次(つぎ)はオバデヤ、第(だい)三はエリアブ、 10第(だい)四はミシマンナ、第(だい)五はエレミヤ、 11第(だい)六はアッタイ、第(だい)七はエリエル、 12第(だい)八はヨナハン、第(だい)九はエルザバデ、 13第(だい)十はエレミヤ、第(だい)十一はマクバナイである。 14これらはガドの子孫(しそん)で軍勢(ぐんぜい)の長(ちょう)たる者(もの)、その最(もっと)も小(ちい)さい者(もの)でも百人(にん)に当(あた)り、その最(もっと)も大(おお)いなる者(もの)は千人(にん)に当(あた)った。 15正月(しょうがつ)、ヨルダンがその全(ぜん)岸(きし)にあふれたとき、彼(かれ)らはこれを渡(わた)って、谷々(たにだに)にいる者(もの)をことごとく東(ひがし)に西(にし)に逃(に)げ走(はし)らせた。

16ベニヤミンとユダの子孫(しそん)のうちの人々(ひとびと)が要害(ようがい)に来(き)て、ダビデについた。 17ダビデは出(で)て彼(かれ)らを迎(むか)えて言(い)った、「あなたがたが好意(こうい)をもって、わたしを助(たす)けるために来(き)たのならば、わたしの心(こころ)もあなたがたと、ひとつになりましょう。しかし、わたしの手(て)になんの悪事(あくじ)もないのに、もしあなたがたが、わたしを欺(あざむ)いて、敵(てき)に渡(わた)すためであるならば、われわれの先祖(せんぞ)の神(かみ)がどうぞみそなわして、あなたがたを責(せ)められますように」。 18時(とき)に霊(れい)が三十人(にん)の長(ちょう)アマサイに臨(のぞ)み、アマサイは言(い)った、
「ダビデよ、われわれはあなたのもの。
エッサイの子(こ)よ、われわれはあなたと共(とも)にある。
平安(へいあん)あれ、あなたに平安(へいあん)あれ。
あなたを助(たす)ける者(もの)に平安(へいあん)あれ。
あなたの神(かみ)があなたを助(たす)けられる」。
そこでダビデは彼(かれ)らを受(う)けいれて部隊(ぶたい)の長(ちょう)とした。

19さきにダビデがペリシテびとと共(とも)にサウルと戦(たたか)おうと攻(せ)めて来(き)たとき、マナセびと数人(すうにん)がダビデについた。(ただしダビデはついにペリシテびとを助(たす)けなかった。それはペリシテびとの君(きみ)たちが相(あい)はかって、「彼(かれ)はわれわれの首(くび)をとって、その主君(しゅくん)サウルのもとに帰(かえ)るであろう」と言(い)って、彼(かれ)を去(さ)らせたからである。) 20ダビデがチクラグへ行(い)ったとき、マナセびとアデナ、ヨザバデ、エデアエル、ミカエル、ヨザバデ、エリウ、ヂルタイが彼(かれ)についた。皆(みな)マナセびとの千人(にん)の長(ちょう)であった。 21彼(かれ)らはダビデを助(たす)けて敵(てき)軍(ぐん)に当(あた)った。彼(かれ)らは皆(みな)大(だい)勇士(ゆうし)で軍勢(ぐんぜい)の長(ちょう)であった。 22ダビデを助(たす)ける者(もの)が日(ひ)に日(ひ)に加(くわ)わって、ついに大軍(たいぐん)となり、神(かみ)の軍勢(ぐんぜい)のようになった。

23主(しゅ)の言葉(ことば)に従(したが)い、サウルの国(くに)をダビデに与(あた)えようとして、ヘブロンにいるダビデのもとに来(き)た武装(ぶそう)した軍隊(ぐんたい)の数(かず)は、次(つぎ)のとおりである。 24ユダの子孫(しそん)で盾(たて)とやりをとり、武装(ぶそう)した者(もの)六千八百人(にん)、 25シメオンの子孫(しそん)で、よく戦(たたか)う勇士(ゆうし)七千百人(にん)、 26レビの子孫(しそん)からは四千六百人(にん)。 27エホヤダはアロンの家(いえ)のつかさで、彼(かれ)に属(ぞく)する者(もの)は三千七百人(にん)。 28ザドクは年(ねん)若(わか)い勇士(ゆうし)で、彼(かれ)の氏族(しぞく)から出(で)た将軍(しょうぐん)は二十二人(にん)。 29サウルの同族(どうぞく)、ベニヤミンの子孫(しそん)からは三千人(にん)、ベニヤミンびとの多(おお)くはなおサウルの家(いえ)に忠義(ちゅうぎ)をつくしていた。 30エフライムの子孫(しそん)からは二万八百人(にん)、皆(みな)勇士(ゆうし)で、その氏族(しぞく)の名(な)ある人々(ひとびと)であった。 31マナセの半(はん)部族(ぶぞく)からは一万八千人(にん)、皆(みな)ダビデを王(おう)に立(た)てようとして上(のぼ)って来(き)て、名(な)をつらねた者(もの)である。 32イッサカルの子孫(しそん)からはよく時勢(じせい)に通(つう)じ、イスラエルのなすべきことをわきまえた人々(ひとびと)が来(き)た。その長(ちょう)たる者(もの)が二百人(にん)あって、その兄弟(きょうだい)たちは皆(みな)その指揮(しき)に従(したが)った。 33ゼブルンからは五万人(にん)、皆(みな)訓練(くんれん)を経(へ)た軍隊(ぐんたい)で、もろもろの武具(ぶぐ)で身(み)をよろい、一心(いっしん)にダビデを助(たす)けた者(もの)である。 34ナフタリからは将(しょう)たる者(もの)一千人(にん)および盾(たて)とやりをとってこれに従(したが)う者(もの)三万七千人(にん)。 35ダンびとからは武装(ぶそう)した者(もの)二万八千六百人(にん)。 36アセルからは戦(たたか)いの備(そな)えをした熟練(じゅくれん)の者(もの)四万人(にん)。 37またヨルダンのかなたルベンびと、ガドびと、マナセの半(はん)部族(ぶぞく)からはもろもろの武具(ぶぐ)で身(み)をよろった者(もの)十二万人(にん)であった。

38すべてこれらの戦(たたか)いの備(そな)えをしたいくさびとらは真心(まごころ)をもってヘブロンに来(き)て、ダビデを全(ぜん)イスラエルの王(おう)にしようとした。このほかのイスラエルびともまた、心(こころ)をひとつにしてダビデを王(おう)にしようとした。 39彼(かれ)らはヘブロンにダビデとともに三日(か)いて、食(く)い飲(の)みした。その兄弟(きょうだい)たちは彼(かれ)らのために備(そな)えをしたからである。 40また彼(かれ)らに近(ちか)い人々(ひとびと)はイッサカル、ゼブルン、ナフタリなどの遠(とお)い所(ところ)の者(もの)まで、ろば、らくだ、騾馬(らば)、牛(うし)などに食物(しょくもつ)を負(お)わせて来(き)た。すなわち麦粉(むぎこ)の食物(しょくもつ)、干(ひ)いちじく、干(ほし)ぶどう、ぶどう酒(しゅ)、油(あぶら)、牛(うし)、羊(ひつじ)などを多(おお)く携(たずさ)えて来(き)た。これはイスラエルに喜(よろこ)びがあったからである。

第一三章

1ここにダビデは千人(にん)の長(ちょう)、百人(にん)の長(ちょう)などの諸(しょ)将(しょう)と相(あい)はかり、 2そしてダビデはイスラエルの全(ぜん)会衆(かいしゅう)に言(い)った、「もし、このことをあなたがたがよしとし、われわれの神(かみ)、主(しゅ)がこれを許(ゆる)されるならば、われわれは、イスラエルの各地(かくち)に残(のこ)っているわれわれの兄弟(きょうだい)ならびに、放牧(ほうぼく)地(ち)の付(つ)いている町々(まちまち)にいる祭司(さいし)とレビびとに、使(つかい)をつかわし、われわれの所(ところ)に呼(よ)び集(あつ)めましょう。 3また神(かみ)の箱(はこ)をわれわれの所(ところ)に移(うつ)しましょう。われわれはサウルの世(よ)にはこれをおろそかにしたからです」。 4会衆(かいしゅう)は一同(いちどう)「そうしましょう」と言(い)った。このことがすべての民(たみ)の目(め)に正(ただ)しかったからである。

5そこでダビデはキリアテ・ヤリムから神(かみ)の箱(はこ)を運(はこ)んでくるため、エジプトのシホルからハマテの入口(いりぐち)までのイスラエルをことごとく呼(よ)び集(あつ)めた。 6そしてダビデとすべてのイスラエルはバアラすなわちユダのキリアテ・ヤリムに上(のぼ)り、ケルビムの上(うえ)に座(ざ)しておられる主(しゅ)の名(な)をもって呼(よ)ばれている神(かみ)の箱(はこ)をそこからかき上(のぼ)ろうと、 7神(かみ)の箱(はこ)を新(あたら)しい車(くるま)にのせて、アビナダブの家(いえ)からひきだし、ウザとアヒヨがその車(くるま)を御(ぎょ)した。 8ダビデおよびすべてのイスラエルは歌(うた)と琴(こと)と立琴(たてごと)と、手(て)鼓(つづみ)と、シンバルと、ラッパをもって、力(ちから)をきわめて神(かみ)の前(まえ)に踊(おど)った。

9彼(かれ)らがキドンの打(う)ち場(ば)に来(き)た時(とき)、ウザは手(て)を伸(の)べて箱(はこ)を押(おさ)えた。牛(うし)がつまずいたからである。 10ウザが手(て)を箱(はこ)につけたことによって、主(しゅ)は彼(かれ)に向(む)かって怒(いか)りを発(はっ)し、彼(かれ)を撃(う)たれたので、彼(かれ)はその所(ところ)で神(かみ)の前(まえ)に死(し)んだ。 11主(しゅ)がウザを撃(う)たれたので、ダビデは怒(いか)った。その所(ところ)は今日(こんにち)までペレヅ・ウザと呼(よ)ばれている。 12その日(ひ)ダビデは神(かみ)を恐(おそ)れて言(い)った、「どうして神(かみ)の箱(はこ)を、わたしの所(ところ)へかいて行(い)けようか」。 13それでダビデはその箱(はこ)を自分(じぶん)の所(ところ)ダビデの町(まち)へは移(うつ)さず、これを転(てん)じてガテびとオベデ・エドムの家(いえ)に運(はこ)ばせた。 14神(かみ)の箱(はこ)は三か月(げつ)の間(あいだ)、オベデ・エドムの家(いえ)に、その家族(かぞく)とともにとどまった。主(しゅ)はオベデ・エドムの家族(かぞく)とそのすべての持(も)ち物(もの)を祝福(しゅくふく)された。

第一四章

1ツロの王(おう)ヒラムはダビデに使者(ししゃ)をつかわし、彼(かれ)のために家(いえ)を建(た)てさせようと香柏(こうはく)および石工(いしく)と木工(もっこう)を送(おく)った。 2ダビデは主(しゅ)が自分(じぶん)を堅(かた)く立(た)ててイスラエルの王(おう)とされたことと、その民(たみ)イスラエルのために彼(かれ)の国(くに)を大(おお)いに興(おこ)されたことを悟(さと)った。

3ダビデはエルサレムでまた妻(つま)たちをめとった。そしてダビデにまたむすこ、娘(むすめ)が生(うま)れた。 4彼(かれ)がエルサレムで得(え)た子(こ)たちの名(な)は次(つぎ)のとおりである。すなわちシャンマ、ショバブ、、ナタン、ソロモン、 5イブハル、エリシュア、エルペレテ、 6ノガ、ネペグ、ヤピア、 7エリシャマ、ベエリアダ、エリペレテである。

8さてペリシテびとはダビデが油(あぶら)を注(そそ)がれて全(ぜん)イスラエルの王(おう)になったことを聞(き)いたので、ペリシテびとはみな上(のぼ)ってきてダビデを捜(さが)した。ダビデはこれを聞(き)いてこれに当(あた)ろうと出(で)ていったが、 9ペリシテびとはすでに来(き)て、レパイムの谷(たに)を侵(おか)した。 10ダビデは神(かみ)に問(と)うて言(い)った、「ペリシテびとに向(む)かって上(のぼ)るべきでしょうか。あなたは彼(かれ)らをわたしの手(て)にわたされるでしょうか」。主(しゅ)はダビデに言(い)われた、「上(のぼ)りなさい。わたしは彼(かれ)らをあなたの手(て)にわたそう」。 11そこで彼(かれ)はバアル・ペラジムへ上(のぼ)っていった。その所(ところ)でダビデは彼(かれ)らを打(う)ち敗(はい)り、そして言(い)った、「神(かみ)は破(やぶ)り出(で)る水(みず)のように、わたしの手(て)で敵(てき)を破(やぶ)られた」。それゆえ、その所(ところ)の名(な)はバアル・ペラジムと呼(よ)ばれている。 12彼(かれ)らが自分(じぶん)たちの神(かみ)をそこに残(のこ)して退(しりぞ)いたので、ダビデは命(めい)じてこれを火(ひ)で焼(や)かせた。

13ペリシテびとは再(ふたた)び谷(たに)を侵(おか)した。 14ダビデが再(ふたた)び神(かみ)に問(と)うたので神(かみ)は言(い)われた、「あなたは彼(かれ)らを追(お)って上(のぼ)ってはならない。遠回(とおまわ)りしてバルサムの木(き)の前(まえ)から彼(かれ)らを襲(おそ)いなさい。 15バルサムの木(き)の上(うえ)に行進(こうしん)の音(おと)が聞(きこ)えたならば、あなたは行(い)って戦(たたか)いなさい。神(かみ)があなたの前(まえ)に出(で)てペリシテびとの軍勢(ぐんぜい)を撃(う)たれるからです」。 16ダビデは神(かみ)が命(めい)じられたようにして、ペリシテびとの軍勢(ぐんぜい)を撃(う)ち破(やぶ)り、ギベオンからゲゼルに及(およ)んだ。 17そこでダビデの名(な)はすべての国々(くにぐに)に聞(きこ)えわたり、主(しゅ)はすべての国(くに)びとに彼(かれ)を恐(おそ)れさせられた。

第一五章

1ダビデはダビデの町(まち)のうちに自分(じぶん)のために家(いえ)を建(た)て、また神(かみ)の箱(はこ)のために所(ところ)を備(そな)え、これがために幕屋(まくや)を張(は)った。 2ダビデは言(い)った、「神(かみ)の箱(はこ)をかくべき者(もの)はただレビびとのみである。主(しゅ)が主(しゅ)の箱(はこ)をかかせ、また主(しゅ)に長(なが)く仕(つか)えさせるために彼(かれ)らを選(えら)ばれたからである」。 3ダビデは主(しゅ)の箱(はこ)をこれがために備(そな)えた所(ところ)にかき上(のぼ)るため、イスラエルをことごとくエルサレムに集(あつ)めた。 4ダビデはまたアロンの子孫(しそん)とレビびとを集(あつ)めた。 5すなわち、コハテの子孫(しそん)のうちからはウリエルを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)百二十人(にん)、 6メラリの子孫(しそん)のうちからはアサヤを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)二百二十人(にん)、 7ゲルショムの子孫(しそん)のうちからはヨエルを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)百三十人(にん)、 8エリザパンの子孫(しそん)のうちからはシマヤを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)二百人(にん)、 9ヘブロンの子孫(しそん)のうちからはエリエルを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)八十人(にん)、 10ウジエルの子孫(しそん)のうちからはアミナダブを長(ちょう)としてその兄弟(きょうだい)百十二人(にん)である。 11ダビデは祭司(さいし)ザドクとアビヤタル、およびレビびとウリエル、アサヤ、ヨエル、シマヤ、エリエル、アミナダブを召(め)し、 12彼(かれ)らに言(い)った、「あなたがたはレビびとの氏族(しぞく)の長(ちょう)である。あなたがたとあなたがたの兄弟(きょうだい)はともに身(み)を清(きよ)め、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)の箱(はこ)をわたしがそのために備(そな)えた所(ところ)にかき上(のぼ)りなさい。 13さきにこれをかいた者(もの)があなたがたでなかったので、われわれの神(かみ)、主(しゅ)はわれわれを撃(う)たれました。これはわれわれがその定(さだ)めにしたがってそれを扱(あつか)わなかったからです」。 14そこで祭司(さいし)たちとレビびとたちはイスラエルの神(かみ)、主(しゅ)の箱(はこ)をかき上(のぼ)るために身(み)を清(きよ)め、 15レビびとたちはモーセが主(しゅ)の言葉(ことば)にしたがって命(めい)じたように、神(かみ)の箱(はこ)をさおをもって肩(かた)にになった。

16ダビデはまたレビびとの長(ちょう)たちに、その兄弟(きょうだい)たちを選(えら)んで歌(うた)うたう者(もの)となし、立琴(たてごと)と琴(こと)とシンバルなどの楽器(がっき)を打(う)ちはやし、喜(よろこ)びの声(こえ)をあげることを命(めい)じた。 17そこでレビびとはヨエルの子(こ)ヘマンと、その兄弟(きょうだい)ベレキヤの子(こ)アサフおよびメラリの子孫(しそん)である彼(かれ)らの兄弟(きょうだい)クシャヤの子(こ)エタンを選(えら)んだ。 18またこれに次(つ)ぐその兄弟(きょうだい)たちがこれと共(とも)にいた。すなわちゼカリヤ、ヤジエル、セミラモテ、エイエル、ウンニ、エリアブ、ベナヤ、マアセヤ、マッタテヤ、エリペレホ、ミクネヤおよび門(もん)を守(まも)る者(もの)オベデ・エドムとエイエル。 19歌(うた)うたう者(もの)ヘマン、アサフおよびエタンは青銅(せいどう)のシンバルを打(う)ちはやす者(もの)であった。 20ゼカリヤ、アジエル、セミラモテ、エイエル、ウンニ、エリアブ、マアセヤ、ベナヤはアラモテにしたがって立琴(たてごと)を奏(そう)する者(もの)であった。 21しかしマッタテヤ、エリペレホ、ミクネヤ、オベデ・エドム、エイエル、アザジヤはセミニテにしたがって琴(こと)をもって指揮(しき)する者(もの)であった。 22ケナニヤはレビびとの楽長(がくちょう)で、音楽(おんがく)に通(つう)じていたので、これを指揮(しき)した。 23ベレキヤとエルカナは箱(はこ)のために門(もん)を守(まも)る者(もの)であった。 24祭司(さいし)シバニヤ、ヨシャパテ、ネタネル、アマサイ、ゼカリヤ、ベナヤ、エリエゼルらは神(かみ)の箱(はこ)の前(まえ)でラッパを吹(ふ)き、オベデ・エドムとエヒアは箱(はこ)のために門(もん)を守(まも)る者(もの)であった。

25ダビデとイスラエルの長老(ちょうろう)たちおよび千人(にん)の長(ちょう)たちは行(い)って、オベデ・エドムの家(いえ)から主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)を喜(よろこ)び勇(いさ)んでかき上(のぼ)った。 26神(かみ)が主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)をかくレビびとを助(たす)けられたので、彼(かれ)らは雄牛(おうし)七頭(とう)、雄羊(おひつじ)七頭(とう)をささげた。 27ダビデは亜麻(あま)布(ぬの)の衣服(いふく)を着(き)ていた。箱(はこ)をかくすべてのレビびとは、歌(うた)うたう者(もの)、音楽(おんがく)をつかさどるケナニヤも同様(どうよう)である。ダビデはまた亜麻(あま)布(ぬの)のエポデを着(き)ていた。 28こうしてイスラエルは皆(みな)、声(こえ)をあげ、角笛(つのぶえ)を吹(ふ)きならし、ラッパと、シンバルと、立琴(たてごと)と琴(こと)をもって打(う)ちはやして主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)をかき上(のぼ)った。

29主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)がダビデの町(まち)にはいったとき、サウルの娘(むすめ)ミカルが窓(まど)からながめ、ダビデ王(おう)の舞(ま)い踊(おど)るのを見(み)て、心(こころ)のうちに彼(かれ)をいやしめた。

第一六章

1人々(ひとびと)は神(かみ)の箱(はこ)をかき入(い)れて、ダビデがそのために張(は)った幕屋(まくや)のうちに置(お)き、そして燔祭(はんさい)と酬恩祭(しゅうおんさい)を神(かみ)の前(まえ)にささげた。 2ダビデは燔祭(はんさい)と酬恩祭(しゅうおんさい)をささげ終(お)えたとき、主(しゅ)の名(な)をもって民(たみ)を祝福(しゅくふく)し、 3イスラエルの人々(ひとびと)に男(おとこ)にも女(おんな)にもおのおのパン一つ、肉(にく)一切(き)れ、干(ほし)ぶどう一かたまりを分(わ)け与(あた)えた。

4ダビデはまたレビびとのうちから主(しゅ)の箱(はこ)の前(まえ)に仕(つか)える者(もの)を立(た)てて、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)をあがめ、感謝(かんしゃ)し、ほめたたえさせた。 5楽長(がくちょう)はアサフ、その次(つぎ)はゼカリヤ、エイエル、セミラモテ、エヒエル、マッタテヤ、エリアブ、ベナヤ、オベデ・エドム、エイエルで、彼(かれ)らは立琴(たてごと)と琴(こと)を弾(だん)じ、アサフはシンバルを打(う)ち鳴(な)らし、 6祭司(さいし)ベナヤとヤハジエルは神(かみ)の契約(けいやく)の箱(はこ)の前(まえ)でつねにラッパを吹(ふ)いた。

7その日(ひ)ダビデは初(はじ)めてアサフと彼(かれ)の兄弟(きょうだい)たちを立(た)てて、主(しゅ)に感謝(かんしゃ)をささげさせた。
8主(しゅ)に感謝(かんしゃ)し、そのみ名(な)を呼(よ)び、
そのみわざをもろもろの民(たみ)の中(なか)に知(し)らせよ。
9主(しゅ)にむかって歌(うた)え、主(しゅ)をほめ歌(うた)え。
そのもろもろのくすしきみわざを語(かた)れ。
10その聖(せい)なるみ名(な)を誇(ほこ)れ。
どうか主(しゅ)を求(もと)める者(もの)の心(こころ)が喜(よろこ)ぶように。
11主(しゅ)とそのみ力(ちから)とを求(もと)めよ。
つねにそのみ顔(かお)をたずねよ。
13そのしもべアブラハムのすえよ、
その選(えら)ばれたヤコブの子(こ)らよ。
主(しゅ)のなされたくすしきみわざと、その奇跡(きせき)と、
そのみ口(くち)のさばきとを心(こころ)にとめよ。
14彼(かれ)はわれわれの神(かみ)、主(しゅ)にいます。
そのさばきは全(ぜん)地(ち)にある。
15主(しゅ)はとこしえにその契約(けいやく)をみこころにとめられる。
これはよろずよに命(めい)じられたみ言葉(ことば)であって、
16アブラハムと結(むす)ばれた契約(けいやく)、
イサクに誓(ちか)われた約束(やくそく)である。
17主(しゅ)はこれを堅(かた)く立(た)ててヤコブのために定(さだ)めとし、
イスラエルのためにとこしえの契約(けいやく)として、
18言(い)われた、「あなたにカナンの地(ち)を与(あた)えて、
あなたがたの受(う)ける嗣(し)業(ぎょう)の分(わ)け前(まえ)とする」と。
19その時(とき)、彼(かれ)らの数(かず)は少(すく)なくて、
数(かぞ)えるに足(た)らず、かの国(くに)で旅(たび)びととなり、
20国(くに)から国(くに)へ行(い)き、
この国(くに)からほかの民(たみ)へ行(い)った。
21主(しゅ)は人(ひと)の彼(かれ)らをしえたげるのをゆるされず、
彼(かれ)らのために王(おう)たちを懲(こら)しめて、
22言(い)われた、「わが油(あぶら)そそがれた者(もの)たちに
さわってはならない。
わが預言者(よげんしゃ)たちに害(がい)を加(くわ)えてはならない」と。
23全(ぜん)地(ち)よ、主(しゅ)に向(む)かって歌(うた)え。
日(ひ)ごとにその救(すくい)を宣(の)べ伝(つた)えよ。
24もろもろの国(くに)の中(なか)にその栄光(えいこう)をあらわし、
もろもろの民(たみ)の中(なか)にくすしきみわざをあらわせ。
25主(しゅ)は大(おお)いなるかたにいまして、
いとほめたたうべき者(もの)、
もろもろの神(かみ)にまさって、恐(おそ)るべき者(もの)だからである。
26もろもろの民(たみ)のすべての神(かみ)はむなしい。
しかし主(しゅ)は天(てん)を造(つく)られた。
27誉(ほまれ)と威厳(いげん)とはそのみ前(まえ)にあり、
力(ちから)と喜(よろこ)びとはその聖所(せいじょ)にある。
28もろもろの民(たみ)のやからよ、主(しゅ)に帰(き)せよ、
栄光(えいこう)と力(ちから)とを主(しゅ)に帰(き)せよ。
29そのみ名(な)にふさわしい栄光(えいこう)を主(しゅ)に帰(き)せよ。
供(そな)え物(もの)を携(たずさ)えて主(しゅ)のみ前(まえ)にきたれ。
聖(せい)なる装(よそお)いをして主(しゅ)を拝(おが)め。
30全(ぜん)地(ち)よ、そのみ前(まえ)におののけ。
世界(せかい)は堅(かた)く立(た)って、動(うご)かされることはない。
31天(てん)は喜(よろこ)び、地(ち)はたのしみ、
もろもろの国民(くにたみ)の中(なか)に言(い)え、「主(しゅ)は王(おう)であられる」と。
32海(うみ)とその中(なか)に満(み)つるものとは鳴(な)りどよめき、
田畑(たはた)とその中(なか)のすべての物(もの)は喜(よろこ)べ。
33そのとき林(はやし)のもろもろの木(き)も主(しゅ)のみ前(まえ)に喜(よろこ)び歌(うた)う。
主(しゅ)は地(ち)をさばくためにこられるからである。
34主(しゅ)に感謝(かんしゃ)せよ、主(しゅ)は恵(めぐ)みふかく、
そのいつくしみはとこしえに絶(た)えることがない。
35また言(い)え、「われわれの救(すくい)の神(かみ)よ、われわれを救(すく)い、
もろもろの国民(くにたみ)の中(なか)から
われわれを集(あつ)めてお救(すく)いください。
そうすればあなたの聖(せい)なるみ名(な)に感謝(かんしゃ)し、
あなたの誉(ほまれ)を誇(ほこ)るでしょう。
36イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)は、
とこしえからとこしえまでほむべきかな」と。
その時(とき)すべての民(たみ)は「アァメン」と言(い)って主(しゅ)をほめたたえた。

37ダビデはアサフとその兄弟(きょうだい)たちを主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)の前(まえ)にとめおいて、常(つね)に箱(はこ)の前(まえ)に仕(つか)え、日々(ひび)のわざを行(おこな)わせた。 38オベデ・エドムとその兄弟(きょうだい)たちは合(あ)わせて六十八人(にん)である。またエドトンの子(こ)オベデ・エドムおよびホサは門守(かどもり)であった。 39祭司(さいし)ザドクとその兄弟(きょうだい)である祭司(さいし)たちはギベオンにある高(たか)き所(ところ)で主(しゅ)の幕屋(まくや)の前(まえ)に仕(つか)え、 40主(しゅ)がイスラエルに命(めい)じられた律法(りっぽう)にしるされたすべてのことにしたがって燔祭(はんさい)の壇(だん)の上(うえ)に朝夕(あさゆう)たえず燔祭(はんさい)を主(しゅ)にささげた。 41また彼(かれ)らとともにヘマン、エドトンおよびほかの選(えら)ばれて名(な)をしるされた者(もの)どもがいて、主(しゅ)のいつくしみの世々(よよ)限(かぎ)りなきことについて主(しゅ)に感謝(かんしゃ)した。 42すなわちヘマンおよびエドトンは彼(かれ)らとともにいて、ラッパ、シンバルおよびその他(た)の聖歌(せいか)のための楽器(がっき)をとって音楽(おんがく)を奏(そう)し、エドトンの子(こ)らは門(もん)を守(まも)った。

43こうして民(たみ)は皆(みな)おのおの家(いえ)に帰(かえ)り、ダビデはその家族(かぞく)を祝福(しゅくふく)するために帰(かえ)って行(い)った。

第一七章

1さてダビデは自分(じぶん)の家(いえ)に住(す)むようになったとき、預言者(よげんしゃ)ナタンに言(い)った、「見(み)よ、わたしは香柏(こうはく)の家(いえ)に住(す)んでいるが、主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)は天幕(てんまく)のうちにある」。 2ナタンはダビデに言(い)った、「神(かみ)があなたとともにおられるから、すべてあなたの心(こころ)にあるところを行(おこな)いなさい」。

3その夜(よる)、神(かみ)の言葉(ことば)がナタンに臨(のぞ)んで言(い)った、 4「行(い)ってわたしのしもべダビデに告(つ)げよ、『主(しゅ)はこう言(い)われる、わたしの住(す)む家(いえ)を建(た)ててはならない。 5わたしはイスラエルを導(みちび)き上(のぼ)った日(ひ)から今日(こんにち)まで、家(いえ)に住(す)まわず、天幕(てんまく)から天幕(てんまく)に、幕屋(まくや)から幕屋(まくや)に移(うつ)ったのである。 6わたしがすべてのイスラエルと共(とも)に歩(あゆ)んだすべての所(ところ)で、わたしの民(たみ)を牧(ぼく)することを命(めい)じたイスラエルのさばきづかさのひとりに、ひと言(こと)でも、「どうしてあなたがたは、わたしのために香柏(こうはく)の家(いえ)を建(た)てないのか」と言(い)ったことがあるだろうか』と。 7それゆえ今(いま)あなたは、わたしのしもべダビデにこう言(い)いなさい、『万軍(ばんぐん)の主(しゅ)はこう仰(おお)せられる、「わたしはあなたを牧場(まきば)から、羊(ひつじ)に従(したが)っている所(ところ)から取(と)って、わたしの民(たみ)イスラエルの君(きみ)とし、 8あなたがどこへ行(い)くにもあなたと共(とも)におり、あなたのすべての敵(てき)をあなたの前(まえ)から断(た)ち去(さ)った。わたしはまた地(ち)の上(うえ)の大(おお)いなる者(もの)の名(な)のような名(な)をあなたに得(え)させよう。 9そしてわたしはわが民(たみ)イスラエルのために一つの所(ところ)を定(さだ)めて、彼(かれ)らを植(う)えつけ、彼(かれ)らを自分(じぶん)の所(ところ)に住(す)ませ、重(かさ)ねて動(うご)くことのないようにしよう。 10また前(まえ)のように、すなわちわたしがわが民(たみ)イスラエルの上(うえ)にさばきづかさを立(た)てた時(とき)からこのかたのように、悪(わる)い人(ひと)が重(かさ)ねてこれを荒(あら)すことはないであろう。わたしはまたあなたのもろもろの敵(てき)を征服(せいふく)する。かつわたしは主(しゅ)があなたのために家(いえ)を建(た)てられることを告(つ)げる。 11あなたの日(ひ)が満(み)ち、あなたの先祖(せんぞ)たちの所(ところ)へ行(い)かねばならぬとき、わたしはあなたの子(こ)、すなわちあなたの子(こ)らのひとりを、あなたのあとに立(た)てて、その王国(おうこく)を堅(かた)くする。 12彼(かれ)はわたしのために家(いえ)を建(た)てるであろう。わたしは長(なが)く彼(かれ)の位(くらい)を堅(かた)くする。 13わたしは彼(かれ)の父(ちち)となり、彼(かれ)はわたしの子(こ)となる。わたしは、わたしのいつくしみを、あなたのさきにあった者(もの)から取(と)り去(さ)ったように、彼(かれ)からは取(と)り去(さ)らない。 14かえって、わたしは彼(かれ)を長(なが)くわたしの家(いえ)に、わたしの王国(おうこく)にすえおく。彼(かれ)の位(くらい)はとこしえに堅(かた)く立(た)つであろう』」。 15ナタンはすべてこれらの言葉(ことば)のように、またすべてこの幻(まぼろし)のようにダビデに語(かた)った。

16そこで、ダビデ王(おう)は、はいって主(しゅ)の前(まえ)に座(ざ)して言(い)った、「主(しゅ)なる神(かみ)よ、わたしがだれ、わたしの家(いえ)がなんであるので、あなたはこれまでわたしを導(みちび)かれたのですか。 17神(かみ)よ、これはあなたの目(め)には小(ちい)さな事(こと)です。主(しゅ)なる神(かみ)よ、あなたはしもべの家(いえ)について、はるか後(のち)の事(こと)を語(かた)って、きたるべき代々(よよ)のことを示(しめ)されました。 18しもべの名誉(めいよ)については、ダビデはこの上(うえ)あなたに何(なに)を申(もう)しあげることができましょう。あなたはしもべを知(し)っておられるからです。 19主(しゅ)よ、あなたはしもべのために、またあなたの心(こころ)にしたがって、このもろもろの大(おお)いなる事(こと)をなし、すべての大(おお)いなる事(こと)を知(し)らされました。 20主(しゅ)よ、われわれがすべて耳(みみ)に聞(き)いた所(ところ)によれば、あなたのようなものはなく、またあなたのほかに神(かみ)はありません。 21また地上(ちじょう)のどの国民(こくみん)が、あなたの民(たみ)イスラエルのようでありましょうか。これは神(かみ)が行(い)って、自分(じぶん)のためにあがなって民(たみ)とし、エジプトからあなたがあがない出(だ)されたあなたの民(たみ)の前(まえ)から国々(くにぐに)の民(たみ)を追(お)い払(はら)い、大(おお)いなる恐(おそ)るべき事(こと)を行(い)って、名(な)を得(え)られたものではありませんか。 22あなたはあなたの民(たみ)イスラエルを長(なが)くあなたの民(たみ)とされました。主(しゅ)よ、あなたは彼(かれ)らの神(かみ)となられたのです。 23それゆえ主(しゅ)よ、あなたがしもべと、しもべの家(いえ)について語(かた)られた言葉(ことば)を長(なが)く堅(かた)くして、あなたの言(い)われたとおりにしてください。 24そうすればあなたの名(な)はとこしえに堅(かた)くされ、あがめられて、『イスラエルの神(かみ)、万軍(ばんぐん)の主(しゅ)はイスラエルの神(かみ)である』と言(い)われ、またあなたのしもべダビデの家(いえ)はあなたの前(まえ)に堅(かた)く立(た)つことができるでしょう。 25わが神(かみ)よ、あなたは彼(かれ)のために家(いえ)を建(た)てると、しもべに示(しめ)されました。それゆえ、しもべはあなたの前(まえ)に祈(いの)る勇気(ゆうき)を得(え)ました。 26主(しゅ)よ、あなたは神(かみ)にいまし、この良(よ)き事(こと)をしもべに約束(やくそく)されました。 27それゆえどうぞいま、しもべの家(いえ)を祝福(しゅくふく)し、あなたの前(まえ)に長(なが)く続(つづ)かせてくださるように。主(しゅ)よ、あなたの祝福(しゅくふく)されるものは長(なが)く祝福(しゅくふく)を受(う)けるからです」。

第一八章

1この後(のち)ダビデはペリシテびとを撃(う)ってこれを征服(せいふく)し、ペリシテびとの手(て)からガテとその村々(むらむら)を取(と)った。

2彼(かれ)はまたモアブを撃(う)った。モアブびとはダビデのしもべとなって、みつぎを納(おさ)めた。

3ダビデはまた、ハマテのゾバの王(おう)ハダデゼルがユフラテ川(かわ)のほとりに、その記念碑(きねんひ)を建(た)てようとして行(い)ったとき彼(かれ)を撃(う)った。 4そしてダビデは彼(かれ)から戦車(せんしゃ)一千、騎兵(きへい)七千人(にん)、歩兵(ほへい)二万人(にん)を取(と)った。ダビデは一百の戦車(せんしゃ)の馬(うま)を残(のこ)して、そのほかの戦車(せんしゃ)の馬(うま)はみなその足(あし)の筋(すじ)を切(き)った。 5その時(とき)ダマスコのスリヤびとがゾバの王(おう)ハダデゼルを助(たす)けるために来(き)たので、ダビデはそのスリヤびと二万二千人(にん)を殺(ころ)した。 6そしてダビデはダマスコのスリヤに守備(しゅび)隊(たい)を置(お)いた。スリヤびとはみつぎを納(おさ)めてダビデのしもべとなった。主(しゅ)はダビデにすべてその行(い)く所(ところ)で勝利(しょうり)を与(あた)えられた。 7ダビデはハダデゼルのしもべらが持(も)っていた金(きん)の盾(たて)を奪(うば)って、エルサレムに持(も)ってきた。 8またハダデゼルの町(まち)テブハテとクンからダビデは非常(ひじょう)に多(おお)くの青銅(せいどう)を取(と)った。ソロモンはそれを用(もち)いて青銅(せいどう)の海(うみ)、柱(はしら)および青銅(せいどう)の器(うつわ)を造(つく)った。

9時(とき)にハマテの王(おう)トイはダビデがゾバの王(おう)ハダデゼルのすべての軍勢(ぐんぜい)を撃(う)ち破(やぶ)ったことを聞(き)き、 10その子(こ)ハドラムをダビデ王(おう)につかわして、彼(かれ)にあいさつさせ、かつ祝(しゅく)を述(の)べさせた。ハダデゼルはかつてしばしばトイと戦(たたか)いを交(まじ)えたが、ダビデはハダデゼルと戦(たたか)って、これを撃(う)ち破(やぶ)ったからである。ハドラムは金(きん)、銀(ぎん)および青銅(せいどう)のさまざまの器(うつわ)を贈(おく)ったので、 11ダビデ王(おう)はこれをエドム、モアブ、アンモンの人々(ひとびと)、ペリシテびと、アマクレなどの諸(しょ)国民(こくみん)のうちから取(と)ってきた金銀(きんぎん)とともに、主(しゅ)にささげた。

12ゼルヤの子(こ)アビシャイは塩(しお)の谷(たに)で、エドムびと一万八千を撃(う)ち殺(ころ)した。 13ダビデはエドムに守備(しゅび)隊(たい)を置(お)き、エドムびとは皆(みな)ダビデのしもべとなった。主(しゅ)はダビデにすべてその行(い)く所(ところ)で勝利(しょうり)を与(あた)えられた。 14こうしてダビデはイスラエルの全(ぜん)地(ち)を治(おさ)め、そのすべての民(たみ)に公道(こうどう)と正義(せいぎ)を行(おこな)った。 15ゼルヤの子(こ)ヨアブは軍(ぐん)の長(ちょう)、アヒルデの子(こ)ヨシャパテは史官(しかん)、 16アヒトブの子(こ)ザドクとアビヤタルの子(こ)アビメレクは祭司(さいし)、シャウシャは書記官(しょきかん)、 17エホヤダの子(こ)ベナヤはケレテびととペレテびとの長(ちょう)、ダビデの子(こ)たちは王(おう)のかたわらにはべる大臣(だいじん)であった。

第一九章

1この後(のち)アンモンの人々(ひとびと)の王(おう)ナハシが死(し)んで、その子(こ)がこれに代(かわ)って王(おう)となった。 2そのときダビデは言(い)った、「わたしはナハシの子(こ)ハヌンに、彼(かれ)の父(ちち)がわたしに恵(めぐ)みを施(ほどこ)したように、恵(めぐ)みを施(ほどこ)そう」。そしてダビデは彼(かれ)をその父(ちち)のゆえに慰(なぐさ)めようとして使者(ししゃ)をつかわした。ダビデのしもべたちはハヌンを慰(なぐさ)めるためアンモンの人々(ひとびと)の地(ち)に来(き)たが、 3アンモンの人々(ひとびと)のつかさたちはハヌンに言(い)った、「ダビデが慰(なぐさ)める者(もの)をあなたのもとにつかわしたことによって、あなたは彼(かれ)があなたの父(ちち)を尊(たっと)ぶのだと思(おも)われますか。彼(かれ)のしもべたちが来(き)たのは、この国(くに)をうかがい、探(さぐ)って滅(ほろ)ぼすためではありませんか」。 4そこでハヌンはダビデのしもべたちを捕(とら)えて、そのひげをそり落(おと)し、その着物(きもの)を中(なか)ほどから断(た)ち切(き)って腰(こし)の所(ところ)までにして彼(かれ)らを帰(かえ)してやった。 5ある人々(ひとびと)が来(き)て、この人(ひと)たちのされたことをダビデに告(つ)げたので、彼(かれ)は人(ひと)をつかわして、彼(かれ)らを迎(むか)えさせた。その人々(ひとびと)が非常(ひじょう)に恥(は)じたからである。そこで王(おう)は言(い)った、「ひげがのびるまでエリコにとどまって、その後(のち)帰(かえ)りなさい」。

6アンモンの人々(ひとびと)は自分(じぶん)たちがダビデに憎(にく)まれることをしたとわかったので、ハヌンおよびアンモンの人々(ひとびと)は銀(ぎん)千タラントを送(おく)ってメソポタミヤとアラム・マアカ、およびゾバから戦車(せんしゃ)と騎兵(きへい)を雇(やと)い入(い)れた。 7すなわち戦車(せんしゃ)三万二千およびマアカの王(おう)とその軍隊(ぐんたい)を雇(やと)い入(い)れたので、彼(かれ)らは来(き)てメデバの前(まえ)に陣(じん)を張(は)った。そこでアンモンの人々(ひとびと)は町々(まちまち)から寄(よ)り集(あつ)まって、戦(たたか)いに出動(しゅつどう)した。 8ダビデはこれを聞(き)いてヨアブと勇士(ゆうし)の全(ぜん)軍(ぐん)をつかわしたので、 9アンモンの人々(ひとびと)は出(で)て来(き)て町(まち)の入口(いりぐち)に戦(たたか)いの備(そな)えをした。また助(たす)けに来(き)た王(おう)たちは別(べつ)に野(の)にいた。

10時(とき)にヨアブは戦(たたか)いが前後(ぜんご)から自分(じぶん)に向(む)かっているのを見(み)て、イスラエルのえり抜(ぬ)きの兵士(へいし)のうちから選(えら)んで、これをスリヤびとに対(たい)して備(そな)え、 11そのほかの民(たみ)を自分(じぶん)の兄弟(きょうだい)アビシャイの手(て)にわたして、アンモンの人々(ひとびと)に対(たい)して備(そな)えさせ、 12そして言(い)った、「もしスリヤびとがわたしに手(て)ごわいときは、わたしを助(たす)けてください。もしアンモンの人々(ひとびと)があなたに手(て)ごわいときは、あなたを助(たす)けましょう。 13勇(いさ)ましくしてください。われわれの民(たみ)のためと、われわれの神(かみ)の町々(まちまち)のために、勇(いさ)ましくしましょう。どうか、主(しゅ)が良(よ)いと思(おも)われることをされるように」。 14こうしてヨアブが自分(じぶん)と一緒(いっしょ)にいる民(たみ)と共(とも)にスリヤびとに向(む)かって戦(たたか)おうとして近(ちか)づいたとき、スリヤびとは彼(かれ)の前(まえ)から逃(に)げた。 15アンモンの人々(ひとびと)はスリヤびとの逃(に)げるのを見(み)て、彼(かれ)らもまたヨアブの兄弟(きょうだい)アビシャイの前(まえ)から逃(に)げて町(まち)にはいった。そこでヨアブはエルサレムに帰(かえ)った。

16しかしスリヤびとは自分(じぶん)たちがイスラエルの前(まえ)に打(う)ち敗(やぶ)られたのを見(み)て、使者(ししゃ)をつかわし、ハダデゼルの軍(ぐん)の長(ちょう)ショパクの率(ひき)いるユフラテ川(かわ)の向(む)こう側(がわ)にいるスリヤびとを引(ひ)き出(だ)した。 17この事(こと)がダビデに聞(きこ)えたので、彼(かれ)はイスラエルをことごとく集(あつ)め、ヨルダンを渡(わた)り、彼(かれ)らの所(ところ)に来(き)て、これに向(む)かって戦(たたか)いの備(そな)えをした。ダビデがこのようにスリヤびとに対(たい)して戦(たたか)いの備(そな)えをしたとき、彼(かれ)はダビデと戦(たたか)った。 18しかしスリヤびとがイスラエルの前(まえ)から逃(に)げたので、ダビデはスリヤびとの戦車(せんしゃ)の兵(へい)七千、歩兵(ほへい)四万を殺(ころ)し、また軍(ぐん)の長(ちょう)ショパクをも殺(ころ)した。 19ハダデゼルのしもべたちは味方(みかた)の者(もの)がイスラエルに打(う)ち敗(やぶ)られたのを見(み)て、ダビデと和(わ)を講(こう)じ、彼(かれ)に仕(つか)えた。スリヤびとは再(ふたた)びアンモンびとを助(たす)けることをしなかった。

第二〇章

1春(はる)になって、王(おう)たちが戦(たたか)いに出(で)るに及(およ)んで、ヨアブは軍勢(ぐんぜい)を率(ひき)いてアンモンびとの地(ち)を荒(あら)し、行(い)ってラバを包囲(ほうい)した。しかしダビデはエルサレムにとどまった。ヨアブはラバを撃(う)って、これを滅(ほろ)ぼした。 2そしてダビデは彼(かれ)らの王(おう)の冠(かんむり)をその頭(あたま)から取(と)りはなした。その金(きん)の重(おも)さを量(はか)ってみると一タラント、またその中(なか)に宝石(ほうせき)があった。これをダビデの頭(あたま)に置(お)いた。ダビデはまたその町(まち)のぶんどり物(もの)を非常(ひじょう)に多(おお)く持(も)ち出(だ)した。 3また彼(かれ)はそのうちの民(たみ)を引(ひ)き出(だ)して、これをのこぎりと、鉄(てつ)のつるはしと、おのを使(つか)う仕事(しごと)につかせた。ダビデはアンモンびとのすべての町々(まちまち)にこのように行(い)った。そしてダビデと民(たみ)とは皆(みな)エルサレムに帰(かえ)った。

4この後(のち)ゲゼルでペリシテびとと戦(たたか)いが起(た)った。その時(とき)ホシャびとシベカイが巨人(きょじん)の子孫(しそん)のひとりシパイを殺(ころ)した。かれらはついに征服(せいふく)された。 5ここにまたペリシテびとと戦(たたか)いがあったが、ヤイルの子(こ)エルハナンはガテびとゴリアテの兄弟(きょうだい)ラミを殺(ころ)した。そのやりの柄(え)は機(はた)の巻棒(まきぼう)のようであった。 6またガテに戦(たたか)いがあったが、そこにひとりの背(せ)の高(たか)い人(ひと)がいた。その手(て)の指(ゆび)と足(あし)の指(ゆび)は六本(ぽん)ずつで、合(あ)わせて二十四本(ほん)あった。彼(かれ)もまた巨人(きょじん)から生(うま)れた者(もの)であった。 7彼(かれ)はイスラエルをののしったので、ダビデの兄弟(きょうだい)シメアの子(こ)ヨナタンがこれを殺(ころ)した。 8これらはガテで巨人(きょじん)から生(うま)れた者(もの)であったが、ダビデの手(て)とその家来(けらい)たちの手(て)に倒(たお)れた。

第二一章

1時(とき)にサタンが起(た)ってイスラエルに敵(てき)し、ダビデを動(うご)かしてイスラエルを数(かぞ)えさせようとした。 2ダビデはヨアブと軍(ぐん)の将校(しょうこう)たちに言(い)った、「あなたがたは行(い)って、ベエルシバからダンまでのイスラエルを数(かぞ)え、その数(かず)を調(しら)べてわたしに知(し)らせなさい」。 3ヨアブは言(い)った、「それがどのくらいあっても、どうか主(しゅ)がその民(たみ)を百倍(ばい)に増(ま)されるように。しかし王(おう)わが主(しゅ)よ、彼(かれ)らは皆(みな)あなたのしもべではありませんか。どうしてわが主(しゅ)はこの事(こと)を求(もと)められるのですか。どうしてイスラエルに罪(つみ)を得(え)させられるのですか」。 4しかし王(おう)の言葉(ことば)がヨアブに勝(か)ったので、ヨアブは出(で)て行(い)って、イスラエルをあまねく行(い)き巡(めぐ)り、エルサレムに帰(かえ)って来(き)た。 5そしてヨアブは民(たみ)の総数(そうすう)をダビデに告(つ)げた。すなわちイスラエルにはつるぎを抜(ぬ)く者(もの)が百十万人(にん)、ユダにはつるぎを抜(ぬ)く者(もの)が四十七万人(にん)あった。 6しかしヨアブは王(おう)の命令(めいれい)を快(こころよ)しとしなかったので、レビとベニヤミンとはその中(なか)に数(かぞ)えなかった。

7この事(こと)が神(かみ)の目(め)に悪(わる)かったので、神(かみ)はイスラエルを撃(う)たれた。 8そこでダビデは神(かみ)に言(い)った、「わたしはこの事(こと)を行(い)って大(おお)いに罪(つみ)を犯(おか)しました。しかし今(いま)どうか、しもべの罪(つみ)を除(のぞ)いてください。わたしは非常(ひじょう)に愚(おろ)かなことをいたしました」。 9主(しゅ)はダビデの先見者(せんけんしゃ)ガデに告(つ)げて言(い)われた、 10「行(い)ってダビデに言(い)いなさい、『主(しゅ)はこう仰(おお)せられる、わたしは三つの事(こと)を示(しめ)す。あなたはその一つを選(えら)びなさい。わたしはそれをあなたに行(おこな)おう』と」。 11ガデはダビデのもとに来(き)て言(い)った、「主(しゅ)はこう仰(おお)せられます、『あなたは選(えら)びなさい。 12すなわち三年(ねん)のききんか、あるいは三月(がつ)の間(あいだ)、あなたのあだの前(まえ)に敗(やぶ)れて、敵(てき)のつるぎに追(お)いつかれるか、あるいは三日(か)の間(あいだ)、主(しゅ)のつるぎすなわち疫病(えきびょう)がこの国(くに)にあって、主(しゅ)の使(つかい)がイスラエルの全(ぜん)領域(りょういき)にわたって滅(ほろ)ぼすことをするか』。いま、わたしがどういう答(こたえ)をわたしをつかわしたものになすべきか決(き)めなさい」。 13ダビデはガデに言(い)った、「わたしは非常(ひじょう)に悩(なや)んでいるが、主(しゅ)のあわれみは大(おお)きいゆえ、わたしを主(しゅ)の手(て)に陥(おちい)らせてください。しかしわたしを人(ひと)の手(て)に陥(おちい)らせないでください」。

14そこで主(しゅ)はイスラエルに疫病(えきびょう)を下(くだ)されたので、イスラエルびとのうち七万人(にん)が倒(たお)れた。 15神(かみ)はまたみ使(つかい)をエルサレムにつかわして、これを滅(ほろ)ぼそうとされたが、み使(つかい)がまさに滅(ほろ)ぼそうとしたとき、主(しゅ)は見(み)られて、この災(わざわい)を悔(く)い、その滅(ほろ)ぼすみ使(つかい)に言(い)われた、「もうじゅうぶんだ。今(いま)あなたの手(て)をとどめよ」。そのとき主(しゅ)の使(つかい)はエブスびとオルナンの打(う)ち場(ば)のかたわらに立(た)っていた。 16ダビデが目(め)をあげて見(み)ると、主(しゅ)の使(つかい)が地(ち)と天(てん)の間(あいだ)に立(た)って、手(て)に抜(ぬ)いたつるぎをもち、エルサレムの上(うえ)にさし伸(の)べていたので、ダビデと長老(ちょうろう)たちは荒布(あらぬの)を着(き)て、ひれ伏(ふ)した。 17そしてダビデは神(かみ)に言(い)った、「民(たみ)を数(かぞ)えよと命(めい)じたのはわたしではありませんか。罪(つみ)を犯(おか)し、悪(わる)い事(こと)をしたのはわたしです。しかしこれらの羊(ひつじ)は何(なに)をしましたか。わが神(かみ)、主(しゅ)よ、どうぞあなたの手(て)をわたしと、わたしの父(ちち)の家(いえ)にむけてください。しかし災(わざわい)をあなたの民(たみ)に下(くだ)さないでください」。

18時(とき)に主(しゅ)の使(つかい)はガデに命(めい)じ、ダビデが上(のぼ)って行(い)って、エブスびとオルナンの打(う)ち場(ば)で主(しゅ)のために一つの祭壇(さいだん)を築(きず)くように告(つ)げさせた。 19そこでダビデはガデが主(しゅ)の名(な)をもって告(つ)げた言葉(ことば)に従(したが)って上(のぼ)って行(い)った。 20そのときオルナンは麦(むぎ)を打(う)っていたが、ふりかえってみ使(つかい)を見(み)たので、ともにいた彼(かれ)の四人(にん)の子(こ)は身(み)をかくした。 21ダビデがオルナンに近(ちか)づくと、オルナンは目(め)を上(あ)げてダビデを見(み)、打(う)ち場(ば)から出(で)て来(き)て地(ち)にひれ伏(ふ)してダビデを拝(はい)した。 22ダビデはオルナンに言(い)った、「この打(う)ち場(ば)の所(ところ)をわたしに与(あた)えなさい。わたしは災(わざわい)が民(たみ)に下(くだ)るのをとどめるため、そこに主(しゅ)のために一つの祭壇(さいだん)を築(きず)きます。あなたは、そのじゅうぶんな価(あたい)をとってこれをわたしに与(あた)えなさい」。 23オルナンはダビデに言(い)った、「どうぞこれをお取(と)りなさい。そして王(おう)わが主(しゅ)の良(よ)しと見(み)られるところを行(おこな)いなさい。わたしは牛(うし)を燔祭(はんさい)のために、打(だ)穀(こっ)機(き)をたきぎのために、麦(むぎ)を素祭(そさい)のためにささげます。わたしは皆(みな)これをささげます」。 24ダビデ王(おう)はオルナンに言(い)った、「いいえ、わたしはじゅうぶんな代価(だいか)を払(はら)ってこれを買(か)います。わたしは主(しゅ)のためにあなたのものを取(と)ることをしません。また、費(つい)えなしに燔祭(はんさい)をささげることをいたしません」。 25それでダビデはその所(ところ)のために金(きん)六百シケルをはかって、オルナンに払(はら)った。 26こうしてダビデは主(しゅ)のために、その所(ところ)に一つの祭壇(さいだん)を築(きず)き、燔祭(はんさい)と酬恩祭(しゅうおんさい)をささげて、主(しゅ)を呼(よ)んだ。主(しゅ)は燔祭(はんさい)の祭壇(さいだん)の上(うえ)に天(てん)から火(ひ)を下(くだ)して答(こた)えられた。 27また主(しゅ)がみ使(つかい)に命(めい)じられたので、彼(かれ)はつるぎをさやにおさめた。

28その時(とき)ダビデは主(しゅ)がエブスびとオルナンの打(う)ち場(ば)で自分(じぶん)に答(こた)えられたのを見(み)たので、その所(ところ)で犠牲(ぎせい)をささげた。 29モーセが荒野(あらの)で造(つく)った主(しゅ)の幕屋(まくや)と燔祭(はんさい)の祭壇(さいだん)とは、その時(とき)ギベオンの高(たか)き所(ところ)にあったからである。 30しかしダビデはその前(まえ)へ行(い)って神(かみ)に求(もと)めることができなかった。彼(かれ)が主(しゅ)の使(つかい)のつるぎを恐(おそ)れたからである。

第二二章

1それでダビデは言(い)った、「主(しゅ)なる神(かみ)の家(いえ)はこれである、イスラエルのための燔祭(はんさい)の祭壇(さいだん)はこれである」と。

2ダビデは命(めい)じてイスラエルの地(ち)にいる他国(たこく)人(じん)を集(あつ)めさせ、また神(かみ)の家(いえ)を建(た)てるのに用(もち)いる石(いし)を切(き)るために石工(いしく)を定(さだ)めた。 3ダビデはまた門(もん)のとびらのくぎ、およびかすがいに用(もち)いる鉄(てつ)をおびただしく備(そな)えた。また青銅(せいどう)を量(はか)ることもできないほどおびただしく備(そな)えた。 4また香柏(こうはく)を数(かぞ)えきれぬほど備(そな)えた。これはシドンびととツロの人々(ひとびと)がおびただしく香柏(こうはく)をダビデの所(ところ)に持(も)って来(き)たからである。 5ダビデは言(い)った、「わが子(こ)ソロモンは若(わか)く、かつ経験(けいけん)がない。また主(しゅ)のために建(た)てる家(いえ)はきわめて壮大(そうだい)で、万国(ばんこく)に名(な)を得(え)、栄(さか)えを得(え)るものでなければならない。それゆえ、わたしはその準備(じゅんび)をしておこう」と。こうしてダビデは死(し)ぬ前(まえ)に多(おお)くの物資(ぶっし)を準備(じゅんび)した。

6そして彼(かれ)はその子(こ)ソロモンを召(め)して、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)のために家(いえ)を建(た)てることを命(めい)じた。 7すなわちダビデはソロモンに言(い)った、「わが子(こ)よ、わたしはわが神(かみ)、主(しゅ)の名(な)のために家(いえ)を建(た)てようと志(こころざ)していた。 8ところが主(しゅ)の言葉(ことば)がわたしに臨(のぞ)んで言(い)われた、『おまえは多(おお)くの血(ち)を流(なが)し、大(おお)いなる戦争(せんそう)をした。おまえはわたしの前(まえ)で多(おお)くの血(ち)を地(ち)に流(なが)したから、わが名(な)のために家(いえ)を建(た)ててはならない。 9見(み)よ、男(おとこ)の子(こ)がおまえに生(うま)れる。彼(かれ)は平和(へいわ)の人(ひと)である。わたしは彼(かれ)に平安(へいあん)を与(あた)えて、周囲(しゅうい)のもろもろの敵(てき)に煩(わずら)わされないようにしよう。彼(かれ)の名(な)はソロモンと呼(よ)ばれ、彼(あ)の世(よ)にわたしはイスラエルに平安(へいあん)と静穏(せいおん)とを与(あた)える。 10彼(かれ)はわが名(な)のために家(いえ)を建(た)てるであろう。彼(かれ)はわが子(こ)となり、わたしは彼(かれ)の父(ちち)となる。わたしは彼(かれ)の王位(おうい)をながくイスラエルの上(うえ)に堅(かた)くするであろう』。 11それでわが子(こ)よ、どうか主(しゅ)があなたと共(とも)にいまし、あなたを栄(さか)えさせて、主(しゅ)があなたについて言(い)われたように、あなたの神(かみ)、主(しゅ)の家(いえ)を建(た)てさせてくださるように。 12ただ、どうか主(しゅ)があなたに分別(ふんべつ)と知恵(ちえ)を賜(たま)い、あなたをイスラエルの上(うえ)に立(た)たせられるとき、あなたの神(かみ)、主(しゅ)の律法(りっぽう)を、あなたに守(まも)らせてくださるように。 13あなたがもし、主(しゅ)がイスラエルについてモーセに命(めい)じられた定(さだ)めとおきてとを慎(つつし)んで守(まも)るならば、あなたは栄(さか)えるであろう。心(こころ)を強(つよ)くし、勇(いさ)め。恐(おそ)れてはならない、おののいてはならない。 14見(み)よ、わたしは苦難(くなん)のうちにあって主(しゅ)の家(いえ)のために金(きん)十万タラント、銀(ぎん)百万タラントを備(そな)え、また青銅(せいどう)と鉄(てつ)を量(はか)ることもできないほどおびただしく備(そな)えた。また材木(ざいもく)と石(いし)をも備(そな)えた。あなたはまたこれに加(くわ)えなければならない。 15あなたにはまた多数(たすう)の職人(しょくにん)、すなわち石(いし)や木(き)を切(き)り刻(きざ)む者(もの)、工作(こうさく)に巧(たく)みな各種(かくしゅ)の者(もの)がある。 16金(きん)、銀(ぎん)、青銅(せいどう)、鉄(てつ)もおびただしくある。たって行(おこな)いなさい。どうか主(しゅ)があなたと共(とも)におられるように」。

17ダビデはまたイスラエルのすべてのつかさたちにその子(こ)ソロモンを助(たす)けるように命(めい)じて言(い)った、 18「あなたがたの神(かみ)、主(しゅ)はあなたがたとともにおられるではないか。四方(しほう)に泰平(たいへい)を賜(たま)わったではないか。主(しゅ)はこの地(ち)の民(たみ)をわたしの手(て)にわたされたので、この地(ち)は主(しゅ)の前(まえ)とその民(たみ)の前(まえ)に服(ふく)している。 19それであなたがたは心(こころ)をつくし、精神(せいしん)をつくしてあなたがたの神(かみ)、主(しゅ)を求(もと)めなさい。たって主(しゅ)なる神(かみ)の聖所(せいじょ)を建(た)て、主(しゅ)の名(な)のために建(た)てるその家(いえ)に、主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)と神(かみ)の聖(せい)なるもろもろの器(うつわ)を携(たずさ)え入(い)れなさい」。

第二三章

1ダビデは老(お)い、その日(ひ)が満(み)ちたので、その子(こ)ソロモンをイスラエルの王(おう)とした。

2ダビデはイスラエルのすべてのつかさおよび祭司(さいし)とレビびとを集(あつ)めた。 3レビびとの三十歳(さい)以上(いじょう)のものを数(かぞ)えると、その男(おとこ)の数(かず)が三万八千人(にん)あった。 4ダビデは言(い)った、「そのうち二万四千人(にん)は主(しゅ)の家(いえ)の仕事(しごと)をつかさどり、六千人(にん)はつかさびと、およびさばきびととなり、 5四千人(にん)は門(もん)を守(まも)る者(もの)となり、また四千人(にん)はさんびのためにわたしの造(つく)った楽器(がっき)で主(しゅ)をたたえよ」。 6そしてダビデは彼(かれ)らをレビの子(こ)らにしたがってゲルション、コハテ、メラリの組(くみ)に分(わ)けた。

7ゲルションの子(こ)らはラダンとシメイ。 8ラダンの子(こ)らは、かしらのエヒエルとゼタムとヨエルの三人(にん)。 9シメイの子(こ)らはシロミテ、ハジエル、ハランの三人(にん)。これらはラダンの氏族(しぞく)の長(ちょう)であった。 10シメイの子(こ)らはヤハテ、ジナ、エウシ、ベリアの四人(にん)。皆(みな)シメイの子(こ)で、 11ヤハテはかしら、ジザはその次(つぎ)、エウシとベリアは子(こ)が多(おお)くなかったので、ともに数(かぞ)えられて一つの氏族(しぞく)となった。

12コハテの子(こ)らはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルの四人(にん)。 13アムラムの子(こ)らはアロンとモーセである。アロンはその子(こ)らとともに、ながくいと聖(せい)なるものを聖別(せいべつ)するために分(わ)かたれて、主(しゅ)の前(まえ)に香(こう)をたき、主(しゅ)に仕(つか)え、常(つね)に主(しゅ)の名(な)をもって祝福(しゅくふく)することをなした。 14神(かみ)の人(ひと)モーセの子(こ)らはレビの部族(ぶぞく)のうちに数(かぞ)えられた。 15モーセの子(こ)らはゲルションとエリエゼル。 16ゲルションの子(こ)らは、かしらはシブエル。 17エリエゼルの子(こ)らは、かしらはレハビヤ。エリエゼルにはこのほかに子(こ)がなかった。しかしレハビヤの子(こ)らは非常(ひじょう)に多(おお)かった。 18イヅハルの子(こ)らは、かしらはシロミテ。 19ヘブロンの子(こ)らは長子(ちょうし)はエリヤ、次(つぎ)はアマリヤ、第(だい)三はヤハジエル、第(だい)四はエカメアム。 20ウジエルの子(こ)らは、かしらはミカ、次(つぎ)はイシアである。

21メラリの子(こ)らはマヘリとムシ。マヘリの子(こ)らはエレアザルとキシ。 22エレアザルは男(おとこ)の子(こ)がなくて死(し)に、ただ娘(むすめ)たちだけであったが、キシの子(こ)であるその身内(みうち)の男(おとこ)たちが彼女(かのじょ)たちをめとった。 23ムシの子(こ)らはマヘリ、エデル、エレモテの三人(にん)である。

24これらはその氏族(しぞく)によるレビの子孫(しそん)であって、その人数(にんずう)が数(かぞ)えられ、その名(な)がしるされて、主(しゅ)の家(いえ)の務(つとめ)をなした二十歳(さい)以上(いじょう)の者(もの)で、氏族(しぞく)の長(ちょう)であった。 25ダビデは言(い)った、「イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)はその民(たみ)に平安(へいあん)を与(あた)え、ながくエルサレムに住(す)まわれる。 26レビびとは重(かさ)ねて幕屋(まくや)およびその勤(つと)めの器物(うつわもの)をかつぐことはない。 27――ダビデの最後(さいご)の言葉(ことば)によって、レビびとは二十歳(さい)以上(いじょう)の者(もの)が数(かぞ)えられた―― 28彼(かれ)らの務(つとめ)はアロンの子孫(しそん)を助(たす)けて主(しゅ)の家(いえ)の働(はたら)きをし、庭(にわ)とへやの仕事(しごと)およびすべての聖(せい)なるものを清(きよ)めること、そのほか、すべて神(かみ)の家(いえ)の働(はたら)きをすることである。 29また供(そな)えのパン、素祭(そさい)の麦粉(むぎこ)、種(たね)入(い)れぬ菓子(かし)、焼(や)いた供(そな)え物(もの)、油(あぶら)をまぜた供(そな)え物(もの)をつかさどり、またすべて分量(ぶんりょう)および大(おお)きさを量(はか)ることをつかさどり、 30また朝(あさ)ごとに立(た)って主(しゅ)に感謝(かんしゃ)し、さんびし、夕(ゆう)にもまたそのようにし、 31また安息日(あんそくにち)と新月(しんげつ)と祭日(さいじつ)に、主(しゅ)にもろもろの燔祭(はんさい)をささげるときは、絶(た)えず主(しゅ)の前(まえ)にその命(めい)じられた数(かず)にしたがってささげなければならない。 32このようにして彼(かれ)らは会見(かいけん)の幕屋(まくや)と聖所(せいじょ)の務(つとめ)を守(まも)り、主(しゅ)の家(いえ)の働(はたら)きのためにその兄弟(きょうだい)であるアロンの子(こ)らに仕(つか)えなければならない」。

第二四章

1アロンの子孫(しそん)の組(くみ)は次(つぎ)のとおりである。すなわちアロンの子(こ)らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。 2ナダブとアビウはその父(ちち)に先(さき)だって死(し)に、子(こ)がなかったので、エレアザルとイタマルが祭司(さいし)となった。 3ダビデはエレアザルの子孫(しそん)ザドクとイタマルの子孫(しそん)アヒメレクの助(たす)けによって彼(かれ)らを分(わ)けて、それぞれの勤(つと)めにつけた。 4エレアザルの子孫(しそん)のうちにはイタマルの子孫(しそん)のうちよりも長(ちょう)たる人々(ひとびと)が多(おお)かった。それでエレアザルの子孫(しそん)で氏族(しぞく)の長(ちょう)である十六人(にん)と、イタマルの子孫(しそん)で氏族(しぞく)の長(ちょう)である者(もの)八人(にん)にこれを分(わ)けた。 5このように彼(かれ)らは皆(みな)ひとしく、くじによって分(わ)けられた。聖所(せいじょ)のつかさ、および神(かみ)のつかさは、ともにエレアザルの子孫(しそん)とイタマルの子孫(しそん)から出(で)たからである。 6レビびとネタネルの子(こ)である書記(しょき)シマヤは、王(おう)とつかさたちと祭司(さいし)ザドクとアビヤタルの子(こ)アヒメレクと祭司(さいし)およびレビびとの氏族(しぞく)の長(ちょう)たちの前(まえ)で、これを書(か)きしるした。すなわちエレアザルのために氏族(しぞく)一つを取(と)れば、イタマルのためにも一つを取(と)った。

7第(だい)一のくじはヨアリブに当(あた)り、第(だい)二はエダヤに当(あた)り、 8第(だい)三はハリムに、第(だい)四はセオリムに、 9第(だい)五はマルキヤに、第(だい)六はミヤミンに、 10第(だい)七はハッコヅに、第(だい)八はアビヤに、 11第(だい)九はエシュアに、第(だい)十はシカニヤに、 12第(だい)十一はエリアシブに、第(だい)十二はヤキムに、 13第(だい)十三はホッパに、第(だい)十四はエシバブに、 14第(だい)十五はビルガに、第(だい)十六はインメルに、 15第(だい)十七はヘジルに、第(だい)十八はハピセツに、 16第(だい)十九はペタヒヤに、第(だい)二十はエゼキエルに、 17第(だい)二十一はヤキンに、第(だい)二十二はガムルに、 18第(だい)二十三はデラヤに、第(だい)二十四はマアジヤに当(あた)った。 19これは、彼(かれ)らの先祖(せんぞ)アロンによって設(もう)けられた定(さだ)めにしたがい、主(しゅ)の家(いえ)にはいって務(つとめ)をなす順序(じゅんじょ)であって、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)の彼(かれ)に命(めい)じられたとおりである。

20このほかのレビの子孫(しそん)は次(つぎ)のとおりである。すなわちアムラムの子(こ)らのうちではシュバエル。シュバエルの子(こ)らのうちではエデヤ。 21レハビヤについては、レハビヤの子(こ)らのうちでは長子(ちょうし)イシア。 22イヅハリびとのうちではシロミテ。シロミテの子(こ)らのうちではヤハテ。 23ヘブロンの子(こ)らは長子(ちょうし)はエリヤ、次(つぎ)はアマリヤ、第(だい)三はヤハジエル、第(だい)四はエカメアム。 24ウジエルの子(こ)らのうちではミカ。ミカの子(こ)らのうちではシャミル。 25ミカの兄弟(きょうだい)はイシア。イシアの子(こ)らのうちではゼカリヤ。 26メラリの子(こ)らはマヘリとムシ。ヤジアの子(こ)らはベノ。 27メラリの子孫(しそん)のヤジアから出(で)た者(もの)はベノ、ショハム、ザックル、イブリ。 28マヘリからエレアザルが出(で)た。彼(かれ)には子(こ)がなかった。 29キシについては、キシの子(こ)はエラメル。 30ムシの子(こ)らはマヘリ、エデル、エリモテ。これらはレビびとの子孫(しそん)で、その氏族(しぞく)によっていった者(もの)である。 31これらの者(もの)もまた氏族(しぞく)の兄(あに)もその弟(おとうと)も同様(どうよう)に、ダビデ王(おう)と、ザドクと、アヒメレクと、祭司(さいし)およびレビびとの氏族(しぞく)の長(ちょう)たちの前(まえ)で、アロンの子孫(しそん)であるその兄弟(きょうだい)たちのようにくじを引(ひ)いた。

第二五章

1ダビデと軍(ぐん)の長(ちょう)たちはまたアサフ、ヘマンおよびエドトンの子(こ)らを勤(つと)めのために分(わ)かち、琴(こと)と、立琴(たてごと)と、シンバルをもって預言(よげん)する者(もの)にした。その勤(つと)めをなした人々(ひとびと)の数(かず)は次(つぎ)のとおりである。 2アサフの子(こ)たちはザックル、ヨセフ、ネタニヤ、アサレラであって、アサフの指揮(しき)のもとに王(おう)の命(いのち)によって預言(よげん)した者(もの)である。 3エドトンについては、エドトンの子(こ)たちはゲダリヤ、ゼリ、エサヤ、ハシャビヤ、マッタテヤの六人(にん)で、琴(こと)をもって主(しゅ)に感謝(かんしゃ)し、かつほめたたえて預言(よげん)したその父(ちち)エドトンの指揮(しき)の下(した)にあった。 4ヘマンについては、ヘマンの子(こ)たちはブッキヤ、マッタニヤ、ウジエル、シブエル、エレモテ、ハナニヤ、ハナニ、エリアタ、ギダルテ、ロマムテ・エゼル、ヨシベカシャ、マロテ、ホテル、マハジオテである。 5これらは皆(みな)、神(かみ)がご自身(じしん)の約束(やくそく)にしたがって高(たか)くされた王(おう)の先見者(せんけんしゃ)ヘマンの子(こ)たちであった。神(かみ)はヘマンに男(おとこ)の子(こ)十四人(にん)、女(おんな)の子(こ)三人(にん)を与(あた)えられた。 6これらの者(もの)は皆(みな)その父(ちち)の指揮(しき)の下(した)にあって、主(しゅ)の宮(みや)で歌(うた)をうたい、シンバルと立琴(たてごと)と琴(こと)をもって神(かみ)の宮(みや)の務(つとめ)をした。アサフ、エドトンおよびヘマンは王(おう)の命(いのち)の下(した)にあった。 7彼(かれ)らおよび主(しゅ)に歌(うた)をうたうことのために訓練(くんれん)され、すべて熟練(じゅくれん)した兄弟(きょうだい)たちの数(かず)は二百八十八人(にん)であった。 8彼(かれ)らは小(しょう)なる者(もの)も、大(だい)なる者(もの)も、教師(きょうし)も生徒(せいと)も皆(みな)ひとしくその務(つとめ)のためにくじを引(ひ)いた。

9第(だい)一のくじはアサフのためにヨセフに当(あた)り、第(だい)二はゲダリヤに当(あた)った。彼(かれ)とその兄弟(きょうだい)たちおよびその子(こ)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 10第(だい)三はザックルに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 11第(だい)四はイヅリに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 12第(だい)五はネタニヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 13第(だい)六はブッキヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 14第(だい)七はアサレラに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 15第(だい)八はエサヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 16第(だい)九はマッタニヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 17第(だい)十はシメイに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 18第(だい)十一はアザリエルに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 19第(だい)十二はハシャビヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 20第(だい)十三はシュバエルに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 21第(だい)十四はマッタテヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 22第(だい)十五はエレモテに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 23第(だい)十六はハナニヤに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 24第(だい)十七はヨシベカシャに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 25第(だい)十八はハナニに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 26第(だい)十九はマロテに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 27第(だい)二十はエリアタに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 28第(だい)二十一はホテルに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 29第(だい)二十二はギダルテに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 30第(だい)二十三はマハジオテに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)。 31第(だい)二十四はロマムテ・エゼルに当(あた)った。その子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たち、合(あ)わせて十二人(にん)であった。

第二六章

1門(もん)を守(まも)る者(もの)の組(くみ)は次(つぎ)のとおりである。すなわちコラびとのうちでは、アサフの子孫(しそん)のうちのコレの子(こ)メシレミヤ。 2メシレミヤの子(こ)たちは、長子(ちょうし)はゼカリヤ、次(つぎ)はエデアエル、第(だい)三はゼバデヤ、第(だい)四はヤテニエル、 3第(だい)五はエラム、第(だい)六はヨハナン、第(だい)七はエリヨエナイである。 4オベデ・エドムの子(こ)たちは、長子(ちょうし)はシマヤ、次(つぎ)はヨザバデ、第(だい)三はヨア、第(だい)四はサカル、第(だい)五はネタネル、 5第(だい)六はアンミエル、第(だい)七はイッサカル、第(だい)八はピウレタイである。神(かみ)が彼(かれ)を祝福(しゅくふく)されたからである。 6彼(かれ)の子(こ)シマヤにも数人(すうにん)の子(こ)が生(うま)れ、有能(ゆうのう)な人々(ひとびと)であったので、その父(ちち)の家(いえ)を治(おさ)める者(もの)となった。 7すなわちシマヤの子(こ)たちはオテニ、レパエル、オベデ、エルザバデで、エルザバデの兄弟(きょうだい)エリウとセマキヤは力(ちから)ある人々(ひとびと)であった。 8これらは皆(みな)オベデ・エドムの子孫(しそん)である。彼(かれ)らはその子(こ)たちおよびその兄弟(きょうだい)たちと共(とも)にその勤(つと)めに適(てき)した力(ちから)ある人々(ひとびと)で、合(あ)わせて六十二人(にん)、みなオベデ・エドムに属(ぞく)する者(もの)である。 9メシレミヤにも子(こ)たちと兄弟(きょうだい)たち合(あ)わせて十八人(にん)あって、皆(みな)力(ちから)ある人々(ひとびと)であった。 10メラリの子孫(しそん)ホサにも子(こ)たちがあった。そのかしらはシムリ、これは長子(ちょうし)ではなかったが、父(ちち)はこれをかしらにしたのであった。 11次(つぎ)はヒルキヤ、第(だい)三はテバリヤ、第(だい)四はゼカリヤである。ホサの子(こ)たちと兄弟(きょうだい)たちは合(あ)わせて十三人(にん)である。

12これらは門(もん)を守(まも)る者(もの)の組(くみ)の長(ちょう)たる人々(ひとびと)であって、その兄弟(きょうだい)たちと同様(どうよう)に務(つとめ)をなして、主(しゅ)の宮(みや)に仕(つか)えた。 13彼(かれ)らはそれぞれ門(もん)のために小(しょう)なる者(もの)も、大(だい)なる者(もの)も等(ひと)しく、その氏族(しぞく)にしたがってくじを引(ひ)いた。 14東(ひがし)の門(もん)のくじはシレミヤに当(あた)った。また彼(かれ)の子(こ)で思慮(しりょ)深(ふか)い議(ぎ)士(し)ゼカリヤのためにくじを引(ひ)いたが、北(きた)の門(もん)のくじがこれに当(あた)った。 15オベデ・エドムには南(みなみ)の門(もん)のくじ、その子(こ)たちには倉(くら)のくじ、 16シュパムとホサには西(にし)の門(もん)のくじが当(あた)った。これは坂(さか)の大路(おおじ)にあるシャレケテの門(もん)のかたわらにあった。守(まも)る者(もの)と守(まも)る者(もの)とが相対(あいたい)していた。 17東(ひがし)の方(ほう)には毎日(まいにち)六人(にん)、北(きた)の方(ほう)には毎日(まいにち)四人(にん)、南(みなみ)の方(ほう)には毎日(まいにち)四人(にん)、倉(くら)には二人(にん)と二人(にん)、 18西(にし)の方(ほう)パルバルには大路(おおじ)に四人(にん)、パルバルに二人(にん)。 19門(もん)を守(まも)る者(もの)の組(くみ)は以上(いじょう)のとおりで、コラの子孫(しそん)とメラリの子孫(しそん)であった。

20レビびとのうちアヒヤは神(かみ)の宮(みや)の倉(くら)および聖(せい)なる物(もの)の倉(くら)をつかさどった。 21ラダンの子孫(しそん)すなわちラダンから出(で)たゲルションびとの子孫(しそん)で、ゲルションびとの氏族(しぞく)の長(ちょう)はエヒエリである。

22エヒエリ、ゼタムおよびその兄弟(きょうだい)ヨエルの子(こ)たちは主(しゅ)の宮(みや)の倉(くら)をつかさどった。 23アムラムびと、イヅハルびと、ヘブロンびと、ウジエルびとのうちでは次(つぎ)のとおりであった。 24すなわちモーセの子(こ)ゲルショムの子(こ)シブエルは倉(くら)のつかさであった。 25その兄弟(きょうだい)でエリエゼルから出(で)た者(もの)は、その子(こ)はレハビヤ、その子(こ)はエサヤ、その子(こ)はヨラム、その子(こ)はジクリ、その子(こ)はシロミテである。 26このシロミテとその兄弟(きょうだい)たちはすべての聖(せい)なる物(もの)の倉(くら)をつかさどった。これはダビデ王(おう)と、氏族(しぞく)の長(ちょう)と、千人(にん)の長(ちょう)と、百人(にん)の長(ちょう)と、軍(ぐん)の長(ちょう)たちのささげたものである。 27すなわち彼(かれ)らが戦(たたか)いで獲(え)たぶんどり物(もの)のうちから主(しゅ)の宮(みや)の修繕(しゅうぜん)のためにささげたものである。 28またすべて先見者(せんけんしゃ)サムエル、キシの子(こ)サウル、ネルの子(こ)アブネル、ゼルヤの子(こ)ヨアブなどがささげた物(もの)。すべてこれらのささげ物(もの)はシロミテとその兄弟(きょうだい)たちが管理(かんり)した。

29イヅハルびとのうちでは、ケナニヤとその子(こ)たちが、つかさおよびさばきびととしてイスラエルの外事(がいじ)のために選(えら)ばれた。 30ヘブロンびとのうちでは、ハシャビヤおよびその兄弟(きょうだい)など勇士(ゆうし)千七百人(にん)があって、ヨルダンのこなた、すなわち西(にし)の方(ほう)でイスラエルの監督(かんとく)となり、主(しゅ)のすべての事(こと)を行(おこな)い、王(おう)に奉仕(ほうし)した。 31ヘブロンびとのうちでは、系図(けいず)と氏族(しぞく)によってエリヤがヘブロンびとの長(ちょう)であったが、ダビデの治世(ちせい)の第(だい)四十年(ねん)に彼(かれ)らを尋(たず)ね求(もと)め、ギレアデのヤゼルで彼(かれ)らのうちから大(だい)勇士(ゆうし)を得(え)た。 32ダビデ王(おう)は彼(かれ)とその兄弟(きょうだい)など氏族(しぞく)の長(ちょう)たち二千七百人(にん)の勇士(ゆうし)をルベンびと、ガドびと、マナセびとの半(はん)部族(ぶぞく)の監督(かんとく)となし、すべて神(かみ)につける事(こと)と王(おう)の事(こと)とをつかさどらせた。

第二七章

1イスラエルの子孫(しそん)のうちで氏族(しぞく)の長(ちょう)、千(せん)人(にん)の長(ちょう)、百人(にん)の長(ちょう)、およびつかさたちは年(ねん)のすべての月(つき)の間(あいだ)、月(つき)ごとに交替(こうたい)して組(くみ)のすべての事(こと)をなして王(おう)に仕(つか)えたが、その数(かず)にしたがえば各組(かくくみ)二万四千人(にん)あった。 2まず第(だい)一の組(くみ)すなわち正月(しょうがつ)の分(ぶん)はザブデエルの子(こ)ヤショベアムがこれを率(ひき)いた。その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 3彼(かれ)はペレヅの子孫(しそん)で、正月(しょうがつ)の軍団(ぐんだん)のすべての将(しょう)たちのかしらであった。 4二月(がつ)の組(くみ)はアホアびとドダイがこれを率(ひき)いた。その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 5三月(がつ)の第(だい)三の将(しょう)は祭司(さいし)エホヤダの子(こ)ベナヤが長(ちょう)であって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 6このベナヤはかの三十人(にん)のうちの勇士(ゆうし)であって三十人(にん)を率(ひき)い、その子(こ)アミザバデがその組(くみ)にあった。 7四月(がつ)の第(だい)四の将(しょう)はヨアブの兄弟(きょうだい)アサヘルであって、その子(こ)ゼバデヤがこれに次(つ)いだ。その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 8五月(がつ)の第(だい)五の将(しょう)はイズラヒびとシャンモテであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 9六月(がつ)の第(だい)六の将(しょう)はテコアびとイッケシの子(こ)イラであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 10七月(がつ)の第(だい)七の将(しょう)はエフライムの子孫(しそん)であるペロンびとヘレヅであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 11八月(がつ)の第(だい)八の将(しょう)はゼラびとの子孫(しそん)であるホシャびとシベカイであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 12九月(がつ)の第(だい)九の将(しょう)はベニヤミンの子孫(しそん)であるアナトテびとアビエゼルであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 13十月(がつ)の第(だい)十の将(しょう)はゼラびとの子孫(しそん)であるネトパびとマハライであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 14十一月(がつ)の第(だい)十一の将(しょう)はエフライムの子孫(しそん)であるピラトンびとベナヤであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。 15十二月(がつ)の第(だい)十二の将(しょう)はオテニエルの子孫(しそん)であるネトパびとヘルダイであって、その組(くみ)には二万四千人(にん)あった。

16なおイスラエルの部族(ぶぞく)を治(おさ)める者(もの)たちは次(つぎ)のとおりである。ルベンびとのつかさはヂクリの子(こ)エリエゼル。シメオンびとのつかさはマアカの子(こ)シパテヤ。 17レビびとのつかさはケムエルの子(こ)ハシャビヤ。アロンびとのつかさはザドク。 18ユダのつかさはダビデの兄弟(きょうだい)のひとりエリウ。イッサカルのつかさはミカエルの子(こ)オムリ。 19ゼブルンのつかさはオバデヤの子(こ)イシマヤ。ナフタリのつかさはアズリエルの子(こ)エレモテ。 20エフライムの子孫(しそん)のつかさはアザジヤの子(こ)ホセア。マナセの半(はん)部族(ぶぞく)のつかさはペダヤの子(こ)ヨエル。 21ギレアデにあるマナセの半(はん)部族(ぶぞく)のつかさはゼカリヤの子(こ)イド。ベニヤミンのつかさはアブネルの子(こ)ヤシエル。 22ダンのつかさはエロハムの子(こ)アザリエル。これらはイスラエルの部族(ぶぞく)のつかさたちであった。 23しかしダビデは二十歳(さい)以下(いか)の者(もの)は数(かぞ)えなかった。主(しゅ)がかつてイスラエルを天(てん)の星(ほし)のように多(おお)くすると言(い)われたからである。 24ゼルヤの子(こ)ヨアブは数(かぞ)え始(はじ)めたが、これをなし終(お)えなかった。その数(かぞ)えることによって怒(いか)りがイスラエルの上(うえ)に臨(のぞ)んだ。またその数(かず)はダビデ王(おう)の歴代志(れきだいし)に載(の)せなかった。

25アデエルの子(こ)アズマウテは王(おう)の倉(くら)をつかさどり、ウジヤの子(こ)ヨナタンは田野(でんや)、町々(まちまち)、村々(むらむら)、もろもろの塔(とう)にある倉(くら)をつかさどり、 26ケルブの子(こ)エズリは地(ち)を耕(たがや)す農夫(のうふ)をつかさどり、 27ラマテびとシメイはぶどう畑(はたけ)をつかさどり、シプミびとザブデはぶどう畑(はたけ)から取(と)ったぶどう酒(しゅ)の倉(くら)をつかさどり、 28ゲデルびとバアル・ハナンは平野(へいや)のオリブの木(き)といちじく桑(くわ)の木(き)をつかさどり、ヨアシは油(あぶら)の倉(くら)をつかさどり、 29シャロンびとシテライはシャロンで飼(か)う牛(うし)の群(む)れをつかさどり、アデライの子(こ)シャパテはもろもろの谷(たに)におる牛(うし)の群(む)れをつかさどり、 30イシマエルびとオビルはらくだをつかさどり、メロノテびとエデヤはろばをつかさどり、 31ハガルびとヤジズは羊(ひつじ)の群(む)れをつかさどった。彼(かれ)らは皆(みな)ダビデ王(おう)の財産(ざいさん)のつかさであった。

32またダビデのおじヨナタンは議(ぎ)官(かん)で、知恵(ちえ)ある人(ひと)であり、学者(がくしゃ)であった。また彼(かれ)とハクモニの子(こ)エヒエルは王(おう)の子(こ)たちの補佐(ほさ)であった。 33アヒトペルは王(おう)の議(ぎ)官(かん)。アルキびとホシャイは王(おう)の友(とも)であった。 34アヒトペルに次(つ)ぐ者(もの)はベナヤの子(こ)エホヤダおよびアビヤタル。王(おう)の軍(ぐん)の長(ちょう)はヨアブであった。

第二八章

1ダビデはイスラエルのすべての長官(ちょうかん)、すなわち部族(ぶぞく)の長(ちょう)、王(おう)に仕(つか)えた組(くみ)の長(ちょう)、千人(にん)の長(ちょう)、百人(にん)の長(ちょう)、王(おう)とその子(こ)たちのすべての財産(ざいさん)および家畜(かちく)のつかさ、宦官(かんがん)、有力(ゆうりょく)者(しゃ)、勇士(ゆうし)などをことごとくエルサレムに召(め)し集(あつ)めた。 2そしてダビデ王(おう)はその足(あし)で立(た)ち上(あ)がって言(い)った、「わが兄弟(きょうだい)たち、わが民(たみ)よ、わたしに聞(き)きなさい。わたしは主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)のため、われわれの神(かみ)の足(あし)台(だい)のために安住(あんじゅう)の家(いえ)を建(た)てようとの志(こころざし)をもち、すでにこれを建(た)てる準備(じゅんび)をした。 3しかし神(かみ)はわたしに言(い)われた、『おまえはわが名(な)のために家(いえ)を建(た)ててはならない。おまえは軍人(ぐんじん)であって、多(おお)くの血(ち)を流(なが)したからである』と。 4それにもかかわらず、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)はわたしの父(ちち)の全家(ぜんか)のうちからわたしを選(えら)んで長(なが)くイスラエルの王(おう)とせられた。すなわちユダを選(えら)んでかしらとし、ユダの家(いえ)のうちで、わたしの父(ちち)の家(いえ)を選(えら)び、わたしの父(ちち)の子(こ)らのうちで、わたしを喜(よろこ)び、全(ぜん)イスラエルの王(おう)とせられた。 5そして主(しゅ)はわたしに多(おお)くの子(こ)を賜(たま)わり、そのすべての子(こ)らのうちからわが子(こ)ソロモンを選(えら)び、これを主(しゅ)の国(くに)の位(くらい)にすわらせて、イスラエルを治(おさ)めさせようとせられた。 6主(しゅ)はまたわたしに言(い)われた、『おまえの子(こ)ソロモンがわが家(や)およびわが庭(にわ)を造(つく)るであろう。わたしは彼(かれ)を選(えら)んでわが子(こ)となしたからである。わたしは彼(かれ)の父(ちち)となる。 7彼(かれ)がもし今日(こんにち)のように、わが戒(いまし)めとわがおきてを固(かた)く守(まも)って行(おこな)うならば、わたしはその国(くに)をいつまでも堅(かた)くするであろう』と。 8それゆえいま、主(しゅ)の会衆(かいしゅう)なる全(ぜん)イスラエルの目(め)の前(まえ)およびわれわれの神(かみ)の聞(き)かれる所(ところ)であなたがたに勧(すす)める。あなたがたはその神(かみ)、主(しゅ)のすべての戒(いまし)めを守(まも)り、これを求(もと)めなさい。そうすればあなたがたはこの良(よ)き地(ち)を所有(しょゆう)し、これをあなたがたの後(のち)の子孫(しそん)に長(なが)く嗣(し)業(ぎょう)として伝(つた)えることができる。

9わが子(こ)ソロモンよ、あなたの父(ちち)の神(かみ)を知(し)り、全(まった)き心(こころ)をもって喜(よろこ)び勇(いさ)んで彼(かれ)に仕(つか)えなさい。主(しゅ)はすべての心(こころ)を探(さぐ)り、すべての思(おも)いを悟(さと)られるからである。あなたがもし彼(かれ)を求(もと)めるならば会(あ)うことができる。しかしあなたがもしかれを捨(す)てるならば彼(かれ)は長(なが)くあなたを捨(す)てられるであろう。 10それであなたは慎(つつし)みなさい。主(しゅ)はあなたを選(えら)んで聖所(せいじょ)とすべき家(いえ)を建(た)てさせようとされるのだから心(こころ)を強(つよ)くしてこれを行(おこな)いなさい」。

11こうしてダビデは神殿(しんでん)の廊(ろう)およびその家(いえ)、その倉(くら)、その上(うえ)の室(しつ)、その内(うち)の室(しつ)、贖罪所(しょくざいしょ)の室(しつ)などの計画(けいかく)をその子(こ)ソロモンに授(さづ)け、 12またその心(こころ)にあったすべてのもの、すなわち主(しゅ)の宮(みや)の庭(にわ)、周囲(しゅうい)のすべての室(しつ)、神(かみ)の家(いえ)の倉(くら)、ささげ物(もの)の倉(くら)などの計画(けいかく)を授(さづ)け、 13また祭司(さいし)およびレビびとの組(くみ)と、主(しゅ)の宮(みや)のもろもろの務(つとめ)の仕事(しごと)と、主(しゅ)の宮(みや)のもろもろの勤(つと)めの器物(うつわもの)について授(さづ)け、 14またもろもろの勤(つと)めに用(もち)いるすべての金(きん)の器(うつわ)を造(つく)る金(きん)の目方(めかた)、およびもろもろの勤(つと)めに用(もち)いる銀(ぎん)の器(うつわ)の目方(めかた)を定(さだ)めた。 15すなわち金(きん)の燭台(しょくだい)と、そのともしび皿(さら)の目方(めかた)、おのおのの燭台(しょくだい)と、そのともしび皿(さら)の金(きん)の目方(めかた)を定(さだ)め、また銀(ぎん)の燭台(しょくだい)についてもおのおのの燭台(しょくだい)の用法(ようほう)にしたがって燭台(しょくだい)と、そのともしび皿(さら)の銀(ぎん)の目方(めかた)を定(さだ)めた。 16また供(そな)えのパンの机(つくえ)については、そのおのおのの机(つくえ)のために金(きん)の目方(めかた)を定(さだ)め、また銀(ぎん)の机(つくえ)のためにも銀(ぎん)を定(さだ)め、 17また肉(にく)さし、鉢(はち)、かめに用(もち)いる純金(じゅんきん)の目方(めかた)を定(さだ)め、金(きん)の大杯(たいはい)についてもおのおのの目方(めかた)を定(さだ)め、銀(ぎん)の大杯(たいはい)についてもおのおのの目方(めかた)を定(さだ)め、 18また香(こう)の祭壇(さいだん)のために精(せい)金(きん)の目方(めかた)を定(さだ)め、また翼(つばさ)を伸(の)べて主(しゅ)の契約(けいやく)の箱(はこ)をおおっているケルビムの金(きん)の車(くるま)のひな型(がた)の金(きん)を定(さだ)めた。 19ダビデはすべての工作(こうさく)が計画(けいかく)にしたがってなされるため、これについて主(しゅ)の手(て)によって書(か)かれたものにより、これをことごとく明(あき)らかにした。

20ダビデはその子(こ)ソロモンに言(い)った、「あなたは心(こころ)を強(つよ)くし、勇(いさ)んでこれを行(おこな)いなさい。恐(おそ)れてはならない。おののいてはならない。主(しゅ)なる神(かみ)、わたしの神(かみ)があなたとともにおられるからである。主(しゅ)はあなたを離(はな)れず、あなたを捨(す)てず、ついに主(しゅ)の宮(みや)の務(つとめ)のすべての工事(こうじ)をなし終(お)えさせられるでしょう。 21見(み)よ、神(かみ)の宮(みや)のすべての務(つとめ)のためには祭司(さいし)とレビびとの組(くみ)がある。またもろもろの勤(つと)めのためにすべての仕事(しごと)を喜(よろこ)んでする巧(たく)みな者(もの)が皆(みな)あなたと共(とも)にある。またつかさたちおよびすべての民(たみ)もあなたの命(めい)じるところをことごとく行(おこな)うでしょう」。

第二九章

1ダビデ王(おう)はまた全(ぜん)会衆(かいしゅう)に言(い)った、「わが子(こ)ソロモンは神(かみ)がただひとりを選(えら)ばれた者(もの)であるが、まだ若(わか)くて経験(けいけん)がなく、この事業(じぎょう)は大(おお)きい。この宮(みや)は人(ひと)のためではなく、主(しゅ)なる神(かみ)のためだからである。 2そこでわたしは力(ちから)をつくして神(かみ)の宮(みや)のために備(そな)えた。すなわち金(きん)の物(もの)を造(つく)るために金(きん)、銀(ぎん)の物(もの)のために銀(ぎん)、青銅(せいどう)の物(もの)のために青銅(せいどう)、鉄(てつ)の物(もの)のために鉄(てつ)、木(き)の物(もの)のために木(き)を備(そな)えた。その他(た)縞(しま)めのう、はめ石(いし)、アンチモニイ、色(いろ)のついた石(いし)、さまざまの宝石(ほうせき)、大理石(だいりせき)などおびただしい。 3なおわたしはわが神(かみ)の宮(みや)に熱心(ねっしん)なるがゆえに、聖(せい)なる家(いえ)のために備(そな)えたすべての物(もの)に加(くわ)えて、わたしの持(も)っている金銀(きんぎん)の財宝(ざいほう)をわが神(かみ)の宮(みや)にささげる。 4すなわちオフルの金(きん)三千タラント、精(せい)銀(ぎん)七千タラントをそのもろもろの建物(たてもの)の壁(かべ)をおおうためにささげる。 5金(きん)は金(きん)の物(もの)のために、銀(ぎん)は銀(ぎん)の物(もの)のために、すべて工人(こうじん)によって造(つく)られるもののために用(もち)いる。だれかきょう、主(しゅ)にその身(み)をささげる者(もの)のように喜(よろこ)んでささげ物(もの)をするだろうか」。

6そこで氏族(しぞく)の長(ちょう)たち、イスラエルの部族(ぶぞく)のつかさたち、千人(にん)の長(ちょう)、百人(にん)の長(ちょう)および王(おう)の工事(こうじ)をつかさどる者(もの)たちは喜(よろこ)んでささげ物(もの)をした。 7こうして彼(かれ)らは神(かみ)の宮(みや)の務(つとめ)のために金(きん)五千タラント一万ダリク、銀(ぎん)一万タラント、青銅(せいどう)一万八千タラント、鉄(てつ)十万タラントをささげた。 8宝石(ほうせき)を持(も)っている者(もの)はそれをゲルションびとエヒエルの手(て)によって神(かみ)の宮(みや)の倉(くら)に納(おさ)めた。 9彼(かれ)らがこのように真心(こころ)からみずから進(すす)んで主(しゅ)にささげたので、民(たみ)はそのみずから進(すす)んでささげたのを喜(よろこ)んだ。ダビデ王(おう)もまた大(おお)いに喜(よろこ)んだ。

10そこでダビデは全(ぜん)会衆(かいしゅう)の前(まえ)で主(しゅ)をほめたたえた。ダビデは言(い)った、「われわれの先祖(せんぞ)イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)よ、あなたはとこしえにほむべきかたです。 11主(しゅ)よ、大(おお)いなることと、力(ちから)と、栄光(えいこう)と、勝利(しょうり)と、威光(いこう)とはあなたのものです。天(てん)にあるもの、地(ち)にあるものも皆(みな)あなたのものです。主(しゅ)よ、国(くに)もまたあなたのものです。あなたは万有(ばんゆう)のかしらとして、あがめられます。 12富(とみ)と誉(ほまれ)とはあなたから出(で)ます。あなたは万有(ばんゆう)をつかさどられます。あなたの手(て)には勢(いきお)いと力(ちから)があります。あなたの手(て)はすべてのものを大(おお)いならしめ、強(つよ)くされます。 13われわれの神(かみ)よ、われわれは、いま、あなたに感謝(かんしゃ)し、あなたの光栄(こうえい)ある名(な)をたたえます。

14しかしわれわれがこのように喜(よろこ)んでささげることができても、わたしは何者(なにもの)でしょう。わたしの民(たみ)は何(なに)でしょう。すべての物(もの)はあなたから出(で)ます。われわれはあなたから受(う)けて、あなたにささげたのです。 15われわれはあなたの前(まえ)ではすべての先祖(せんぞ)たちのように、旅(たび)びとです、寄留者(きりゅうしゃ)です。われわれの世(よ)にある日(ひ)は影(かげ)のようで、長(なが)くとどまることはできません。 16われわれの神(かみ)、主(しゅ)よ、あなたの聖(せい)なる名(な)のために、あなたに家(いえ)を建(た)てようとしてわれわれが備(そな)えたこの多(おお)くの物(もの)は皆(みな)あなたの手(て)から出(で)たもの、また皆(みな)あなたのものです。 17わが神(かみ)よ、あなたは心(こころ)をためし、また正直(しょうじき)を喜(よろこ)ばれることを、わたしは知(し)っています。わたしは正(ただ)しい心(こころ)で、このすべての物(もの)を喜(よろこ)んでささげました。今(いま)わたしはまた、ここにおるあなたの民(たみ)が喜(よろこ)んで、みずから進(すす)んであなたにささげ物(もの)をするのを見(み)ました。 18われわれの先祖(せんぞ)アブラハム、イサク、イスラエルの神(かみ)、主(しゅ)よ、あなたの民(たみ)の心(こころ)にこの意志(いし)と精神(せいしん)とをいつまでも保(たも)たせ、その心(こころ)をあなたに向(む)けさせてください。 19またわが子(こ)ソロモンに心(こころ)をつくしてあなたの命令(めいれい)と、あなたのあかしと、あなたのさだめとを守(まも)らせて、これをことごとく行(おこな)わせ、わたしが備(そな)えをした宮(みや)を建(た)てさせてください」。

20そしてダビデが全(ぜん)会衆(かいしゅう)にむかって、「あなたがたの神(かみ)、主(しゅ)をほめたたえよ」と言(い)ったので、全(ぜん)会衆(かいしゅう)は先祖(せんぞ)たちの神(かみ)、主(しゅ)をほめたたえ、伏(ふ)して主(しゅ)を拝(はい)し、王(おう)に敬礼(けいれい)した。 21そしてその翌日(よくじつ)彼(かれ)らは全(ぜん)イスラエルのために主(しゅ)に犠牲(ぎせい)をささげた。すなわち燔祭(はんさい)として雄牛(おうし)一千、雄羊(おひつじ)一千、小羊(こひつじ)一千をその灌祭(かんさい)と共(とも)に主(しゅ)にささげ、おびただしい犠牲(ぎせい)をささげた。 22そしてその日(ひ)、彼(かれ)らは大(おお)いなる喜(よろこ)びをもって主(しゅ)の前(まえ)に食(く)い飲(の)みした。

彼(かれ)らはさらに改(あらた)めてダビデの子(こ)ソロモンを王(おう)となし、これに油(あぶら)を注(そそ)いで主(しゅ)の君(きみ)となし、またザドクを祭司(さいし)とした。 23こうしてソロモンはその父(ちち)ダビデに代(かわ)り、王(おう)として主(しゅ)の位(くらい)に座(ざ)した。彼(かれ)は栄(さか)え、イスラエルは皆(みな)彼(かれ)に従(したが)った。 24またすべてのつかさたち、勇士(ゆうし)たち、およびダビデ王(おう)の王子(おうじ)たちも皆(みな)ソロモン王(おう)に忠誠(ちゅうせい)を誓(ちか)った。 25主(しゅ)は全(ぜん)イスラエルの目(め)の前(まえ)でソロモンを非常(ひじょう)に大(おお)いならしめ、彼(かれ)より前(まえ)のイスラエルのどの王(おう)も得(え)たことのない王威(おうい)を彼(かれ)に与(あた)えられた。

26このようにエッサイの子(こ)ダビデは全(ぜん)イスラエルを治(おさ)めた。 27彼(かれ)がイスラエルを治(おさ)めた期間(きかん)は四十年(ねん)であった。すなわちヘブロンで七年(ねん)世(よ)を治(おさ)め、エルサレムで三十三年(ねん)世(よ)を治(おさ)めた。 28彼(かれ)は高齢(こうれい)に達(たっ)し、年(ねん)も富(とみ)も誉(ほまれ)も満(み)ち足(た)りて死(し)んだ。その子(こ)ソロモンが彼(かれ)に代(かわ)って王(おう)となった。 29ダビデ王(おう)の始終(しじゅう)の行為(こうい)は、先見者(せんけんしゃ)サムエルの書(しょ)、預言者(よげんしゃ)ナタンの書(しょ)および先見者(せんけんしゃ)ガドの書(しょ)にしるされている。 30そのうちには彼(かれ)のすべての政(せい)と、その力(ちから)および彼(かれ)とイスラエルと他(た)のすべての国々(くにぐに)に臨(のぞ)んだ事(こと)どもをしるしている。