出エジプト記

第一章

1さて、ヤコブとともに、おのおのその家族かぞくともなって、エジプトへったイスラエルのらのつぎのとおりである。 2すなわちルベン、シメオン、レビ、ユダ、 3イッサカル、ゼブルン、ベニヤミン、 4ダン、ナフタリ、ガド、アセルであった。 5ヤコブのこしからたものは、わせて七十にん。ヨセフはすでにエジプトにいた。 6そして、ヨセフはに、兄弟きょうだいたちも、その時代じだい人々ひとびともみなんだ。 7けれどもイスラエルの子孫しそんおおくのみ、ますますふえ、はなはだつよくなって、くにちるようになった。

8ここに、ヨセフのことをらないあたらしいおうが、エジプトにった。 9かれはそのたみった、「よ、イスラエルびとなるこのたみは、われわれにとって、あまりにもおおく、またつよすぎる。 10さあ、われわれは、かりなくかれらをあつかおう。かれらがおおくなり、たたかいのおこるとき、てき味方みかたして、われわれとたたかい、ついにこのくにからることのないようにしよう」。 11そこでエジプトびとはかれらのうえ監督かんとくをおき、おも労役ろうえきをもってかれらをくるしめた。かれらはパロのために倉庫そうこまちピトムとラメセスをてた。 12しかしイスラエルの人々ひとびとくるしめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、かれらはイスラエルの人々ひとびとのゆえにおそれをなした。 13エジプトびとはイスラエルの人々ひとびとをきびしく使つかい、 14つらいつとめをもってその生活せいかつくるしめた。すなわち、しっくいこね、れんがつくり、および田畑たはたのあらゆるつとめあたらせたが、そのすべての労役ろうえきはきびしかった。

15またエジプトのおうは、ヘブルのおんなのために取上とりあげをする助産婦じょさんぷでひとりはをシフラといい、のひとりはをプアというものにさとして、 16った、「ヘブルのおんなのために助産じょさんをするとき、だいうえて、もしおとこならばそれをころし、おんなならばかしておきなさい」。 17しかし助産婦じょさんぷたちはかみをおそれ、エジプトのおうかれらにめいじたようにはせず、おとこかしておいた。 18エジプトのおう助産婦じょさんぷたちをしてった、「あなたがたはなぜこのようなことをして、おとこかしておいたのか」。 19助産婦じょさんぷたちはパロにった、「ヘブルのおんなはエジプトのおんなとはちがい、彼女かのじょたちはすこやかで助産婦じょさんぷまえんでしまいます」。 20それでかみ助産婦じょさんぷたちにめぐみをほどこされた。そしてたみはふえ、非常ひじょうつよくなった。 21助産婦じょさんぷたちはかみをおそれたので、かみ彼女かのじょたちのいえさかえさせられた。 22そこでパロはそのすべてのたみめいじてった、「ヘブルびとにおとこうまれたならば、みなナイルかわげこめ。しかしおんなはみなかしておけ」。

第二章

1さて、レビのいえのひとりのひとってレビのむすめをめとった。 2おんなはみごもって、おとこんだが、そのうるわしいのをて、三つきのあいだかくしていた。 3しかし、もうかくしきれなくなったので、パピルスでんだかごをり、それにアスファルトと樹脂じゅしとをって、をそのなかれ、これをナイルかわきしあしなかにおいた。 4そのあねは、かれがどうされるかをろうと、とおはなれてっていた。 5ときにパロのむすめあらおうと、かわりてきた。侍女じじょたちはかわべをあるいていたが、彼女かのじょは、あしなかにかごのあるのをて、つかえめをやり、それをってこさせ、 6あけてると子供こどもがいた。よ、おさいていた。彼女かのじょはかわいそうにおもってった、「これはヘブルびとの子供こどもです」。 7そのときおさあねはパロのむすめった、「わたしがってヘブルのおんなのうちから、あなたのために、このちちませるうばをんでまいりましょうか」。 8パロのむすめが「ってきてください」とうと、少女しょうじょってそのははんできた。 9パロのむすめ彼女かのじょった、「このれてって、わたしにかわり、ちちませてください。わたしはその報酬ほうしゅうをさしあげます」。おんなはそのって、これにちちあたえた。 10その成長せいちょうしたので、彼女かのじょはこれをパロのむすめのところにれてった。そしてかれはそのとなった。彼女かのじょはそのをモーセとづけてった、「みずなかからわたしがしたからです」。

11モーセが成長せいちょうしてのち、あるのこと、同胞どうほうところって、そのはげしい労役ろうえきた。かれはひとりのエジプトびとが、同胞どうほうのひとりであるヘブルびとをつのをたので、 12左右さゆうまわし、ひとのいないのをて、そのエジプトびとをころし、これをすななかかくした。 13つぎまたって、ふたりのヘブルびとがたがいあらそっているのをわるほうおとこった、「あなたはなぜ、あなたのともつのですか」。 14かれった、「だれがあなたをてて、われわれのつかさ、また裁判人さいばんにんとしたのですか。エジプトびとをころしたように、あなたはわたしをころそうとおもうのですか」。モーセはおそれた。そしてあのことがきっとれたのだとおもった。 15パロはこのこといて、モーセをころそうとした。

しかしモーセはパロのまえをのがれて、ミデヤンのき、井戸いどのかたわらにしていた。 16さて、ミデヤンの祭司さいしに七にんむすめがあった。彼女かのじょたちはきてみずをくみ、水槽すいそうにみたしてちちひつじれにませようとしたが、 17羊飼ひつじかいたちがきて彼女かのじょらをはらったので、モーセはがって彼女かのじょたちをたすけ、そのひつじれにみずませた。 18彼女かのじょたちがちちリウエルのところにかえったときちちった、「きょうは、どうして、こんなにはやかえってきたのか」。 19彼女かのじょたちはった、「ひとりのエジプトびとが、わたしたちを羊飼ひつじかいたちのからたすし、そのうえ、みずをたくさんくんで、ひつじれにませてくれたのです」。 20かれむすめたちにった、「そのかたはどこにおられるか。なぜ、そのかたをおいてきたのか。んできて、食事しょくじをさしあげなさい」。 21モーセがこのひとともにおることをこのんだので、かれむすめのチッポラをつまとしてモーセにあたえた。 22彼女かのじょおとこんだので、モーセはそのをゲルショムとづけた。「わたしは外国がいこく寄留者きりゅうしゃとなっている」とったからである。

23おおくのて、エジプトのおうんだ。イスラエルの人々ひとびとは、その苦役くえきつとめのゆえにうめき、またさけんだが、その苦役くえきのゆえのさけびはかみとどいた。 24かみかれらのうめきをき、かみはアブラハム、イサク、ヤコブとの契約けいやくおぼえ、 25かみはイスラエルの人々ひとびとかえりみ、かみかれらをしろしめされた。

第三章

1モーセはつまちち、ミデヤンの祭司さいしエテロのひつじれをっていたが、そのれを荒野あらのおくみちびいて、かみやまホレブにきた。 2ときにしゅ使つかいは、しばのなかほのおのうちにかれあらわれた。かれると、しばはえているのに、そのしばはなくならなかった。 3モーセはった、「ってこのおおきなものを、なぜしばがえてしまわないかをろう」。 4しゅかれがきて見定みさだめようとするのをかみはしばのなかからかれんで、「モーセよ、モーセよ」とわれた。かれは「ここにいます」とった。 5かみわれた、「ここにちかづいてはいけない。あしからくつをぎなさい。あなたがっているその場所ばしょせいなるだからである」。 6またわれた、「わたしは、あなたの先祖せんぞかみ、アブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみである」。モーセはかみることをおそれたのでかおかくした。

7しゅはまたわれた、「わたしは、エジプトにいるわたしのたみなやみを、つぶさに、また使つかもののゆえにかれらのさけぶのをいた。わたしはかれらのくるしみをっている。 8わたしはくだって、かれらをエジプトびとのからすくし、これをかのからみちびのぼって、ひろちちみつながれる、すなわちカナンびと、ヘテびと、アモリびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとのおるところいたらせようとしている。 9いまイスラエルの人々ひとびとさけびがわたしにとどいた。わたしはまたエジプトびとがかれらをしえたげる、そのしえたげをた。 10さあ、わたしは、あなたをパロにつかわして、わたしのたみ、イスラエルの人々ひとびとをエジプトからみちびさせよう」。 11モーセはかみった、「わたしは、いったい何者なにものでしょう。わたしがパロのところへって、イスラエルの人々ひとびとをエジプトからみちびすのでしょうか」。 12かみわれた、「わたしはかならずあなたとともにいる。これが、わたしのあなたをつかわしたしるしである。あなたがたみをエジプトからみちびしたとき、あなたがたはこのやまかみつかえるであろう」。

13モーセはかみった、「わたしがイスラエルの人々ひとびとのところへって、かれらに『あなたがたの先祖せんぞかみが、わたしをあなたがたのところへつかわされました』とうとき、かれらが『そのはなんというのですか』とわたしにくならば、なんとこたえましょうか」。 14かみはモーセにわれた、「わたしは、ってもの」。またわれた、「イスラエルの人々ひとびとにこういなさい、『「わたしはる」というかたが、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と」。 15かみはまたモーセにわれた、「イスラエルの人々ひとびとにこういなさい『あなたがたの先祖せんぞかみ、アブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみであるしゅが、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と。これは永遠えいえんにわたしの、これは世々よよのわたしのである。 16あなたはって、イスラエルの長老ちょうろうたちをあつめていなさい、『あなたがたの先祖せんぞかみ、アブラハム、イサク、ヤコブのかみであるしゅは、わたしにあらわれてわれました、「わたしはあなたがたをかえりみ、あなたがたがエジプトでされていることたしかにた。 17それでわたしはあなたがたを、エジプトのなやみからみちびして、カナンびと、ヘテびと、アモリびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとのちちみつながれるたずさのぼろうと決心けっしんした」と』。 18かれらはあなたのこえしたがうであろう。あなたはイスラエルの長老ちょうろうたちと一緒いっしょにエジプトのおうのところへっていなさい、『ヘブルびとのかみしゅがわたしたちにあらわれられました。それで、わたしたちを、三みちのりほど荒野あらのかせて、わたしたちのかみしゅ犠牲ぎせいをささげることをゆるしてください』と。 19しかし、エジプトのおうつよをもってせまらなければ、あなたがたをかせないのをわたしはっている。 20それで、わたしはべて、エジプトのうちにおこなおうとする、さまざまの不思議ふしぎをもってエジプトをとう。そののちかれはあなたがたをらせるであろう。 21わたしはこのたみにエジプトびとの好意こういさせる。あなたがたはるときに、むなしってはならない。 22おんなはみな、そのとなりおんなと、いえ宿やどっているおんなに、ぎんかざり、きんかざり、また衣服いふくもとめなさい。そしてこれらを、あなたがたのむすこ、むすめけさせなさい。このようにエジプトびとのものをうばりなさい」。

第四章

1モーセはった、「しかし、かれらはわたしをしんぜず、またわたしのこえしたがわないでうでしょう、『しゅはあなたにあらわれなかった』と」。 2しゅかれわれた、「あなたのにあるそれはなにか」。かれった、「つえです」。 3またわれた、「それをげなさい」。かれがそれをげると、へびになったので、モーセはそのまえからけた。 4しゅはモーセにわれた、「あなたのばして、そのりなさい。――そこでばしてそれをると、のなかでつえとなった。―― 5これは、かれらの先祖せんぞたちのかみ、アブラハムのかみ、イサクのかみ、ヤコブのかみであるしゅが、あなたにあらわれたのを、かれらにしんじさせるためである」。 6しゅはまたかれわれた、「あなたのをふところにれなさい」。かれをふところにれ、それをすと、は、らいびょうにかかって、ゆきのようにしろくなっていた。 7しゅわれた、「をふところにもどしなさい」。かれをふところにもどし、それをふところからしてると、回復かいふくして、もとのにくのようになっていた。 8しゅわれた、「かれらがもしあなたをしんぜず、またはじめのしるしをみとめないならば、のちのしるしはしんじるであろう。 9かれらがもしこの二つのしるしをもしんぜず、あなたのこえしたがわないならば、あなたはナイルかわみずって、かわいたそそぎなさい。あなたがナイルかわからったみずは、かわいたとなるであろう」。

10モーセはしゅった、「ああしゅよ、わたしは以前いぜんにも、またあなたが、しもべにかたられてからのちも、言葉ことばひとではありません。わたしはくちおもく、したおもいのです」。 11しゅかれわれた、「だれがひとくちさづけたのか。おし、みみしい、あき、しいにだれがするのか。しゅなるわたしではないか。 12それゆえきなさい。わたしはあなたのくちともにあって、あなたのうべきことをおしえるであろう」。 13モーセはった、「ああ、しゅよ、どうか、ほかの適当てきとうひとをおつかわしください」。 14そこで、しゅはモーセにむかっていかりをはっしてわれた、「あなたの兄弟きょうだいレビびとアロンがいるではないか。わたしはかれ言葉ことばにすぐれているのをっている。よ、かれはあなたにおうとしててきている。かれはあなたをこころよろこぶであろう。 15あなたはかれかたって言葉ことばをそのくちさづけなさい。わたしはあなたのくちともにあり、かれくちともにあって、あなたがたのなすべきことをおしえ、 16かれはあなたにかわってたみかたるであろう。かれはあなたのくちとなり、あなたはかれのために、かみかわるであろう。 17あなたはそのつえをり、それをもって、しるしをおこないなさい」。

18モーセはつまちちエテロのところにかえってかれった、「どうかわたしを、エジプトにいるうちのもののところにかえらせ、かれらがまだきながらえているか、どうかをさせてください」。エテロはモーセにった、「やすんじてきなさい」。 19しゅはミデヤンでモーセにわれた、「エジプトにかえってきなさい。あなたのいのちもとめた人々ひとびとはみなんだ」。 20そこでモーセはつま子供こどもたちをとり、ろばにせて、エジプトのかえった。モーセはかみのつえをった。

21しゅはモーセにわれた、「あなたがエジプトにかえったとき、わたしがあなたのさづけた不思議ふしぎを、みなパロのまえおこないなさい。しかし、わたしがかれこころをかたくなにするので、かれたみらせないであろう。 22あなたはパロにいなさい、『しゅはこうおおせられる。イスラエルはわたしの、わたしの長子ちょうしである。 23わたしはあなたにう。わたしのらせて、わたしにつかえさせなさい。もしかれらせるのをこばむならば、わたしはあなたの、あなたの長子ちょうしころすであろう』と」。

24さてモーセが途中とちゅう宿やどっているときしゅかれってかれころそうとされた。 25そのときチッポラは火打ひういし小刀こがたなって、そのおとこまえかわり、それをモーセのあしにつけてった、「あなたはまことに、わたしにとって花婿はなむこです」。 26そこで、しゅはモーセをゆるされた。このとき花婿はなむこです」とチッポラがったのは割礼かつれいのゆえである。

27しゅはアロンにわれた、「荒野あらのってモーセにいなさい」。かれってかみやまでモーセにい、これにくちづけした。 28モーセは自分じぶんをつかわされたしゅのすべての言葉ことばと、めいじられたすべてのしるしをアロンにげた。 29そこでモーセとアロンはってイスラエルの人々ひとびと長老ちょうろうたちをみなあつめた。 30そしてアロンはしゅがモーセにかたられた言葉ことばを、ことごとくげた。またかれたみまえでしるしをおこなったので、 31たみしんじた。かれらはしゅがイスラエルの人々ひとびとかえりみ、そのくるしみをられたのをき、して礼拝れいはいした。

第五章

1そののち、モーセとアロンはってパロにった、「イスラエルのかみしゅはこうわれる、『わたしのたみらせ、荒野あらので、わたしのためにまつりをさせなさい』と」。 2パロはった、「しゅとはいったい何者なにものか。わたしがそのこえしたがってイスラエルをらせなければならないのか。わたしはしゅらない。またイスラエルをらせはしない」。 3かれらはった、「ヘブルびとのかみがわたしたちにあらわれました。どうか、わたしたちを三みちのりほど荒野あらのかせ、わたしたちのかみしゅ犠牲ぎせいをささげさせてください。そうしなければしゅ疫病えきびょうか、つるぎをもって、わたしたちをなやまされるからです」。 4エジプトのおうかれらにった、「モーセとアロンよ、あなたがたは、なぜたみはたらきをやめさせようとするのか。自分じぶん労役ろうえきにつくがよい」。 5パロはまたった、「よ、いま土民どみんかずおおい。しかも、あなたがたはかれらに労役ろうえきやすませようとするのか」。 6その、パロはたみ使つかものと、たみのかしらたちにめいじてった、 7「あなたがたは、れんがをつくるためのわらを、もはや、いままでのように、このたみあたえてはならない。かれらに自分じぶんって、わらをあつめさせなさい。 8またまえつくっていた、れんがのかずどおりにかれらにつくらせ、それをらしてはならない。かれらはなまけものだ。それだから、かれらはさけんで、『ってわたしたちのかみ犠牲ぎせいをささげさせよ』とうのだ。 9この人々ひとびと労役ろうえきおもくして、はたらかせ、いつわりの言葉ことばこころせさせぬようにしなさい」。

10そこでたみ使つかものたちと、たみのかしらたちはって、たみった、「パロはこうおおせられる、『あなたがたに、わらはあたえない。 11自分じぶんって、つかるところから、わらをってるがよい。しかしはたらきはすこしもらしてはならない』と」。 12そこでたみはエジプトのぜんって、わらのかわりに、かぶあつめた。 13使つかものたちは、かれらをせきててった、「わらがあったときおなじように、あなたがたのはたらきの、ごとのぶん仕上しあげなければならない」。 14パロの使つかものたちがイスラエルの人々ひとびとうえてたかしらたちは、たれて、「なぜ、あなたがたは、れんがつくりの仕事しごとを、きょうも、まえのように仕上しあげないのか」とわれた。

15そこで、イスラエルの人々ひとびとのかしらたちはパロのところにき、さけんでった、「あなたはなぜ、しもべどもにこんなことをなさるのですか。 16しもべどもは、わらをあたえられず、しかもかれらはわたしたちに、『れんがはつくれ』とうのです。そのうえ、しもべどもはたれています。つみはあなたのたみにあるのです」。 17パロはった、「あなたがたは、なまけものだ、なまけものだ。それだから、『って、しゅ犠牲ぎせいをささげさせよ』とうのだ。 18さあ、ってはたらきなさい。わらはあたえないが、なおあなたがたはさだめたかずのれんがをおさめなければならない」。 19イスラエルの人々ひとびとのかしらたちは、「れんがのごとのぶんらしてはならない」とわれたので、わる事態じたいになったことをった。 20かれらがパロをはなれててきたときかれらにおうとしてっていたモーセとアロンにったので、 21かれらにった、「しゅがあなたがたをごらんになって、さばかれますように。あなたがたは、わたしたちをパロとその家来けらいたちにきらわせ、つるぎをかれらのわたして、ころさせようとしておられるのです」。

22モーセはしゅのもとにかえってった、「しゅよ、あなたは、なぜこのたみをひどいにあわされるのですか。なんのためにわたしをつかわされたのですか。 23わたしがパロのもとにって、あなたのによってかたってからこのかた、かれはこのたみをひどいにあわせるばかりです。また、あなたは、すこしもあなたのたみすくおうとなさいません」。

第六章

1しゅはモーセにわれた、「いま、あなたは、わたしがパロになにをしようとしているかをるであろう。すなわちパロはつよにしいられて、かれらをらせるであろう。いなかれつよにしいられて、かれらをくにからすであろう」。

2かみはモーセにわれた、「わたしはしゅである。 3わたしはアブラハム、イサク、ヤコブには全能ぜんのうかみとしてあらわれたが、しゅというでは、自分じぶんかれらにらせなかった。 4わたしはまたカナンの、すなわちかれらが寄留きりゅうしたその寄留きりゅうを、かれらにあたえるという契約けいやくかれらとてた。 5わたしはまた、エジプトびとが奴隷どれいとしているイスラエルの人々ひとびとのうめきをいて、わたしの契約けいやくおもした。 6それゆえ、イスラエルの人々ひとびといなさい、『わたしはしゅである。わたしはあなたがたをエジプトびとの労役ろうえきしたからみちびし、奴隷どれいつとめからすくい、またべたうでおおいなるさばきをもって、あなたがたをあがなうであろう。 7わたしはあなたがたをってわたしのたみとし、わたしはあなたがたのかみとなる。わたしがエジプトびとの労役ろうえきしたからあなたがたをみちびすあなたがたのかみしゅであることを、あなたがたはるであろう。 8わたしはアブラハム、イサク、ヤコブにあたえるとげてちかったそのにあなたがたをはいらせ、それを所有しょゆうとして、あたえるであろう。わたしはしゅである』と」。 9モーセはこのようにイスラエルの人々ひとびとかたったが、かれらはこころいたみと、きびしい奴隷どれいつとめのゆえに、モーセにしたがわなかった。

10さてしゅはモーセにわれた、 11「エジプトのおうパロのところにって、かれがイスラエルの人々ひとびとをそのくにかららせるようにはなしなさい」。 12モーセはしゅにむかってった、「イスラエルの人々ひとびとでさえ、わたしのうことをかなかったのに、どうして、くちびるに割礼かつれいのないわたしのうことを、パロがれましょうか」。 13しかし、しゅはモーセとアロンにかたって、イスラエルの人々ひとびとと、エジプトのおうパロのもとにかせ、イスラエルの人々ひとびとをエジプトのからみちびせとめいじられた。

14かれらの先祖せんぞいえ首長しゅちょうたちはつぎのとおりである。すなわちイスラエルの長子ちょうしルベンのらはハノク、パル、ヘヅロン、カルミで、これらはルベンの一族いちぞくである。 15シメオンのらはエムエル、ヤミン、オハデ、ヤキン、ゾハル、およびカナンのおんなからうまれたシャウルで、これらはシメオンの一族いちぞくである。 16レビのらのは、その世代せだいしたがえば、ゲルション、コハテ、メラリで、レビの一生いっしょうは百三十七ねんであった。 17ゲルションのらの一族いちぞくはリブニとシメイである。 18コハテのらはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルで、コハテの一生いっしょうは百三十三ねんであった。 19メラリのらはマヘリとムシである。これらはその世代せだいによるレビの一族いちぞくである。 20アムラムはちちいもうとヨケベデをつまとしたが、彼女かのじょはアロンとモーセをかれんだ。アムラムの一生いっしょうは百三十七ねんであった。 21イヅハルのらはコラ、ネペグ、ジクリである。 22ウジエルのらはミサエル、エルザパン、シテリである。 23アロンはナションの姉妹しまい、アミナダブのむすめエリセバをつまとした。エリセバはかれにナダブ、アビウ、エレアザル、イタマルをんだ。 24コラのらはアッシル、エルカナ、アビアサフで、これらはコラびとの一族いちぞくである。 25アロンのエレアザルはプテエルのむすめのひとりをつまとした。彼女かのじょはピネハスをかれんだ。これらは、その一族いちぞくによるレビびとの先祖せんぞいえ首長しゅちょうたちである。

26しゅが、「イスラエルの人々ひとびとをその軍団ぐんだんしたがって、エジプトのからみちびしなさい」とわれたのは、このアロンとモーセである。 27かれらはイスラエルの人々ひとびとをエジプトからみちびすことについて、エジプトのおうパロにかたったもので、すなわちこのモーセとアロンである。

28しゅがエジプトのでモーセにかたられたに、 29しゅはモーセにわれた、「わたしはしゅである。わたしがあなたにかたることは、みなエジプトのおうパロにかたりなさい」。 30しかしモーセはしゅにむかってった、「ごらんのとおり、わたしは、くちびるに割礼かつれいのないものです。パロがどうしてわたしのうことをきいれましょうか」。

第七章

1しゅはモーセにわれた、「よ、わたしはあなたをパロにたいしてかみのごときものとする。あなたの兄弟きょうだいアロンはあなたの預言者よげんしゃとなるであろう。 2あなたはわたしがめいじることを、ことごとくかれげなければならない。そしてあなたの兄弟きょうだいアロンはパロにげて、イスラエルの人々ひとびとをそのくにかららせるようにさせなければならない。 3しかし、わたしはパロのこころをかたくなにするので、わたしのしるしと不思議ふしぎをエジプトのくにおおおこなっても、 4パロはあなたがたのうことをかないであろう。それでわたしはをエジプトのうえくわえ、おおいなるさばきをくだして、わたしの軍団ぐんだん、わたしのたみイスラエルの人々ひとびとを、エジプトのくにからみちびすであろう。 5わたしがをエジプトのうえにさしべて、イスラエルの人々ひとびとかれらのうちからみちびとき、エジプトびとはわたしがしゅであることをるようになるであろう」。 6モーセとアロンはそのようにおこなった。すなわちしゅかれらにめいじられたようにおこなった。 7かれらがパロとかたったとき、モーセは八十さい、アロンは八十三さいであった。

8しゅはモーセとアロンにわれた、 9「パロがあなたがたに、『不思議ふしぎをおこなって証拠しょうこしめせ』ととき、あなたはアロンにいなさい、『あなたのつえをって、パロのまえげなさい』と。するとそれはへびになるであろう」。 10それで、モーセとアロンはパロのところにき、しゅめいじられたとおりにおこなった。すなわちアロンはそのつえを、パロとその家来けらいたちのまえげると、それはへびになった。 11そこでパロもまた知者ちしゃ魔法使まほうつかいせた。これらのエジプトの魔術まじゅつらもまた、その秘術ひじゅつをもっておなじようにおこなった。 12すなわちかれらは、おのおのそのつえをげたが、それらはへびになった。しかし、アロンのつえはかれらのつえを、のみつくした。 13けれども、パロのこころはかたくなになって、しゅわれたように、かれらのうことをかなかった。

14しゅはモーセにわれた、「パロのこころはかたくなで、かれたみらせることをこばんでいる。 15あなたは、あすのあさ、パロのところにきなさい。よ、かれみずのところにている。あなたは、へびにかわったあのつえをり、ナイルかわきしってかれい、 16そしてかれいなさい、『ヘブルびとのかみしゅがわたしをあなたにつかわしてわれます、「わたしのたみらせ、荒野あらので、わたしにつかえるようにさせよ」と。しかしいまもなお、あなたがきいれようとされないので、 17しゅはこうおおせられます、「これによってわたしがしゅであることを、あなたはるでしょう。よ、わたしがにあるつえでナイルかわみずつと、それはかわるであろう。 18そしてかわうおに、かわくさくなり、エジプトびとはかわみずむことをいとうであろう」』と」。 19しゅはまたモーセにわれた、「あなたはアロンにいなさい、『あなたのつえをって、をエジプトのみずうえかわうえながれのうえいけうえ、またそのすべてのみずたまりのうえにさしべて、それをにならせなさい。エジプト全国ぜんこくにわたって、うつわいしうつわにも、があるようになるでしょう』と」。

20モーセとアロンはしゅめいじられたようにおこなった。すなわち、かれはパロとその家来けらいたちのまえで、つえをあげてナイルかわみずつと、かわみずは、ことごとくかわった。 21それでかわうおに、かわくさくなり、エジプトびとはかわみずむことができなくなった。そしてエジプト全国ぜんこくにわたってがあった。 22エジプトの魔術まじゅつらも秘術ひじゅつをもっておなじようにおこなった。しかし、しゅわれたように、パロのこころはかたくなになり、かれらのうことをかなかった。 23パロはをめぐらしていえり、またこのことをもこころめなかった。 24すべてのエジプトびとはナイルかわみずめなかったので、みずようと、かわのまわりをった。 25しゅがナイルかわたれてのち七日なぬかた。

第八章

1しゅはモーセにわれた、「あなたはパロのところにっていなさい、『しゅはこうおおせられます、「わたしのたみらせて、わたしにつかえさせなさい。 2しかし、らせることをこばむならば、よ、わたしは、かえるをもって、あなたの領土りょうどを、ことごとくつであろう。 3ナイルかわにかえるがむらがり、のぼって、あなたのいえ、あなたの寝室しんしつにはいり、寝台しんだいにのぼり、あなたの家来けらいたみいえにはいり、またあなたのかまどや、こねはちにはいり、 4あなたと、あなたのたみと、すべての家来けらいのからだに、はいがるであろう」と』」。 5しゅはモーセにわれた、「あなたはアロンにいなさい、『つえをって、かわうえながれのうえ、、いけうえにさしべ、かえるをエジプトのにのぼらせなさい』と」。 6アロンがをエジプトのみずうえにさしべたので、かえるはのぼってエジプトのをおおった。 7魔術まじゅつらも秘術ひじゅつをもっておなじようにおこない、かえるをエジプトのにのぼらせた。

8パロはモーセとアロンをしてった、「かえるをわたしと、わたしのたみからるようにしゅねがってください。そのときわたしはこのたみらせて、しゅ犠牲ぎせいをささげさせるでしょう」。 9モーセはパロにった、「あなたと、あなたの家来けらいと、あなたのたみのために、わたしがいつねがって、このかえるを、あなたとあなたのいえからって、ナイルかわだけにとどまらせるべきか、きめてください」。 10パロはった、「明日みょうにち」。モーセはった、「おおせのとおりになって、わたしたちのかみしゅならぶもののないことを、あなたがられますように。 11そして、かえるはあなたと、あなたのいえと、あなたの家来けらいと、あなたのたみはなれてナイルかわにだけとどまるでしょう」。 12こうしてモーセとアロンはパロをはなれてた。モーセはしゅがパロにつかわされたかえるのことについて、しゅもとめたので、 13しゅはモーセのことばのようにされ、かえるはいえから、にわから、またはたけからえた。 14これをひとやまひとやまんだので、くさくなった。 15ところがパロはいきつくひまのできたのをて、しゅわれたように、そのこころをかたくなにしてかれらのうことをかなかった。

16しゅはモーセにわれた、「あなたはアロンにいなさい、『あなたのつえをさしべてのちりをち、それをエジプトの全国ぜんこくにわたって、ぶよとならせなさい』と」。 17かれらはそのようにおこなった。すなわちアロンはそのつえをとってをさしべ、のちりをったので、ぶよはひと家畜かちくについた。すなわち、のちりはみなエジプトの全国ぜんこくにわたって、ぶよとなった。 18魔術まじゅつらも秘術ひじゅつをもっておなじようにおこない、ぶよをそうとしたが、かれらにはできなかった。ぶよがひと家畜かちくについたので、 19魔術まじゅつらはパロにった、「これはかみゆびです」。しかししゅわれたように、パロのこころはかたくなになって、かれらのいうことをかなかった。

20しゅはモーセにわれた、「あなたはあさはやきてパロのまえちなさい。ちょうどかれみずのところにているからかれいなさい、『しゅはこうおおせられる、「わたしのたみらせて、わたしにつかえさせなさい。 21あなたがわたしのたみらせないならば、わたしは、あなたとあなたの家来けらいと、あなたのたみとあなたのいえとに、あぶのれをつかわすであろう。エジプトびとの家々いえいえは、あぶのれでち、かれらのもまた、そうなるであろう。 22そのわたしは、わたしのたみむゴセンのべっして、そこにあぶのれをれないであろう。くになかでわたしがしゅであることをあなたがるためである。 23わたしはわたしのたみとあなたのたみあいだ区別くべつをおく。このしるしは、あすおこるであろう」と』」。 24しゅはそのようにされたので、おびただしいあぶが、パロのいえと、その家来けらいいえと、エジプトの全国ぜんこくにはいってきて、はあぶのれのためにがいをうけた。

25そこで、パロはモーセとアロンをしてった、「あなたがたはってこのくにうちで、あなたがたのかみ犠牲ぎせいをささげなさい」。 26モーセはった、「そうすることはできません。わたしたちはエジプトびとのむものを犠牲ぎせいとして、わたしたちのかみしゅにささげるからです。もし、エジプトびとのまえで、かれらのむものを犠牲ぎせいにささげるならば、かれらはわたしたちをいしたないでしょうか。 27わたしたちは三みちのりほど、荒野あらのにはいって、わたしたちのかみしゅ犠牲ぎせいをささげ、しゅがわたしたちにめいじられるようにしなければなりません」。 28パロはった、「わたしはあなたがたをらせ、荒野あらので、あなたがたのかみしゅ犠牲ぎせいをささげさせよう。ただあまりとおくへってはならない。わたしのために祈願きがんしなさい」。 29モーセはった、「わたしはあなたのもとからってしゅ祈願きがんしましょう。あすあぶのれがパロと、その家来けらいと、そのたみからはなれるでしょう。ただパロはまたあざむいて、たみしゅ犠牲ぎせいをささげにくのをとめないようにしてください」。 30こうしてモーセはパロのもとをて、しゅ祈願きがんしたので、 31しゅはモーセの言葉ことばのようにされた。すなわち、あぶのれをパロと、その家来けらいと、そのたみからられたので、一つものこらなかった。 32しかしパロはこんどもまた、そのこころをかたくなにしてたみらせなかった。

第九章

1しゅはモーセにわれた、「パロのもとにって、かれいなさい、『ヘブルびとのかみしゅはこうおおせられる、「わたしのたみらせて、わたしにつかえさせなさい。 2あなたがもしかれらをらせることをこばんで、なおかれらをめおくならば、 3しゅもっとはげしい疫病えきびょうをもって、にいるあなたの家畜かちく、すなわちうま、ろば、らくだ、うしひつじうえのぞむであろう。 4しかし、しゅはイスラエルの家畜かちくと、エジプトの家畜かちく区別くべつされ、すべてイスラエルの人々ひとびとぞくするものには一とうぬものがないであろう」と』」。 5しゅは、また、ときさだめておおせられた、「あす、しゅはこのことをくにおこなうであろう」。 6あくるしゅはこのことをおこなわれたので、エジプトびとの家畜かちくはみなんだ。しかし、イスラエルの人々ひとびと家畜かちくは一とうななかった。 7パロはひとをつかわしてさせたが、イスラエルの家畜かちくは一とうんでいなかった。それでもパロのこころはかたくなで、たみらせなかった。

8しゅはモーセとアロンにわれた、「あなたがたは、かまどのすすをりょういっぱいり、それをモーセはパロのまえてんにむかって、まきらしなさい。 9それはエジプトの全国ぜんこくにわたって、こまかいちりとなり、エジプト全国ぜんこくひとけものいて、うみのるはれものとなるであろう」。 10そこでかれらは、かまどのすすをってパロのまえち、モーセはてんにむかってこれをまきらしたので、ひとけものいて、うみのるはれものとなった。 11魔術まじゅつらは、はれもののためにモーセのまえつことができなかった。はれものが魔術まじゅつらと、すべてのエジプトびとにしょうじたからである。 12しかし、しゅはパロのこころをかたくなにされたので、かれしゅがモーセにかたられたように、かれらのうことをかなかった。

13しゅはまたモーセにわれた、「あさはやき、パロのまえって、かれいなさい、『ヘブルびとのかみしゅはこうおおせられる、「わたしのたみらせて、わたしにつかえさせなさい。 14わたしは、こんどは、もろもろのわざわいを、あなたと、あなたの家来けらいと、あなたのたみにくだし、わたしにならぶものがぜんにないことをらせるであろう。 15わたしがもし、をさしべ、疫病えきびょうをもって、あなたと、あなたのたみっていたならば、あなたはからほろぼされていたであろう。 16しかし、わたしがあなたをながらえさせたのは、あなたにわたしのちからさせるため、そして、わたしのぜんつたえられるためにほかならない。 17それに、あなたはなお、わたしのたみにむかって、おのれをたかくし、かれらをらせようとしない。 18ゆえに、あすのいまごろ、わたしはおそろしくおおきなひょうらせるであろう。それはエジプトのくにはじまったからいままで、かつてなかったほどのものである。 19それゆえ、いま、ひとをやって、あなたの家畜かちくと、あなたがにもっているすべてのものを、のがれさせなさい。ひとけものも、すべてにあっていえかえらないものはひょうたれてぬであろう」と』」。 20パロの家来けらいのうち、しゅ言葉ことばをおそれるものは、そのしもべと家畜かちくいえにのがれさせたが、 21しゅ言葉ことばにとめないものは、そのしもべと家畜かちくのこしておいた。

22しゅはモーセにわれた、「あなたのてんにむかってさしべ、エジプトの全国ぜんこくにわたって、エジプトのにいるひとけものはたけのすべての青物あおものうえひょうらせなさい」。 23モーセがてんにむかってつえをさしべると、しゅかみなりひょうをおくられ、にむかって、はせくだった。こうしてしゅは、ひょうをエジプトのらされた。 24そしてひょうり、ひょうあいだがひらめきわたった。ひょうおそろしくおおきく、エジプト全国ぜんこくには、くにをなしてこのかた、かつてないものであった。 25ひょうはエジプト全国ぜんこくにわたって、すべてはたけにいるひとけものった。ひょうはまたはたけのすべての青物あおものち、のもろもろのくだいた。 26ただイスラエルの人々ひとびとのいたゴセンのには、ひょうらなかった。

27そこで、パロはひとをつかわし、モーセとアロンをしてった、「わたしはこんどはつみおかした。しゅただしく、わたしと、わたしのたみわるい。 28しゅ祈願きがんしてください。このかみなりひょうはもうじゅうぶんです。わたしはあなたがたをらせます。もはやとどまらなくてもよろしい」。 29モーセはかれった、「わたしはまちると、すぐ、しゅにむかってわたしのべひろげます。するとかみなりはやみ、ひょうはもはやらなくなり、あなたは、しゅのものであることをられましょう。 30しかし、あなたとあなたの家来けらいたちは、なお、かみなるしゅおそれないことを、わたしはっています」。 31――亜麻あま大麦おおむぎたおされた。大麦おおむぎし、亜麻あまはないていたからである。 32小麦こむぎとスペルタむぎはおくてであるためたおされなかった。―― 33モーセはパロのもとをり、まちて、しゅにむかってべひろげたので、かみなりひょうはやみ、あめらなくなった。 34ところがパロはあめひょうかみなりがやんだのをて、またもつみおかし、こころをかたくなにした。かれ家来けらいも、そうであった。 35すなわちパロはこころをかたくなにし、しゅがモーセによってかたられたように、イスラエルの人々ひとびとらせなかった。

第一〇章

1そこで、しゅはモーセにわれた、「パロのもとにきなさい。わたしはかれこころとその家来けらいたちのこころをかたくなにした。これは、わたしがこれらのしるしを、かれらのなかおこなうためである。 2また、わたしがエジプトびとをあしらったこと、またかれらのなかにわたしがおこなったしるしを、あなたがたが、まごみみかたつたえるためである。そしてあなたがたは、わたしがしゅであることをるであろう」。

3モーセとアロンはパロのもとにってかれった、「ヘブルびとのかみしゅはこうおおせられる、『いつまで、あなたは、わたしに屈伏くっぷくすることをこばむのですか。たみらせて、わたしにつかえさせなさい。 4もし、わたしのたみらせることをこばむならば、よ、あす、わたしはいなごを、あなたの領土りょうどにはいらせるであろう。 5それはのおもてをおおい、ひとることもできないほどになるであろう。そしてひょうまぬかれて、のこされているものをつくし、にはえているあなたがたのをみなつくすであろう。 6またそれはあなたのいえとあなたのすべての家来けらいいえ、および、すべてのエジプトびとのいえちるであろう。このようなことは、あなたのちちたちも、また、祖父そふたちも、かれらが地上ちじょうにあったから今日こんにちいたるまで、かつてたことのないものである』と」。そしてかれをめぐらして、パロのもとをった。

7パロの家来けらいたちはおうった、「いつまで、このひとはわれわれのわなとなるのでしょう。この人々ひとびとらせ、かれらのかみなるしゅつかえさせては、どうでしょう。エジプトがほろびてしまうことに、まだづかれないのですか」。 8そこで、モーセとアロンは、また、パロのもとにされた。パロはかれらにった、「って、あなたがたのかみしゅつかえなさい。しかし、くものはだれだれか」。 9モーセはった、「わたしたちはおさなものも、いたものきます。むすこもむすめたずさえ、ひつじうしれてきます。わたしたちはしゅまつりおこなわなければならないのですから」。 10パロはかれらにった、「万一まんいち、わたしが、あなたがたに子供こどもれてまでらせるようなことがあれば、しゅがあなたがたとともにいますがよい。あなたがたはわるいたくらみをしている。 11それはいけない。あなたがたはおとこだけってしゅつかえるがよい。それが、あなたがたの要求ようきゅうであった」。かれらは、ついにパロのまえからされた。

12しゅはモーセにわれた、「あなたのをエジプトのうえにさしべて、エジプトのにいなごをのぼらせ、のすべての青物あおもの、すなわち、ひょうのこしたものを、ことごとくべさせなさい」。 13そこでモーセはエジプトのうえに、つえをさしべたので、しゅ終日しゅうじつ終夜しゅうや東風ひがしかぜかせられた。あさとなって、東風ひがしかぜは、いなごをはこんできた。 14いなごはエジプト全国ぜんこくにのぞみ、エジプトのぜん領土りょうどにとどまり、そのかずがはなはだおおく、このようないなごはまえにもなく、またのちにもないであろう。 15いなごは全面ぜんめんをおおったので、くらくなった。そしてのすべての青物あおものと、ひょうのこしたを、ことごとくべたので、エジプト全国ぜんこくにわたって、にもはたけ青物あおものにも、みどりものとてはなにのこらなかった。 16そこで、パロは、いそいでモーセとアロンをしてった、「わたしは、あなたがたのかみしゅたいし、また、あなたがたにたいしてつみおかしました。 17それで、どうか、もう一だけ、わたしのつみをゆるしてください。そしてあなたがたのかみしゅ祈願きがんして、ただ、このをわたしからはなれさせてください」。 18そこでかれはパロのところからて、しゅ祈願きがんしたので、 19しゅは、はなはだつよ西風にしかぜかわらせ、いなごをげて、これを紅海こうかいいやられたので、エジプト全土ぜんどには一つのいなごものこらなかった。 20しかし、しゅがパロのこころをかたくなにされたので、かれはイスラエルの人々ひとびとらせなかった。

21しゅはまたモーセにわれた、「てんにむかってあなたのをさしべ、エジプトのくにに、くらやみをこさせなさい。そのくらやみは、さわれるほどである」。 22モーセがてんにむかってをさしべたので、いくらやみは、エジプト全国ぜんこくのぞみ三およんだ。 23あいだ人々ひとびとたがいることもできず、まただれもそのところからものもなかった。しかし、イスラエルの人々ひとびとには、みな、そのところひかりがあった。 24そこでパロはモーセをしてった、「あなたがたはってしゅつかえなさい。あなたがたの子供こどもれてってもよろしい。ただ、あなたがたのひつじうしのこしてきなさい」。 25しかし、モーセはった、「あなたは、また、わたしたちのかみしゅにささげる犠牲ぎせい燔祭はんさいものをも、わたしたちにくださらなければなりません。 26わたしたちは家畜かちくれてきます。ひずめ一つものこしません。わたしたちは、そのうちからって、わたしたちのかみしゅつかえねばなりません。またわたしたちは、その場所ばしょくまでは、なにをもって、しゅつかえるべきかをらないからです」。 27けれども、しゅがパロのこころをかたくなにされたので、パロはかれらをらせようとしなかった。 28それでパロはモーセにった、「わたしのところからりなさい。こころして、わたしのかおは二てはならない。わたしのかおには、あなたのいのちはないであろう」。 29モーセはった、「よくぞおおせられました。わたしは、二と、あなたのかおないでしょう」。

第一一章

1しゅはモーセにわれた、「わたしは、なお一つのわざわいを、パロとエジプトのうえにくだし、そののちかれはあなたがたをここかららせるであろう。かれらせるとき、かれはあなたがたを、ことごとくここからすであろう。 2あなたはたみみみかたって、おとことなりおとこから、おんなとなりおんなから、それぞれぎんかざり、きんかざりをもとめさせなさい」。 3しゅたみにエジプトびとの好意こういさせられた。またモーセそのひとは、エジプトのくにで、パロの家来けらいたちのたみとに、はなはだおおいなるものとえた。

4モーセはった、「しゅはこうおおせられる、『真夜中まよなかごろ、わたしはエジプトのなかくであろう。 5エジプトのくにのうちのういごは、くらいするパロのういごをはじめ、ひきうすののちにいる、はしためのういごにいたるまで、みなに、また家畜かちくのういごもみなぬであろう。 6そしてエジプト全国ぜんこくおおいなるさけびがおこるであろう。このようなことはかつてなく、また、ふたたびないであろう』と。 7しかし、すべて、イスラエルの人々ひとびとにむかっては、ひとにむかっても、けものにむかっても、いぬさえそのしたらさないであろう。これによってしゅがエジプトびととイスラエルびととのあいだ区別くべつをされるのを、あなたがたはるであろう。 8これらのあなたの家来けらいたちは、みな、わたしのもとにくだってきて、ひれしてうであろう、『あなたもあなたにしたがたみもみなってください』と。そののち、わたしはきます」。かれはげしくいかってパロのもとからった。 9しゅはモーセにわれた、「パロはあなたがたのうことをかないであろう。それゆえ、わたしはエジプトのくに不思議ふしぎくわえるであろう」。

10モーセとアロンは、すべてこれらの不思議ふしぎをパロのまえったが、しゅがパロのこころをかたくなにされたので、かれはイスラエルの人々ひとびとをそのくにかららせなかった。

第一二章

1しゅはエジプトのくにで、モーセとアロンにげてわれた、 2「このつきをあなたがたのはじめのつきとし、これをとし正月しょうがつとしなさい。 3あなたがたはイスラエルのぜん会衆かいしゅういなさい、『このつきの十におのおの、そのちちいえごとに小羊こひつじらなければならない。すなわち、一家族かぞく小羊こひつじとうらなければならない。 4もし家族かぞくすくなくて一とう小羊こひつじべきれないときは、いえのすぐとなりひとともに、人数にんずうしたがって一とうり、おのおのべるところにおうじて、小羊こひつじ見計みはからわなければならない。 5小羊こひつじきずのないもので、一さいおすでなければならない。ひつじまたはやぎのうちから、これをらなければならない。 6そしてこのつきの十四まで、これをまもってき、イスラエルの会衆かいしゅうはみな、夕暮ゆうぐれにこれをほふり、 7そのり、小羊こひつじしょくするいえ入口いりぐちの二つのはしらと、かもいにそれをらなければならない。 8そしてそのよる、そのにくいてべ、たねれぬパンとにがえてべなければならない。 9なまでも、みずても、べてはならない。いて、そのあたまあし内臓ないぞうともべなければならない。 10あさまでそれをのこしておいてはならない。あさまでのこるものはきつくさなければならない。 11あなたがたは、こうして、それをべなければならない。すなわちこしきからげ、あしにくつをはき、につえをって、いそいでそれをべなければならない。これはしゅ過越すぎこしである。 12そのよるわたしはエジプトのくにめぐって、エジプトのくににおるひとけものとの、すべてのういごをち、またエジプトのすべての神々かみがみ審判しんぱんおこなうであろう。わたしはしゅである。 13そのはあなたがたのおる家々いえいえで、あなたがたのために、しるしとなり、わたしはそのて、あなたがたのところすであろう。わたしがエジプトのくにときわざわいのぞんで、あなたがたをほろぼすことはないであろう。

14このはあなたがたに記念きねんとなり、あなたがたはしゅまつりとしてこれをまもり、代々よよ永久えいきゅうさだめとしてこれをまもらなければならない。 15七日なぬかあいだあなたがたはたねれぬパンをべなければならない。そのはじめのいえからパンだねのぞかなければならない。だいにちからだいにちまでに、たねれたパンをべるひとはみなイスラエルからたれるであろう。 16かつ、あなたがたはだいにちせいかいを、まただいにちせいかいひらかなければならない。これらのには、なんの仕事しごともしてはならない。ただ、おのおののべものだけはつくることができる。 17あなたがたは、たねれぬパンのまつりまもらなければならない。ちょうど、この、わたしがあなたがたの軍勢ぐんぜいをエジプトのくにからみちびしたからである。それゆえ、あなたがたは代々よよ永久えいきゅうさだめとして、そのまもらなければならない。 18正月しょうがつに、そのつきの十四夕方ゆうがたに、あなたがたはたねれぬパンをべ、そのつきの二十一にち夕方ゆうがたまでつづけなければならない。 19七日なぬかあいだいえにパンだねいてはならない。たねれたものをべるものは、寄留きりゅう他国たこくじんであれ、くにうまれたものであれ、すべて、イスラエルの会衆かいしゅうからたれるであろう。 20あなたがたはたねれたものはなにべてはならない。すべてあなたがたのすまいにおいてたねれぬパンをべなければならない』」。

21そこでモーセはイスラエルの長老ちょうろうをみなせてった、「あなたがたはいそいで家族かぞくごとに一つの小羊こひつじり、その過越すぎこしけものをほふらなければならない。 22また一たばのヒソプをってはちひたし、はちを、かもいと入口いりぐちの二つのはしらにつけなければならない。あさまであなたがたは、ひとりもいえそとてはならない。 23しゅめぐってエジプトびとをたれるとき、かもいと入口いりぐちの二つのはしらにあるて、しゅはその入口いりぐちし、ほろぼすものが、あなたがたのいえにはいって、つのをゆるされないであろう。 24あなたがたはこのことを、あなたと子孫しそんのためのさだめとして、永久えいきゅうまもらなければならない。 25あなたがたは、しゅ約束やくそくされたように、あなたがたにたまわいたるとき、この儀式ぎしきまもらなければならない。 26もし、あなたがたの子供こどもたちが『この儀式ぎしきはどんな意味いみですか』とうならば、 27あなたがたはいなさい、『これはしゅ過越すぎこし犠牲ぎせいである。エジプトびとをたれたとき、エジプトにいたイスラエルの人々ひとびといえして、われわれのいえすくわれたのである』」。たみはこのとき、して礼拝れいはいした。

28イスラエルの人々ひとびとってそのようにした。すなわちしゅがモーセとアロンにめいじられたようにした。

29夜中よなかになってしゅはエジプトのくにの、すべてのういご、すなわちくらいするパロのういごから、地下ちかのひとやにおる捕虜ほりょのういごにいたるまで、また、すべての家畜かちくのういごをたれた。 30それでパロとその家来けらいおよびエジプトびとはみなよるのうちにきあがり、エジプトにおおいなるさけびがあった。死人しにんのないいえがなかったからである。 31そこでパロはよるのうちにモーセとアロンをせてった、「あなたがたとイスラエルの人々ひとびとって、わたしのたみなかからくがよい。そしてあなたがたのうように、ってしゅつかえなさい。 32あなたがたのうようにひつじうしとをってきなさい。また、わたしを祝福しゅくふくしなさい」。

33こうしてエジプトびとはたみをせきてて、すみやかにくにらせようとした。かれらは「われわれはみなぬ」とおもったからである。 34たみはまだパンだねれないを、こばちのまま着物きものつつんでかたった。 35そしてイスラエルの人々ひとびとはモーセの言葉ことばのようにして、エジプトびとからぎんかざり、きんかざり、また衣服いふくもとめた。 36しゅたみにエジプトびとのじょうさせ、かれらのもとめたものをあたえさせられた。こうしてかれらはエジプトびとのものをうばった。

37さて、イスラエルの人々ひとびとはラメセスを出立しゅったつしてスコテにかった。おんな子供こどものぞいて徒歩とほ男子だんしやく六十万にんであった。 38またおおくのじった群衆ぐんしゅうおよびひつじうしなど非常ひじょうおおくの家畜かちくかれらととものぼった。 39そしてかれらはエジプトからたずさえてをもって、たねれぬパンの菓子かしいた。まだパンだねれていなかったからである。それはかれらがエジプトからされてとどこおることができず、また、なに食料しょくりょうをもととのえていなかったからである。

40イスラエルの人々ひとびとがエジプトにんでいたあいだは、四百三十ねんであった。 41四百三十ねんおわりとなって、ちょうどそのに、しゅぜんぐんはエジプトのくにた。 42これはかれらをエジプトのくにからみちびすためにしゅずのばんをされたよるであった。ゆえにこのよる、すべてのイスラエルの人々ひとびと代々よよしゅのためにずのばんをしなければならない。

43しゅはモーセとアロンとにわれた、「過越すぎこしまつりさだめはつぎのとおりである。すなわち、異邦人いほうじんはだれもこれをべてはならない。 44しかし、おのおのがかねったしもべは、これに割礼かつれいってのち、これをべさせることができる。 45かりずまいのものと、雇人やといにんとは、これをべてはならない。 46ひとつのいえでこれをべなければならない。そのにくすこしもいえそとしてはならない。また、そのほねってはならない。 47イスラエルのぜん会衆かいしゅうはこれをまもらなければならない。 48寄留きりゅう外国がいこくじんがあなたのもとにとどまっていて、しゅ過越すぎこしまつりまもろうとするときは、その男子だんしはみな割礼かつれいけてのち、ちかづいてこれをまもることができる。そうすればかれくにうまれたもののようになるであろう。しかし、割礼かつれいものはだれもこれをべてはならない。 49この律法りっぽうくにうまれたものにも、あなたがたのうちに寄留きりゅうしている外国がいこくじんにも同一どういつである」。

50イスラエルの人々ひとびとは、みなこのようにし、しゅがモーセとアロンにめいじられたようにした。 51ちょうどそのに、しゅはイスラエルの人々ひとびとを、その軍団ぐんだんしたがってエジプトのくにからみちびされた。

第一三章

1しゅはモーセにわれた、 2「イスラエルの人々ひとびとのうちで、すべてのういご、すなわちすべてはじめにたいひらいたものを、ひとであれ、けものであれ、みな、わたしのために聖別せいべつしなければならない。それはわたしのものである」。

3モーセはたみった、「あなたがたは、エジプトから、奴隷どれいいえからるこのおぼえなさい。しゅつよをもって、あなたがたをここからみちびされるからである。たねれたパンをべてはならない。 4あなたがたはアビブのつきのこのるのである。 5しゅがあなたにあたえると、あなたの先祖せんぞたちにちかわれたカナンびと、ヘテびと、アモリびと、ヒビびと、エブスびとのちちみつとのながれるに、みちびれられるとき、あなたはこのつきにこの儀式ぎしきまもらなければならない。 6七日なぬかのあいだたねれぬパンをべ、七日なぬかにはしゅまつりをしなければならない。 7たねれぬパンを七日なぬかのあいだべなければならない。たねれたパンをあなたのところいてはならない。また、あなたの地区ちくのどこでも、あなたのところにパンだねいてはならない。 8その、あなたのげていなさい、『これはわたしがエジプトからるときに、しゅがわたしになされたことのためである』。 9そして、これを、につけて、しるしとし、あいだいて記念きねんとし、しゅ律法りっぽうをあなたのくちかなければならない。しゅつよをもって、あなたをエジプトからみちびされるからである。 10それゆえ、あなたはこのさだめを年々ねんねんその期節きせつまもらなければならない。

11しゅがあなたとあなたの先祖せんぞたちにちかわれたように、あなたをカナンびとのみちびいて、それをあなたにたまわるとき 12あなたは、すべてはじめにたいひらいたもの、およびあなたの家畜かちくむういごは、ことごとくしゅにささげなければならない。すなわち、それらの男性だんせいのものはしゅせしめなければならない。 13また、すべて、ろばの、はじめてたいひらいたものは、小羊こひつじをもって、あがなわなければならない。もし、あがなわないならば、そのくびらなければならない。あなたのらのうち、すべて、おとこのういごは、あがなわなければならない。 14のちになって、あなたのが『これはどんな意味いみですか』とうならば、これにわなければならない、『しゅつよをもって、われわれをエジプトから、奴隷どれいいえからみちびされた。 15そのときパロが、かたくなで、われわれをらせなかったため、しゅはエジプトのくにのういごを、ひとのういごも家畜かちくのういごも、ことごとくころされた。それゆえ、はじめてたいひら男性だんせいのものはみな、しゅ犠牲ぎせいとしてささげるが、わたしの子供こどものうちのういごは、すべてあがなうのである』。 16そして、これをにつけて、しるしとし、あいだいておぼえとしなければならない。しゅつよをもって、われわれをエジプトからみちびされたからである」。

17さて、パロがたみらせたとき、ペリシテびとのくにみちちかかったが、かみかれらをそれにみちびかれなかった。たみたたかいをればいてエジプトにかえるであろうと、かみおもわれたからである。 18かみ紅海こうかい沿荒野あらのみちに、たみまわらされた。イスラエルの人々ひとびと武装ぶそうしてエジプトのくにて、のぼった。 19そのときモーセはヨセフの遺骸いがいたずさえていた。ヨセフが、「かみかならずあなたがたをかえりみられるであろう。そのとき、あなたがたは、わたしの遺骸いがいたずさえて、ここからのぼってかなければならない」とって、イスラエルの人々ひとびとかたちかわせたからである。 20こうしてかれらはさらにスコテからすすんで、荒野あらのはしにあるエタムに宿営しゅくえいした。 21しゅかれらのまえかれ、ひるくもはしらをもってかれらをみちびき、よるはしらをもってかれらをてらし、ひるよるかれらをすすかせられた。 22ひるくもはしらよるはしらが、たみまえからはなれなかった。

第一四章

1しゅはモーセにわれた、 2「イスラエルの人々ひとびとげ、かえして、ミグドルとうみとのあいだにあるピハヒロテのまえ、バアルゼポンのまえ宿営しゅくえいさせなさい。あなたがたはそれにむかって、うみのかたわらに宿営しゅくえいしなければならない。 3パロはイスラエルの人々ひとびとについて、『かれらはそのまよっている。荒野あらのかれらをめてしまった』とうであろう。 4わたしがパロのこころをかたくなにするから、パロはかれらのあとをうであろう。わたしはパロとそのすべての軍勢ぐんぜいやぶってほまれ、エジプトびとにわたしがしゅであることをらせるであろう」。かれらはそのようにした。

5たみったことが、エジプトのおうつたえられたので、パロとその家来けらいたちとは、たみたいするかんがえをえてった、「われわれはなぜこのようにイスラエルをらせて、われわれにつかえさせないようにしたのであろう」。 6それでパロは戦車せんしゃととのえ、みずからそのたみひきい、 7また、えりきの戦車せんしゃ六百と、エジプトのすべての戦車せんしゃおよびすべての指揮者しきしゃたちをひきいた。 8しゅがエジプトのおうパロのこころをかたくなにされたので、かれはイスラエルの人々ひとびとのあとをった。イスラエルの人々ひとびと意気揚々いきようようたのである。 9エジプトびとはかれらのあとをい、パロのすべてのうま戦車せんしゃおよびその騎兵きへい軍勢ぐんぜいとは、バアルゼポンのまえにあるピハヒロテのあたりで、うみのかたわらに宿営しゅくえいしているかれらにいついた。

10パロが近寄ちかよったとき、イスラエルの人々ひとびとげてエジプトびとがかれらのあとにすすんできているのをて、非常ひじょうおそれた。そしてイスラエルの人々ひとびとしゅにむかってさけび、 11かつモーセにった、「エジプトにはかがないので、荒野あらのなせるために、わたしたちをたずさしたのですか。なぜわたしたちをエジプトからみちびして、こんなにするのですか。 12わたしたちがエジプトであなたにげて、『わたしたちをてておいて、エジプトびとにつかえさせてください』とったのは、このことではありませんか。荒野あらのぬよりもエジプトびとにつかえるほうが、わたしたちにはよかったのです」。 13モーセはたみった、「あなたがたはおそれてはならない。かたくって、しゅがきょう、あなたがたのためになされるすくいなさい。きょう、あなたがたはエジプトびとをるが、もはや永久えいきゅうに、二かれらをないであろう。 14しゅがあなたがたのためにたたかわれるから、あなたがたはもくしていなさい」。 15しゅはモーセにわれた、「あなたは、なぜわたしにむかってさけぶのか。イスラエルの人々ひとびとかたってかれらをすすかせなさい。 16あなたはつえをげ、うみうえにさしべてそれをけ、イスラエルの人々ひとびとうみなかのかわいたかせなさい。 17わたしがエジプトびとのこころをかたくなにするから、かれらはそのあとをってはいるであろう。こうしてわたしはパロとそのすべての軍勢ぐんぜいおよび戦車せんしゃ騎兵きへいとをやぶってほまれよう。 18わたしがパロとその戦車せんしゃとその騎兵きへいとをやぶってほまれるとき、エジプトびとはわたしがしゅであることをるであろう」。

19このとき、イスラエルの部隊ぶたいまえかみ使つかいうつってかれらのうしろにった。くもはしらかれらのまえからうつってかれらのうしろにち、 20エジプトびとの部隊ぶたいとイスラエルびとの部隊ぶたいとのあいだにきたので、そこにくもとやみがありもすがら、かれとこれとちかづくことなく、よるがすぎた。

21モーセがうみうえにさしべたので、しゅもすがらつよ東風ひがしかぜをもってうみ退しりぞかせ、うみ陸地りくちとされ、みずかれた。 22イスラエルの人々ひとびとうみなかのかわいたおこなったが、みずかれらのみぎひだりに、かきとなった。 23エジプトびとはってきて、パロのすべてのうま戦車せんしゃ騎兵きへいとは、かれらのあとについてうみなかにはいった。 24あかつきさらに、しゅくもはしらのうちからエジプトびとの軍勢ぐんぜいおろして、エジプトびとの軍勢ぐんぜいみだし、 25その戦車せんしゃをきしらせて、すすむのにおもくされたので、エジプトびとはった、「われわれはイスラエルをはなれてげよう。しゅかれらのためにエジプトびととたたかう」。

26そのときしゅはモーセにわれた、「あなたのうみうえにさしべて、みずをエジプトびとと、その戦車せんしゃ騎兵きへいとのうえながかえらせなさい」。 27モーセがうみうえにさしべると、夜明よあけになってうみはいつものながれにかえり、エジプトびとはこれにむかってげたが、しゅはエジプトびとをうみなかまれた。 28みずながかえり、イスラエルのあとをってうみにはいった戦車せんしゃ騎兵きへいおよびパロのすべての軍勢ぐんぜいをおおい、ひとりものこらなかった。 29しかし、イスラエルの人々ひとびとうみなかのかわいたおこなったが、みずかれらのみぎひだりに、かきとなった。

30このように、しゅはこのイスラエルをエジプトびとのからすくわれた。イスラエルはエジプトびとがうみべにんでいるのをた。 31イスラエルはまた、しゅがエジプトびとにおこなわれたおおいなるみわざをた。それでたみしゅおそれ、しゅとそのしもべモーセとをしんじた。

第一五章

1そこでモーセとイスラエルの人々ひとびとは、このうたしゅにむかってうたった。かれらはうたってった、
しゅにむかってわたしはうたおう、
かれかがやかしくもちをられた、
かれうまうみまれた。
2しゅはわたしのちからまたうた、わたしのすくいとなられた、
かれこそわたしのかみ、わたしはかれをたたえる、
かれはわたしのちちかみ、わたしはかれをあがめる。
3しゅはいくさびと、そのしゅ
4かれはパロの戦車せんしゃとその軍勢ぐんぜいとをうみまれた、
そのすぐれた指揮者しきしゃたちは紅海こうかいしずんだ。
5大水おおみずかれらをおおい、かれらはいしのようにふちくだった。
6しゅよ、あなたのみぎちからをもって栄光えいこうにかがやく、
しゅよ、あなたのみぎてきくだく。
7あなたはおおいなる威光いこうをもって、
あなたにちむかうものやぶられた。
あなたがいかりをはっせられると、
かれらは、わらのようにきつくされた。
8あなたのはないきによってみずみかさなり、
ながれはつつみとなってち、
大水おおみずうみのもなかにかたまった。
9てきった、『わたしはき、いて、
分捕ぶんどりものかちろう、
わたしの欲望よくぼうかれらによってたそう、
つるぎをこう、わたしのかれらをほろぼそう』。
10あなたがいきかれると、うみかれらをおおい、
かれらはなまりのように、大水おおみずなかしずんだ。
11しゅよ、神々かみがみのうち、だれがあなたにくらべられようか、
だれがあなたのように、せいにしてさかえあるもの、
ほむべくしておそるべきもの、
くすしきわざをおこなうものであろうか。
12あなたがみぎべられると、
かれらをのんだ。
13あなたは、あがなわれたたみめぐみをもってみちびき、
ちからをもって、あなたのせいなるすまいにともなわれた。
14もろもろのたみいてふるえ、
ペリシテの住民じゅうみんくるしみにおそわれた。
15エドムの族長ぞくちょうらは、おどろき、
モアブの首長しゅちょうらは、わななき、
カナンの住民じゅうみんは、みなった。
16おそれと、おののきとはかれらにのぞみ、
うでおおいなるゆえに、かれらはいしのようにもくした、
しゅよ、あなたのたみとおりすぎるまで、
あなたがいとられたたみとおりすぎるまで。
17あなたはかれらをみちびいて、
あなたのぎょうやまえられる。
しゅよ、これこそあなたのすまいとして、
みずからつくられたところ
しゅよ、みによっててられた聖所せいじょ
18しゅ永遠えいえんおさめられる」。
19パロのうまが、その戦車せんしゃおよび騎兵きへいともうみにはいると、しゅうみみずかれらのうえながかえらされたが、イスラエルの人々ひとびとうみなかのかわいたおこなった。 20そのとき、アロンのあねおんな預言者よげんしゃミリアムはタンバリンをり、おんなたちもみなタンバリンをって、おどりながら、そのあとにしたがっててきた。 21そこでミリアムはかれらにしてうたった、
しゅにむかってうたえ、
かれかがやかしくもちをられた、
かれうまうみまれた」。

22さて、モーセはイスラエルを紅海こうかいから旅立たびだたせた。かれらはシュルの荒野あらのり、三のあいだ荒野あらのあるいたが、みずなかった。 23かれらはメラにいたが、メラのみずにがくてむことができなかった。それで、そのところはメラとばれた。 24ときに、たみはモーセにつぶやいてった、「わたしたちはなにむのですか」。 25モーセはしゅさけんだ。しゅかれに一ぽんしめされたので、それをみずれると、みずあまくなった。

そのところしゅたみのためにさだめと、おきてをてられ、かれらをこころみて、 26われた、「あなたが、もしあなたのかみしゅこえしたがい、そのただしいとられることをおこない、そのいましめにみみかたむけ、すべてのさだめをまもるならば、わたしは、かつてエジプトびとにくだしたやまいを一つもあなたにくださないであろう。わたしはしゅであって、あなたをいやすものである」。

27こうしてかれらはエリムにいた。そこにはみずいずみ十二と、なつめやしの七十ぽんがあった。そのところかれらはみずのほとりに宿営しゅくえいした。

第一六章

1イスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうはエリムを出発しゅっぱつし、エジプトのて二かげつの十五にちに、エリムとシナイとのあいだにあるシンの荒野あらのにきたが、 2その荒野あらのでイスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうは、モーセとアロンにつぶやいた。 3イスラエルの人々ひとびとかれらにった、「われわれはエジプトので、にくのなべのかたわらにし、きるほどパンをべていたときに、しゅにかかってんでいたらかった。あなたがたは、われわれをこの荒野あらのみちびして、ぜん会衆かいしゅう餓死がしさせようとしている」。

4そのときしゅはモーセにわれた、「よ、わたしはあなたがたのために、てんからパンをらせよう。たみ日々ひびぶんごとにあつめなければならない。こうしてかれらがわたしの律法りっぽうしたがうかどうかをこころみよう。 5には、かれらがれたものを調理ちょうりすると、それはごとにあつめるものの二ばいあるであろう」。 6モーセとアロンは、イスラエルのすべての人々ひとびとった、「夕暮ゆうぐれには、あなたがたは、エジプトのからあなたがたをみちびされたのが、しゅであることをるであろう。 7また、あさには、あなたがたはしゅ栄光えいこうるであろう。しゅはあなたがたがしゅにむかってつぶやくのをかれたからである。あなたがたは、いったいわれわれを何者なにものとして、われわれにむかってつぶやくのか」。 8モーセはまたった、「しゅ夕暮ゆうぐれにはあなたがたににくあたえてべさせ、あさにはパンをあたえてらせられるであろう。しゅはあなたがたが、しゅにむかってつぶやくつぶやきをかれたからである。いったいわれわれは何者なにものなのか。あなたがたのつぶやくのは、われわれにむかってでなく、しゅにむかってである」。

9モーセはアロンにった、「イスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅういなさい、『あなたがたはしゅまえちかづきなさい。しゅがあなたがたのつぶやきをかれたからである』と」。 10それでアロンがイスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうかたったとき、かれらが荒野あらのほうのぞむと、よ、しゅ栄光えいこうくものうちにあらわれていた。 11しゅはモーセにわれた、 12「わたしはイスラエルの人々ひとびとのつぶやきをいた。かれらにいなさい、『あなたがたはゆうにはにくべ、あさにはパンにりるであろう。そうしてわたしがあなたがたのかみしゅであることをるであろう』と」。

13ゆうべになると、うずらがんできて宿営しゅくえいをおおった。また、あさになると、宿営しゅくえい周囲しゅういつゆりた。 14そのりたつゆがかわくと、荒野あらのめんには、うすいうろこのようなものがあり、ちょうどむすうすしものようであった。 15イスラエルの人々ひとびとはそれをたがいった、「これはなんであろう」。かれらはそれがなんであるのからなかったからである。モーセはかれらにった、「これはしゅがあなたがたの食物しょくもつとしてたまわるパンである。 16しゅめいじられるのはこうである、『あなたがたは、おのおのそのべるところにしたがってそれをあつめ、あなたがたの人数にんずうしたがって、ひとり一オメルずつ、おのおのその天幕てんまくにおるもののためにそれをりなさい』と」。 17イスラエルの人々ひとびとはそのようにして、あるものおおく、あるものすくなくあつめた。 18しかし、オメルでそれをはかってみると、おおあつめたものにもあまらず、すくなくあつめたものにも不足ふそくしなかった。おのおのそのべるところにしたがってあつめていた。 19モーセはかれらにった、「だれもあさまでそれをのこしておいてはならない」。 20しかしかれらはモーセにしたがわないで、あるものあさまでそれをのこしておいたが、むしがついてくさくなった。モーセはかれらにむかっていかった。 21かれらは、おのおのそのべるところにしたがって、あさごとにそれをあつめたが、あつくなるとそれはけた。

22には、かれらは二ばいのパン、すなわちひとりに二オメルをあつめた。そこで、会衆かいしゅうちょうたちはみなきて、モーセにげたが、 23モーセはかれらにった、「しゅかたられたのはこうである、『あすはしゅせい安息日あんそくにちやすみである。きょう、こうとするものをき、ようとするものをなさい。のこったものはみなあさまでたくわえて保存ほぞんしなさい』と」。 24かれらはモーセのめいじたように、それをあさまで保存ほぞんしたが、くさくならず、またむしもつかなかった。 25モーセはった、「きょう、それをべなさい。きょうはしゅ安息日あんそくにちであるから、きょうはでそれをられないであろう。 26あいだはそれをあつめなければならない。七日なぬか安息日あんそくにちであるから、そのにはいであろう」。 27ところがたみのうちには、七日なぬかあつめようとしたものがあったが、られなかった。 28そこでしゅはモーセにわれた、「あなたがたは、いつまでわたしのいましめと、律法りっぽうとをまもることをこばむのか。 29よ、しゅはあなたがたに安息日あんそくにちあたえられた。ゆえに六には、ふつかぶんのパンをあなたがたにたまわるのである。おのおのそのところにとどまり、七日なぬかにはそのところからてはならない」。 30こうしてたみ七日なぬかやすんだ。

31イスラエルのいえはそのものをマナとんだ。それはコエンドロののようでしろく、そのあじみつれたせんべいのようであった。 32モーセはった、「しゅめいじられることはこうである、『それを一オメルあなたがたの子孫しそんのためにたくわえておきなさい。それはわたしが、あなたがたをエジプトのからみちびしたとき荒野あらのであなたがたにべさせたパンをかれらにさせるためである』と」。 33そしてモーセはアロンにった「一つのつぼをり、マナ一オメルをそのなかれ、それをしゅまえいて、子孫しそんのためにたくわえなさい」。 34そこでしゅがモーセにめいじられたように、アロンはそれをあかしのはこまえいてたくわえた。 35イスラエルの人々ひとびとひとくまで四十ねんあいだマナをべた。すなわち、かれらはカナンのさかいいたるまでマナをべた。 36一オメルは一エパの十ぶんの一である。

第一七章

1イスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうは、しゅいのちしたがって、シンの荒野あらの出発しゅっぱつし、旅路たびじかさねて、レピデムに宿営しゅくえいしたが、そこにはたみみずがなかった。 2それで、たみはモーセとあらそってった、「わたしたちにみずをください」。モーセはかれらにった、「あなたがたはなぜわたしとあらそうのか、なぜしゅこころみるのか」。 3たみはそのところみずにかわき、モーセにつぶやいてった、「あなたはなぜわたしたちをエジプトからみちびして、わたしたちを、子供こども家畜かちく一緒いっしょに、かわきによってなせようとするのですか」。 4このときモーセはしゅさけんでった、「わたしはこのたみをどうすればよいのでしょう。かれらは、いまにも、わたしをいしころそうとしています」。 5しゅはモーセにわれた、「あなたはたみまえすすき、イスラエルの長老ちょうろうたちをともない、あなたがナイルかわった、つえをってきなさい。 6よ、わたしはホレブのいわうえであなたのまえつであろう。あなたはいわちなさい。みずがそれからて、たみはそれをむことができる」。モーセはイスラエルの長老ちょうろうたちのまえで、そのようにおこなった。 7そしてかれはそのところをマッサ、またメリバとんだ。これはイスラエルの人々ひとびとあらそったゆえ、またかれらが「しゅはわたしたちのうちにおられるかどうか」とってしゅこころみたからである。

8ときにアマレクがきて、イスラエルとレピデムでたたかった。 9モーセはヨシュアにった、「われわれのためにひとえらび、てアマレクとたたかいなさい。わたしはあすかみのつえをって、おかいただきつであろう」。 10ヨシュアはモーセがかれったようにし、アマレクとたたかった。モーセとアロンおよびホルはおかいただきのぼった。 11モーセがげているとイスラエルはち、げるとアマレクがった。 12しかしモーセのおもくなったので、アロンとホルがいしって、モーセのあしもとにくと、かれはそのうえした。そしてひとりはこちらに、ひとりはあちらにいて、モーセのをささえたので、かれ日没にちぼつまでさがらなかった。 13ヨシュアは、つるぎにかけてアマレクとそのたみやぶった。

14しゅはモーセにわれた、「これを書物しょもつにしるして記念きねんとし、それをヨシュアのみみれなさい。わたしはあめしたからアマレクの記憶きおく完全かんぜんるであろう」。 15モーセは一つの祭壇さいだんきずいてそのを「しゅはわがはた」とんだ。 16そしてモーセはった、
しゅはたにむかってげる、
しゅ世々よよアマレクとたたかわれる」。

第一八章

1さて、モーセのしゅうと、ミデアンの祭司さいしエテロは、かみがモーセと、みたみイスラエルとにされたすべてのことしゅがイスラエルをエジプトからみちびされたことをいた。 2それでモーセのしゅうと、エテロは、さきにおくかえされていたモーセのつまチッポラと、 3そのふたりのとをれてきた。そのひとりのはゲルショムといった。モーセが、「わたしは外国がいこく寄留者きりゅうしゃとなっている」とったからである。 4ほかのひとりのはエリエゼルといった。「わたしのちちかみはわたしのたすけであって、パロのつるぎからわたしをすくわれた」とったからである。 5こうしてモーセのしゅうと、エテロは、モーセの妻子さいしともなって、荒野あらのき、かみやま宿営しゅくえいしているモーセのところにきた。 6そのとき、あるひとがモーセにった、「ごらんなさい。あなたのしゅうと、エテロは、あなたのつまとそのふたりのれて、あなたのところにこられます」。 7そこでモーセはしゅうとを出迎でむかえて、をかがめ、かれくちづけして、たがい安否あんぴい、とも天幕てんまくにはいった。 8そしてモーセは、しゅがイスラエルのために、パロとエジプトびととにされたすべてのことみち出会であったすべてのくるしみ、またしゅかれらをすくわれたことを、しゅうとに物語ものがたったので、 9エテロはしゅがイスラエルをエジプトびとのからすくして、もろもろのめぐみをたまわったことをよろこんだ。

10そしてエテロはった、「しゅはほむべきかな。しゅはあなたがたをエジプトびとのと、パロのからすくし、たみをエジプトびとのしたからすくされた。 11いまこそわたしはった。じつかれらはイスラエルびとにむかって高慢こうまんにふるまったが、しゅはあらゆる神々かみがみにまさっておおいにいますことを」。 12そしてモーセのしゅうとエテロは燔祭はんさい犠牲ぎせいかみそなえ、アロンとイスラエルの長老ちょうろうたちもみなきて、モーセのしゅうととともかみまえ食事しょくじをした。

13あくるモーセはしてたみをさばいたが、たみあさからばんまで、モーセのまわりにっていた。 14モーセのしゅうとは、かれがすべてたみにしていることをて、った、「あなたがたみにしているこのことはなんですか。あなたひとりがし、たみはみなあさからばんまで、あなたのまわりにっているのはなぜですか」。 15モーセはしゅうとにった、「たみかみうかがおうとして、わたしのところるからです。 16かれらはことがあれば、わたしのところにきます。わたしは相互そうごあいだをさばいて、かみさだめと判決はんけつらせるのです」。 17モーセのしゅうとはかれった、「あなたのしていることはくない。 18あなたも、あなたと一緒いっしょにいるこのたみも、かならつかてるであろう。このことはあなたにおもぎるから、ひとりですることができない。 19いまわたしのうことをきなさい。わたしはあなたに助言じょげんする。どうかかみがあなたとともにいますように。あなたはたみのためにかみまえにいて、事件じけんかみべなさい。 20あなたはかれらにさだめと判決はんけつおしえ、かれらのあゆむべきみちと、なすべきことかれらにらせなさい。 21また、すべてのたみのうちから、有能ゆうのうひとで、かみおそれ、誠実せいじつ不義ふぎにくひとえらび、それをたみうえてて、千にんちょう、百にんちょう、五十にんちょう、十にんちょうとしなさい。 22平素へいそかれらにたみをさばかせ、大事だいじ件はすべてあなたのところってこさせ、しょう事件じけんはすべてかれらにさばかせなさい。こうしてあなたを身軽みがるにし、あなたとともかれらに、わせなさい。 23あなたが、もしこのことおこない、かみもまたあなたにめいじられるならば、あなたはえることができ、このたみもまた、みなやすんじてそのところかえることができよう」。

24モーセはしゅうとの言葉ことばしたがい、すべてわれたようにした。 25すなわち、モーセはすべてのイスラエルのうちから有能ゆうのうひとえらんで、たみうえちょうとしてて、千にんちょう、百にんちょう、五十にんちょう、十にんちょうとした。 26平素へいそかれらがたみをさばき、むずかしい事件じけんはモーセにってきたが、ちいさい事件じけんはすべてかれらみずからさばいた。 27こうしてモーセはしゅうとをおくかえしたので、そのくにかえってった。

第一九章

1イスラエルの人々ひとびとは、エジプトののちつきのそのに、シナイの荒野あらのにはいった。 2すなわちかれらはレピデムを出立しゅったつしてシナイの荒野あらのり、荒野あらの宿営しゅくえいした。イスラエルはそのところやままえ宿営しゅくえいした。 3さて、モーセがかみのもとにのぼると、しゅやまからかれんでわれた、「このように、ヤコブのいえい、イスラエルの人々ひとびとげなさい、 4『あなたがたは、わたしがエジプトびとにしたことと、あなたがたをわしつばさせてわたしのところにこさせたことをた。 5それで、もしあなたがたが、まことにわたしのこえしたがい、わたしの契約けいやくまもるならば、あなたがたはすべてのたみにまさって、わたしのたからとなるであろう。ぜんはわたしの所有しょゆうだからである。 6あなたがたはわたしにたいして祭司さいしくにとなり、またせいなるたみとなるであろう』。これがあなたのイスラエルの人々ひとびとかたるべき言葉ことばである」。

7それでモーセはってたみ長老ちょうろうたちをび、しゅめいじられたこれらの言葉ことばを、すべてそのまえべたので、 8たみはみなともこたえてった、「われわれはしゅわれたことを、みなおこないます」。モーセはたみ言葉ことばしゅげた。 9しゅはモーセにわれた、「よ、わたしはくものうちにあって、あなたにのぞむであろう。それはわたしがあなたとかたるのをたみかせて、かれらにながくあなたをしんじさせるためである」。

モーセはたみ言葉ことばしゅげた。 10しゅはモーセにわれた、「あなたはたみのところにって、きょうとあす、かれらをきよめ、かれらにその衣服いふくあらわせ、 11までにそなえさせなさい。三しゅが、すべてのたみまえで、シナイさんくだるからである。 12あなたはたみのために、周囲しゅういさかいもうけていなさい、『あなたがたは注意ちゅういして、やまのぼらず、また、その境界きょうかいれないようにしなさい。やまれるものかならころされるであろう。 13をそれにれてはならない。れるものかならいしころされるか、射殺しゃさつされるであろう。けものでもひとでもきることはできない』。ラッパがながひびいたときかれらはやまのぼることができる」と。 14そこでモーセはやまからたみのところにくだり、たみをきよめた。かれらはその衣服いふくあらった。 15モーセはたみった、「三までにそなえをしなさい。おんなちかづいてはならない」。

16あさとなって、かみなりと、いなずまとあつくもとが、やまうえにあり、ラッパのおとが、はなはだたかひびいたので、宿営しゅくえいにおるたみはみなふるえた。 17モーセがたみかみわせるために、宿営しゅくえいからみちびしたので、かれらはやまのふもとにった。 18シナイさんぜんざんけむった。しゅのなかにあって、そのうえくだられたからである。そのけむりは、かまどのけむりのようにのぼり、ぜんざんはげしくふるえた。 19ラッパのおとが、いよいよたかくなったとき、モーセはかたり、かみは、かみなりをもって、かれこたえられた。 20しゅはシナイさんいただきくだられた。そしてしゅがモーセをやまいただきされたので、モーセはのぼった。 21しゅはモーセにわれた、「くだってってたみいましめなさい。たみやぶって、しゅのところにきて、ようとし、おおくのものがぬことのないようにするためである。 22しゅちかづく祭司さいしたちにもまた、そのをきよめさせなさい。しゅかれらをつことのないようにするためである」。 23モーセはしゅった、「たみはシナイさんのぼることはできないでしょう。あなたがわたしたちをいましめて『やまのまわりにさかいもうけ、それをきよめよ』とわれたからです」。 24しゅかれわれた、「け、くだれ。そしてあなたはアロンととものぼってきなさい。ただし、祭司さいしたちとたみとが、やぶってしゅのところにのぼることのないようにしなさい。しゅかれらをつことのないようにするためである」。 25モーセはたみところくだってってかれらにげた。

第二〇章

1かみはこのすべての言葉ことばかたってわれた。

2「わたしはあなたのかみしゅであって、あなたをエジプトの奴隷どれいいえからみちびしたものである。

3あなたはわたしのほかに、なにものをもかみとしてはならない。

4あなたは自分じぶんのために、きざんだぞうつくってはならない。うえてんにあるもの、したにあるもの、またしたみずのなかにあるものの、どんなかたちをもつくってはならない。 5それにひれしてはならない。それにつかえてはならない。あなたのかみしゅであるわたしは、ねたむかみであるから、わたしをにくむものは、ちちつみむくいて、三四だいおよぼし、 6わたしをあいし、わたしのいましめをまもるものには、めぐみをほどこして、千だいいたるであろう。

7あなたは、あなたのかみしゅを、みだりにとなえてはならない。しゅは、みをみだりにとなえるものを、ばっしないではかないであろう。

8安息日あんそくにちおぼえて、これをせいとせよ。 9のあいだはたらいてあなたのすべてのわざをせよ。 10七日なぬかはあなたのかみしゅ安息あんそくであるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、むすめ、しもべ、はしため、家畜かちく、またあなたのもんのうちにいる他国たこくひともそうである。 11しゅは六のうちに、てんうみと、そのなかのすべてのものをつくって、七日なぬかやすまれたからである。それでしゅ安息日あんそくにち祝福しゅくふくしてせいとされた。

12あなたのちちははうやまえ。これは、あなたのかみしゅたまわるで、あなたがながきるためである。

13あなたはころしてはならない。

14あなたは姦淫かんいんしてはならない。

15あなたはぬすんではならない。

16あなたは隣人りんじんについて、偽証ぎしょうしてはならない。

17あなたは隣人りんじんいえをむさぼってはならない。隣人りんじんつま、しもべ、はしため、うし、ろば、またすべて隣人りんじんのものをむさぼってはならない」。

18たみみな、かみなりと、いなずまと、ラッパのおとと、やまけむっているのとをた。たみおそれおののき、とおはなれてった。 19かれらはモーセにった、「あなたがわたしたちにかたってください。わたしたちはしたがいます。かみがわたしたちにかたられぬようにしてください。それでなければ、わたしたちはぬでしょう」。 20モーセはたみった、「おそれてはならない。かみはあなたがたをこころみるため、またそのおそれをあなたがたのまえにおいて、あなたがたがつみおかさないようにするためにのぞまれたのである」。

21そこで、たみとおはなれてったが、モーセはかみのおられるくもちかづいてった。 22しゅはモーセにわれた、「あなたはイスラエルの人々ひとびとにこういなさい、『あなたがたは、わたしがてんからあなたがたとかたるのをた。 23あなたがたはわたしとならべて、なにをもつくってはならない。ぎん神々かみがみも、きん神々かみがみも、あなたがたのために、つくってはならない。 24あなたはわたしのためにつち祭壇さいだんきずき、そのうえにあなたの燔祭はんさい酬恩祭しゅうおんさいひつじうしをささげなければならない。わたしのおぼえさせるすべてのところで、わたしはあなたにのぞんで、あなたを祝福しゅくふくするであろう。 25あなたがもしわたしにいし祭壇さいだんつくるならば、いしきずいてはならない。あなたがもし、のみをそれにてるならば、それをけがすからである。 26あなたは階段かいだんによって、わたしの祭壇さいだんのぼってはならない。あなたのかくところが、そのうえにあらわれることのないようにするためである』。

第二一章

1これはあなたがかれらのまえしめすべきおきてである。 2あなたがヘブルびとである奴隷どれいときは、六ねんのあいだつかえさせ、七ねんには無償むしょう自由じゆうとしてらせなければならない。 3かれがもし独身どくしんできたならば、独身どくしんらなければならない。もしつまっていたならば、そのつまかれともらなければならない。 4もしその主人しゅじんかれつまあたえて、かれおとこまたおんなんだならば、つまとそのとも主人しゅじんのものとなり、かれ独身どくしんらなければならない。 5奴隷どれいがもし『わたしは、わたしの主人しゅじんと、わたしのつま子供こどもあいします。わたしは自由じゆうとなってることをこのみません』と明言めいげんするならば、 6その主人しゅじんかれかみのもとにれてき、あるいははしらのところにれてって、主人しゅじんは、きりでかれみみとおさなければならない。そうすればかれはいつまでもこれにつかえるであろう。

7もしひとがそのむすめおんな奴隷どれいとしてるならば、そのむすめおとこ奴隷どれいるようにってはならない。 8彼女かのじょがもし彼女かのじょ自分じぶんのものとさだめた主人しゅじんにいらないときは、その主人しゅじん彼女かのじょが、あがなわれることを、これにゆるさなければならない。かれはこれをあざむいたのであるから、これを他国たこくたみ権利けんりはない。 9かれがもし彼女かのじょ自分じぶんのものとさだめるならば、これをむすめのようにあつかわなければならない。 10かれが、たとい、ほかにおんなをめとることがあっても、まえおんな食物しょくもつ衣服いふくあたえることと、その夫婦ふうふみちとをえさせてはならない。 11かれがもしこの三つをおこなわないならば、彼女かのじょかねつぐなわずにることができる。

12ひとってなせたものは、かならころされなければならない。 13しかし、ひとがたくむことをしないのに、かみかれひとをわたされることのあるときは、わたしはあなたのために一つのところさだめよう。かれはそのところへのがれることができる。 14しかしひとがもし、ことさらにその隣人りんじんあざむいてころときは、そのものをわたしの祭壇さいだんからでも、とらえてってころさなければならない。

15自分じぶんちちまたはははものは、かならころされなければならない。

16ひとをかどわかしたものは、これをっていても、なおかれにあっても、かならころされなければならない。

17自分じぶんちちまたはははをのろうものは、かならころされなければならない。

18ひとたがいあらそい、そのひとりがいしまたは、こぶしで相手あいてったとき、これがなないでとこにつき、 19ふたたきあがって、つえにすがり、そとあるくようになるならば、これをったものは、ゆるされるであろう。ただその仕事しごとやすんだ損失そんしつつぐない、かつこれにじゅうぶん治療ちりょうさせなければならない。

20もしひとがつえをもって、自分じぶんおとこ奴隷どれいまたはおんな奴隷どれいち、そのしたぬならば、かならばっせられなければならない。 21しかし、かれがもし一にちか、ふつかびるならば、そのひとばっせられない。奴隷どれいかれ財産ざいさんだからである。

22もしひとたがいあらそって、ごもったおんなち、これに流産りゅうざんさせるならば、ほかのがいがなくとも、かれかならずそのおんなおっともとめる罰金ばっきんせられ、裁判人さいばんにんさだめるとおりに支払しはらわなければならない。 23しかし、ほかのがいがあるときは、いのちにはいのち 24にはにはにはあしにはあし 25きずにはきずきずにはきずきずにはきずをもってつぐなわなければならない。

26もしひと自分じぶんおとこ奴隷どれい片目かため、またはおんな奴隷どれい片目かためち、これをつぶすならば、そののためにこれを自由じゆうとしてらせなければならない。 27また、もしそのおとこ奴隷どれいの一ぽん、またはそのおんな奴隷どれいの一ぽんおとすならば、そののためにこれを自由じゆうとしてらせなければならない。

28もしうしおとこまたはおんないてころすならば、そのうしかならいしころされなければならない。そのにくべてはならない。しかし、そのうしぬしつみがない。 29うしがもし以前いぜんからくせがあって、そのぬし注意ちゅういされても、これをまもりおかなかったために、おとこまたはおんなころしたならば、そのうしいしころされ、そのぬしもまたころされなければならない。 30かれがもし、あがないのかねせられたならば、すべてせられたほどのものを、いのちつぐないに支払しはらわなければならない。 31おとこいても、おんないても、このさだめにしたがって処置しょちされなければならない。 32うしがもしおとこ奴隷どれいまたはおんな奴隷どれいくならば、その主人しゅじんぎん三十シケルを支払しはらわなければならない。またそのうしいしころされなければならない。

33もしひとあなをあけたままにき、あるいはあなってこれにおおいをしないために、うしまたは、ろばがこれにむことがあれば、 34あなぬしはこれをつぐない、かねをそのぬし支払しはらわなければならない。しかし、そのんだけものかれのものとなるであろう。

35あるひとうしが、もし他人たにんうしいてころすならば、かれらはそのきているうしって、そのあたいけ、またそのんだものをもけなければならない。 36あるいはそのうし以前いぜんからくせのあることがられているのに、そのぬしがこれをまもりおかなかったならば、そのひとかならずそのうしのためにうしをもってつぐなわなければならない。しかし、そのんだけものかれのものとなるであろう。

第二二章

1もしひとうしまたはひつじぬすんで、これをころし、あるいはこれをるならば、かれは一とううしのために五とううしをもって、一とうひつじのために四とうひつじをもってつぐなわなければならない。 3!bかれかならつぐなわなければならない。もしかれなにもないときは、かれはそのぬすんだもののためにられるであろう。 4もしそのぬすんだものがなおきて、かれもとにあれば、それはうし、ろば、ひつじのいずれにせよ、これを二ばいにしてつぐなわなければならない。

2もしぬすびとがあなをあけてはいるのをて、これをってころしたときは、そのひとにはながしたつみはない。 3!aしかしがのぼってのちならば、そのひとながしたつみがある。

5もしひとはたけまたはぶどうはたけのものをわせ、その家畜かちくはなって他人たにんはたけのものをわせたときは、自分じぶんはたけもっとものと、ぶどうはたけもっとものをもって、これをつぐなわなければならない。

6もして、いばらにうつり、みあげたむぎたば、または、またははたけいたならば、そのやしたものは、かならずこれをつぐなわなければならない。

7もしひと金銭きんせんまたは物品ぶっぴん保管ほかん隣人りんじんたくし、それが隣人りんじんいえからぬすまれたとき、そのぬすびとがつけられたならば、これを二ばいにしてつぐなわせなければならない。 8もしぬすびとがつけられなければ、いえ主人しゅじんかみまえれてきて、かれ隣人りんじんものをかけたかどうかを、たしかめなければならない。

9うしであれ、ろばであれ、ひつじであれ、衣服いふくであれ、あるいはどんなうしなったものであれ、それについてあらそいがおこり『これがそれです』とものがあれば、その双方そうほうぶんを、かみまえさなければならない。そしてかみ有罪ゆうざいさだめられるものは、それを二ばいにしてその相手あいてつぐなわなければならない。

10もしひとが、ろば、またはうし、またはひつじ、またはどんな家畜かちくでも、それを隣人りんじんあづけて、それがぬか、きずつくか、あるいはうばられても、それをものがなければ、 11双方そうほうあいだに、隣人りんじんものをかけなかったというちかいが、しゅまえになされなければならない。そうすれば、ぬしはこれをれ、隣人りんじんつぐなうにおよばない。 12けれども、それがまさしく自分じぶんところからぬすまれたときは、そのぬしつぐなわなければならない。 13もしそれがころされたときは、それを証拠しょうことしてってるならば、そのころされたものはつぐなうにおよばない。

14もしひと隣人りんじんから家畜かちくりて、それがきずつき、または場合ばあい、そのぬしがそれとともにいないときは、かならずこれをつぐなわなければならない。 15もしそのぬしがそれとともにおれば、それをつぐなうにおよばない。もしそれが賃借ちんがりしたものならば、そのちんをそれにてなければならない。

16もしひとがまだ婚約こんやくしない処女しょじょさそって、これとたならば、かれかならずこれに花嫁はなよめりょうはらって、つまとしなければならない。 17もしそのちちがこれをそのひとあたえることをかたくこばむならば、かれ処女しょじょ花嫁はなよめりょうあたるほどのかねはらわなければならない。

18魔法使まほうつかいおんなは、これをかしておいてはならない。

19すべてけものおかものは、かならころされなければならない。

20しゅのほか、神々かみがみ犠牲ぎせいをささげるものは、ほろぼされなければならない。

21あなたは寄留きりゅう他国たこくじんくるしめてはならない。また、これをしえたげてはならない。あなたがたも、かつてエジプトのくにで、寄留きりゅう他国たこくじんであったからである。 22あなたがたはすべて寡婦かふ、または孤児こじなやましてはならない。 23もしあなたがかれらをなやまして、かれらがわたしにむかってさけぶならば、わたしはかならずそのさけびをくであろう。 24そしてわたしのいかりはえたち、つるぎをもってあなたがたをころすであろう。あなたがたのつま寡婦かふとなり、あなたがたの子供こどもたちは孤児こじとなるであろう。

25あなたが、ともにおるわたしのたみまずしいものかねときは、これにたいして金貸かねかしのようになってはならない。これから利子りしってはならない。 26もし隣人りんじん上着うわぎしつるならば、るまでにそれをかえさなければならない。 27これはかれをおおう、ただ一つのものかれはだのための着物きものだからである。かれなにることができよう。かれがわたしにむかってさけぶならば、わたしはこれにくであろう。わたしはあわれみふかいからである。

28あなたはかみをののしってはならない。またたみつかさをのろってはならない。

29あなたのゆたかな穀物こくもつと、あふれるさけとをささげるに、ためらってはならない。

あなたのういごを、わたしにささげなければならない。 30あなたはまた、あなたのうしひつじをも同様どうようにしなければならない。七日なぬかあいだそのははともいて、八にそれをわたしに、ささげなければならない。

31あなたがたは、わたしにたいしてせいなるたみとならなければならない。あなたがたは、ころされたもののにくべてはならない。それはいぬあたえなければならない。

第二三章

1あなたはいつわりのうわさをいふらしてはならない。あなたは悪人あくにんたずさえて、悪意あくいのある証人しょうにんになってはならない。 2あなたは多数たすうしたがってあくをおこなってはならない。あなたは訴訟そしょうにおいて、多数たすうしたがって片寄かたより、正義せいぎげるような証言しょうげんをしてはならない。 3またまずしいひとをその訴訟そしょうにおいて、げてかばってはならない。

4もし、あなたがてきうしまたは、ろばのまよっているのにときは、かならずこれをかれところれてって、さなければならない。 5もしあなたをにくもののろばが、その荷物にもつしたたおしているのをときは、これを見捨みすててかないようにをつけ、かならずそのひとして、これをおこさなければならない。

6あなたはまずしいもの訴訟そしょうにおいて、裁判さいばんげてはならない。 7あなたはいつわこととおざからなければならない。あなたはつみのないものただしいものとをころしてはならない。わたしは悪人あくにんとすることはないからである。 8あなたは賄賂わいろってはならない。賄賂わいろひとをくらまし、ただしいもの事件じけんをもげさせるからである。

9あなたは寄留きりゅう他国たこくじんをしえたげてはならない。あなたがたはエジプトのくに寄留きりゅう他国たこくじんであったので、寄留きりゅう他国たこくじんこころっているからである。

10あなたは六ねんのあいだ、たねをまき、その産物さんぶつれることができる。 11しかし、七ねんには、これをやすませて、たがやさずにかなければならない。そうすれば、あなたのたみまずしいものがこれをべ、そののこりはけものべることができる。あなたのぶどうはたけも、オリブはたけ同様どうようにしなければならない。

12あなたは六のあいだ、仕事しごとをし、七日なぬかにはやすまなければならない。これはあなたのうしおよび、ろばがやすみを、またあなたのはしためのおよび寄留きりゅう他国たこくじんやすませるためである。 13わたしが、あなたがたにったすべてのことこころめなさい。神々かみがみとなえてはならない。また、これをあなたのくちびるからきこえさせてはならない。

14あなたはねんに三、わたしのためにまつりおこなわなければならない。 15あなたはたねれぬパンのまつりまもらなければならない。わたしが、あなたにめいじたように、アビブのつきさだめのとき七日なぬかのあいだ、たねれぬパンをべなければならない。それはそのつきにあなたがエジプトからたからである。だれも、むなしでわたしのまえてはならない。 16また、あなたがはたけにまいてもの勤労きんろう初穂はつほをささげる刈入かりいれのまつりと、あなたの勤労きんろうはたけかられるねんおわりに、取入とりいれのまつりおこなわなければならない。 17男子だんしはみな、ねんに三しゅなるかみまえなければならない。

18あなたはわたしの犠牲ぎせいを、たねれたパンとともにささげてはならない。また、わたしのまつり脂肪しぼう翌朝よくあさまでのこしていてはならない。

19あなたの土地とち初穂はつほもっとものを、あなたのかみしゅいえたずさえてこなければならない。あなたはやぎを、そのははちちてはならない。

20よ、わたしは使つかいをあなたのまえにつかわし、あなたをみちまもらせ、わたしがそなえたところみちびかせるであろう。 21あなたはそのまえつつしみ、その言葉ことばしたがい、かれにそむいてはならない。わたしのかれのうちにあるゆえに、かれはあなたがたのとがをゆるさないであろう。

22しかし、もしあなたがかれこえによくしたがい、すべてわたしがかたることをおこなうならば、わたしはあなたのてきてきとし、あなたのあだをあだとするであろう。

23わたしの使つかいはあなたのまえって、あなたをアモリびと、ヘテびと、ペリジびと、カナンびと、ヒビびと、およびエブスびとのところみちびき、わたしはかれらをほろぼすであろう。 24あなたはかれらの神々かみがみおがんではならない。これにつかえてはならない。またかれらのおこないにならってはならない。あなたはかれらをまったたおし、そのいしはしらくだかなければならない。 25あなたがたのかみしゅつかえなければならない。そうすれば、わたしはあなたがたのパンとみずしゅくし、あなたがたのうちからやまいのぞるであろう。 26あなたのくにのうちには流産りゅうざんするおんなもなく、不妊ふにんおんなもなく、わたしはあなたのかずらせるであろう。 27わたしはあなたのさきに、わたしのおそれをつかわし、あなたがところたみを、ことごとくやぶり、すべてのてきに、そのをあなたのほうけさせるであろう。 28わたしはまた、くまばちをあなたのさきにつかわすであろう。これはヒビびと、カナンびと、およびヘテびとをあなたのまえからはらうであろう。 29しかし、わたしはかれらを一ねんのうちには、あなたのまえからはらわないであろう。土地とちれすたれ、けものして、あなたをがいすることのないためである。 30わたしは徐々じょじょかれらをあなたのまえからはらうであろう。あなたは、ついにふえひろがって、このぐようになるであろう。   31わたしは紅海こうかいからペリシテびとのうみいたるまでと、荒野あらのからユフラテかわいたるまでを、あなたの領域りょういきとし、このんでいるものをあなたのにわたすであろう。あなたはかれらをあなたのまえからはらうであろう。 32あなたはかれら、およびかれらの神々かみがみ契約けいやくむすんではならない。 33かれらはあなたのくにんではならない。かれらがあなたをいざなって、わたしにたいしてつみおかさせることのないためである。もし、あなたがかれらのかみつかえるならば、それはかならずあなたのわなとなるであろう」。

第二四章

1また、モーセにわれた、「あなたはアロン、ナダブ、アビウおよびイスラエルの七十にん長老ちょうろうたちとともに、しゅのもとにのぼってきなさい。そしてあなたがたはとおはなれて礼拝れいはいしなさい。 2ただモーセひとりがしゅちかづき、ものちかづいてはならない。また、たみかれともにのぼってはならない」。

3モーセはきて、しゅのすべての言葉ことばと、すべてのおきてとをたみげた。たみはみなどうおんこたえてった、「わたしたちはしゅおおせられた言葉ことばみなおこないます」。 4そしてモーセはしゅ言葉ことばを、ことごとくきしるし、あさはやくきてやまのふもとに祭壇さいだんきずき、イスラエルの十二部族ぶぞくしたがって十二のはしらて、 5イスラエルの人々ひとびとのうちの若者わかものたちをつかわして、しゅ燔祭はんさいをささげさせ、また酬恩祭しゅうおんさいとして雄牛おうしをささげさせた。 6そのときモーセはそのなかばをって、はちれ、また、そのなかばを祭壇さいだんそそぎかけた。 7そして契約けいやくしょって、これをたみかせた。すると、かれらはこたえてった、「わたしたちはしゅおおせられたことをみな従順じゅうじゅんおこないます」。 8そこでモーセはそのって、たみそそぎかけ、そしてった、「よ、これはしゅがこれらのすべての言葉ことばもとづいて、あなたがたとむすばれる契約けいやくである」。

9こうしてモーセはアロン、ナダブ、アビウおよびイスラエルの七十にん長老ちょうろうたちとともにのぼってった。 10そして、かれらがイスラエルのかみると、そのあししたにはサファイアの敷石しきいしのごときものがあり、わたるおおぞらのようであった。 11かみはイスラエルの人々ひとびと指導者しどうしゃたちをにかけられなかったので、かれらはかみて、いした。

12ときにしゅはモーセにわれた、「やまのぼり、わたしのところにきて、そこにいなさい。かれらをおしえるために、わたしが律法りっぽういましめとをきしるしたいしいたをあなたにさづけるであろう」。 13そこでモーセは従者じゅうしゃヨシュアとともちあがり、モーセはかみやまのぼった。 14かれ長老ちょうろうたちにった、「わたしたちがあなたがたのところかえってるまで、ここでっていなさい。よ、アロンとホルとが、あなたがたとともにいるから、ことあるものは、だれでもかれらのところきなさい」。

15こうしてモーセはやまのぼったが、くもやまをおおっていた。 16しゅ栄光えいこうがシナイさんうえにとどまり、くもは六のあいだ、やまをおおっていたが、七日なぬかしゅくもなかからモーセをばれた。 17しゅ栄光えいこうやまいただきで、えるのようにイスラエルの人々ひとびとえたが、 18モーセはくもなかにはいって、やまのぼった。そしてモーセは四十にち四十やまにいた。

第二五章

1しゅはモーセにわれた、 2「イスラエルの人々ひとびとげて、わたしのためにささげものたずさえてこさせなさい。すべて、こころからよろこんでするものから、わたしにささげるものりなさい。 3あなたがたがかれらからるべきささげものはこれである。すなわちきんぎん青銅せいどう 4あおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんし、やぎの毛糸けいと 5あかねそめ雄羊おひつじかわ、じゅごんのかわ、アカシヤざい 6ともしあぶらそそあぶらこうばしい薫香くんこうのための香料こうりょう 7しまめのう、エポデと胸当むねあてにはめる宝石ほうせき 8また、かれらにわたしのために聖所せいじょつくらせなさい。わたしがかれらのうちにむためである。 9すべてあなたにしめ幕屋まくやかたおよび、そのもろもろのうつわかたしたがって、これをつくらなければならない。

10かれらはアカシヤざいはこつくらなければならない。ながさは二キュビトはんはばは一キュビトはんたかさは一キュビトはん 11あなたは純金じゅんきんでこれをおおわなければならない。すなわち内外ないがいともにこれをおおい、そのうえ周囲しゅういきんかざふちつくらなければならない。 12またきんかん四つをて、その四すみにけなければならない。すなわち二つのかんをこちらがわに、二つのかんをあちらがわけなければならない。 13またアカシヤざいのさおをつくり、きんでこれをおおわなければならない。 14そしてそのさおをはこ側面そくめんかんとおし、それではこをかつがなければならない。 15さおははこかんしてき、それをはなしてはならない。 16そしてそのはこに、わたしがあなたにあたえるあかしのいたおさめなければならない。 17また純金じゅんきん贖罪所しょくざいしょつくらなければならない。ながさは二キュビトはんはばは一キュビトはん 18また二つのきんのケルビムをつくらなければならない。これを打物うちものつくりとし、贖罪所しょくざいしょ両端りょうはしかなければならない。 19一つのケルブをこのはしに、一つのケルブをかのはしつくり、ケルビムを贖罪所しょくざいしょ一部いちぶとしてその両端りょうはしつくらなければならない。 20ケルビムはつばさたかべ、そのつばさをもって贖罪所しょくざいしょをおおい、かおたがいにむかいい、ケルビムのかお贖罪所しょくざいしょにむかわなければならない。 21あなたは贖罪所しょくざいしょはこうえき、はこなかにはわたしがさづけるあかしのいたおさめなければならない。 22そのところでわたしはあなたにい、贖罪所しょくざいしょうえから、あかしのはこうえにある二つのケルビムのあいだから、イスラエルの人々ひとびとのために、わたしがめいじようとするもろもろのことを、あなたにかたるであろう。

23あなたはまたアカシヤざいつくえつくらなければならない。ながさは二キュビト、はばは一キュビト、たかさは一キュビトはん 24純金じゅんきんでこれをおおい、周囲しゅういきんかざふちつくり、 25またその周囲しゅういはばさんつくり、そのさん周囲しゅういきんかざふちつくらなければならない。 26また、そのためにきんかん四つをつくり、その四つのあしのすみ四かしょにそのかんけなければならない。 27かんさんのわきにけて、つくえをかつぐさおをれるところとしなければならない。 28またアカシヤざいのさおをつくり、きんでこれをおおい、それをもって、つくえをかつがなければならない。 29また、そのさら乳香にゅうこうはいおよび灌祭かんさいそそぐためのびんはちつくり、これらは純金じゅんきんつくらなければならない。 30そしてつくえうえにはそなえのパンをいて、つねにわたしのまえにあるようにしなければならない。

31また純金じゅんきん燭台しょくだいつくらなければならない。燭台しょくだい打物うちものつくりとし、そのだいみきがくふしはなを一つにつらならせなければならない。 32また六つのえだをそのわきからさせ、燭台しょくだいの三つのえだをこのがわから、燭台しょくだいの三つのえだをかのがわからさせなければならない。 33あめんどうのはなかたちをした三つのがくが、それぞれふしはなをもって一つのえだにあり、また、あめんどうのはなかたちをした三つのがくが、それぞれふしはなをもってほかのえだにあるようにし、燭台しょくだいからる六つのえだを、みなそのようにしなければならない。 34また、燭台しょくだいみきには、あめんどうのはなかたちをした四つのがくけ、そのがくにはそれぞれふしはなをもたせなさい。 35すなわち二つのえだしたに一つのふしけ、つぎの二つのえだしたに一つのふしけ、さらつぎの二つのえだしたに一つのふしけ、燭台しょくだいみきからる六つのえだに、みなそのようにしなければならない。 36それらのふしえだを一つにつらね、ことごとく純金じゅんきん打物うちものつくりにしなければならない。 37また、それのともしびざらを七つつくり、そのともしびざらをともして、その前方ぜんぽうてらさせなければならない。 38そのしんりばさみと、しんざら純金じゅんきんつくらなければならない。 39すなわち純金じゅんきん一タラントで燭台しょくだいと、これらのもろもろのうつわとがつくられなければならない。 40そしてあなたがやましめされたかたしたがい、注意ちゅういしてこれをつくらなければならない。

第二六章

1あなたはまた十まいまくをもって幕屋まくやつくらなければならない。すなわち亜麻あま撚糸ねんしあおいとむらさきいといとまくつくり、たくみなわざをもって、それにケルビムをさなければならない。 2まくながさは、おのおの二十八キュビト、まくはばは、おのおの四キュビトで、まくみなおな寸法すんぽうでなければならない。 3そのまくまいたがいつらわせ、またの五まいまくをもたがいつらわせなければならない。 4その一連いちれんはしにあるまくふち青色あおいろをつけ、また一連いちれんはしにあるまくふちにもそのようにしなければならない。 5あなたは、その一まいまく五十をつけ、また一連いちれんまくはしにも五十をつけ、そのたがいあいかわせなければならない。 6あなたはまたきん五十をつくり、そのまくたがいつらわせて一つの幕屋まくやにしなければならない。

7また幕屋まくやをおおう天幕てんまくのためにやぎの毛糸けいとまくつくらなければならない。すなわちまく十一まいつくり、 8その一まいまくながさは三十キュビト、その一まいまくはばは四キュビトで、その十一まいまくおな寸法すんぽうでなければならない。 9そして、そのまくまいを一つにつらわせ、またそのまくまいを一つにつらわせて、その六まいまく天幕てんまくまえかさねなければならない。 10またその一連いちれんはしにあるまくふち五十をつけ、一連いちれんまくふちにも五十をつけなさい。

11そして青銅せいどう五十をつくり、そのけ、その天幕てんまくつらわせて一つにし、 12その天幕てんまくまくのこりのれる部分ぶぶん、すなわちそののこりのはんまく幕屋まくやのうしろにれさせなければならない。 13そして天幕てんまくまくのたけであまるものの、こちらのキュビトと、あちらのキュビトとは、幕屋まくやをおおうように、その両側りょうがわのこちらとあちらとにれさせなければならない。 14また、あかねめの雄羊おひつじかわ天幕てんまくのおおいと、じゅごんのかわでそのうえにかけるおおいとをつくらなければならない。

15あなたは幕屋まくやのために、アカシヤざいたてわくつくらなければならない。 16わくながさを十キュビト、わくはばを一キュビトはんとし、 17わくごとに二つのほぞつくって、かれとこれとをわさせ、幕屋まくやのすべてのわくにこのようにしなければならない。 18あなたは幕屋まくやのためにわくつくり、南側みなみがわのためにわく二十とし、 19その二十のわくしたぎん四十をつくって、このわくしたに、その二つのほぞのために二つのき、かのわくしたにもその二つのほぞのために二つのかなければならない。 20また幕屋まくやがわ、すなわち北側きたがわのためにもわく二十をつくり、 21そのぎん四十をつくって、このわくしたに、二つのき、かのわくしたにも二つのかなければならない。 22また幕屋まくやのうしろ、すなわち西側にしがわのためにわく六つをつくり、 23幕屋まくやのうしろの二つのすみのためにわく二つをつくらなければならない。 24これらはしたかさなりい、おなじくそのいただきでもだい一のかんまでかさなりうようにし、その二つともそのようにしなければならない。それらは二つのすみのためにもうけるものである。 25こうしてそのわくは八つ、そのぎんは十六、このわくしたに二つの、かのわくしたにも二つのかなければならない。 26またアカシヤざい横木よこぎつくらなければならない。すなわち幕屋まくやのこのがわわくのために五つ、 27また幕屋まくやのかのがわわくのために横木よこぎ五つ、幕屋まくやのうしろの西側にしがわわくのために横木よこぎ五つをつくり、 28わくのまんなかにある中央ちゅうおう横木よこぎはしからはしまでとおるようにしなければならない。 29そしてそのわくきんでおおい、また横木よこぎとおすそのかんきんつくり、また、その横木よこぎきんでおおわなければならない。 30こうしてあなたはやましめされた様式ようしきしたがって幕屋まくやてなければならない。

31またあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんし垂幕たれまくつくり、たくみなわざをもって、それにケルビムをさなければならない。 32そしてきんでおおった四つのアカシヤざいはしらきんこまにこれをけ、そのはしらは四つのぎんうえにすえなければならない。 33 その垂幕たれまくこまけ、その垂幕たれまくうちにあかしのはこおさめなさい。その垂幕たれまくはあなたがたのために聖所せいじょ至聖所しせいじょとをへだけるであろう。 34また至聖所しせいじょにあるあかしのはこうえ贖罪所しょくざいしょかなければならない。 35そしてその垂幕たれまくそとつくえき、幕屋まくや南側みなみがわに、つくえかいわせて燭台しょくだいかなければならない。ただしつくえ北側きたがわかなければならない。

36あなたはまた天幕てんまく入口いりぐちのためにあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、いろとりどりにったとばりをつくらなければならない。 37あなたはそのとばりのためにアカシヤざいはしら五つをつくり、これをきんでおおい、そのこまきんつくり、またそのはしらのために青銅せいどう五つをつくらなければならない。

第二七章

1あなたはまたアカシヤざい祭壇さいだんつくらなければならない。ながさ五キュビト、はば五キュビトの四かくで、たかさは三キュビトである。 2その四すみのうえにその一部いちぶとしてそれのつのつくり、青銅せいどう祭壇さいだんをおおわなければならない。 3またはいるつぼ、十能じゅうのうはちにくまた火皿ひざらつくり、そのうつわはみな青銅せいどうつくらなければならない。 4また祭壇さいだんのために青銅せいどうあみ細工ざいく格子こうしつくり、その四すみで、あみうえ青銅せいどうかんを四つけなければならない。 5そのあみ祭壇さいだん出張でばりのしたけ、これを祭壇さいだんたかさのなかばにたっするようにしなければならない。 6また祭壇さいだんのために、さおをつくらなければならない。すなわちアカシヤざいで、さおをつくり、青銅せいどうで、これをおおわなければならない。 7そのさおをかんとおし、さおを祭壇さいだん両側りょうがわにして、これをかつがなければならない。 8祭壇さいだんいた空洞くうどうつくり、やましめされたように、これをつくらなければならない。

9あなたはまた幕屋まくやにわつくり、両側りょうがわではにわのためにながさ百キュビトの亜麻あま撚糸ねんしのあげばりをもうけ、その一方いっぽうてなければならない。 10そのはしらは二十、そのはしらの二十の青銅せいどうにし、そのはしらこまけたとはぎんにしなければならない。 11またおなじく北側きたがわのために、ながさ百キュビトのあげばりをもうけなければならない。そのはしらは二十、そのはしらの二十の青銅せいどうにし、そのはしらこまけたとはぎんにしなければならない。 12またにわ西側にしがわはばのために五十キュビトのあげばりをもうけなければならない。そのはしらは十、そのも十。 13また東側ひがしがわでもにわはばを五十キュビトにしなければならない。 14そしてその一方いっぽうに十五キュビトのあげばりをもうけなければならない。そのはしらは三つ、そのも三つ。 15また一方いっぽうにも十五キュビトのあげばりをもうけなければならない。そのはしらは三つ、そのも三つ。 16にわもんのためにあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、いろとりどりにったながさ二十キュビトのとばりをもうけなければならない。そのはしらは四つ、そのも四つ。 17にわ周囲しゅういはしらはみなぎんけたでつなぎ、そのこまぎん、その青銅せいどうにしなければならない。 18にわながさは百キュビト、そのはばは五十キュビト、そのたかさは五キュビトで、亜麻あま撚糸ねんしぬのけめぐらし、その青銅せいどうにしなければならない。 19すべて幕屋まくやもちいるもろもろのうつわ、およびそのすべてのくぎ、またにわのすべてのくぎ青銅せいどうつくらなければならない。

20あなたはまたイスラエルの人々ひとびとめいじて、オリブをつぶしてった純粋じゅんすいあぶらを、ともしのためにってこさせ、えずともしをともさなければならない。 21アロンとそのたちとは、会見かいけん幕屋まくやなかのあかしのはこまえにある垂幕たれまくそとで、ゆうからあさまでしゅまえに、そのともしととのえなければならない。これはイスラエルの人々ひとびとまもるべき世々よよかわらざるさだめでなければならない。

第二八章

1またイスラエルの人々ひとびとのうちから、あなたの兄弟きょうだいアロンとそのたち、すなわちアロンとアロンのナダブ、アビウ、エレアザル、イタマルとをあなたのもとにこさせ、祭司さいしとしてわたしにつかえさせ、 2またあなたの兄弟きょうだいアロンのためにせいなる衣服いふくつくって、かれさかえとうるわしきをもたせなければならない。 3あなたはすべてこころ知恵ちえあるもの、すなわち、わたしが知恵ちえれいたしたものたちにかたって、アロンの衣服いふくつくらせ、アロンを聖別せいべつし、祭司さいしとしてわたしにつかえさせなければならない。 4かれらのつくるべき衣服いふくつぎのとおりである。すなわち胸当むねあて、エポデ、ころも市松いちまつ模様もようふく帽子ぼうしおびである。かれらはあなたの兄弟きょうだいアロンとそのたちとのためにせいなる衣服いふくつくり、祭司さいしとしてわたしにつかえさせなければならない。

5かれらは金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしらなければならない。 6そしてかれらは金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしもちい、たくみなわざをもってエポデをつくらなければならない。 7これに二つのかたひもをけ、その両端りょうはしを、これにけなければならない。 8エポデのうえで、これをつかねるおびは、おなじきれでエポデのつくりのように、金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしつくらなければならない。 9あなたは二つのしまめのうをって、そのうえにイスラエルのたちのきざまなければならない。 10すなわち、その六つを一つのいしに、のこりの六つをいしに、かれらのうまれたじゅんきざまなければならない。 11宝石ほうせき彫刻ちょうこくするひといん彫刻ちょうこくするように、イスラエルのたちのをその二つのいしきざみ、それをきんあみ細工ざいくにはめ、 12この二つのいしをエポデのかたひもにつけて、イスラエルのたちの記念きねんいしとしなければならない。こうしてアロンはしゅまえでそのりょうかたかれらのうて記念きねんとしなければならない。 13あなたはまたきんあみ細工ざいくつくらなければならない。 14そして二つの純金じゅんきんくさりを、ひも細工ざいくにねじてつくり、そのひものくさりをかのあみ細工ざいくにつけなければならない。

15あなたはまたさばきの胸当むねあてたくみなわざをもってつくり、これをエポデのつくりのようにつくらなければならない。すなわち金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、これをつくらなければならない。 16これは二つにって四かくにし、ながさは一ゆびあたり、はばも一ゆびあたりとしなければならない。 17またそのなか宝石ほうせきを四れつにはめまなければならない。すなわちこう玉髄ぎょくずいかんらんいし水晶すいしょうれつだいれつとし、 18だいれつは、ざくろいし、るり、あかしまめのう。 19だいれつ水晶すいしょう、めのう、むらさき水晶すいしょう 20だいれつ碧玉へきぎょくしまめのう、碧玉へきぎょくであって、これらをきんあみ細工ざいくなかにはめまなければならない。 21その宝石ほうせきはイスラエルのらのしたがい、そのとひとしく十二とし、おのおのいん彫刻ちょうこくのように十二の部族ぶぞくのためにそのきざまなければならない。 22またひも細工ざいくにねじた純金じゅんきんくさり胸当むねあてにつけなければならない。 23また、胸当むねあてのためにきんかん二つをつくり、胸当むねあて両端りょうはしにその二つのかんをつけ、 24かのすじきんのひもを胸当むねあてはしの二つのかんにつけなければならない。 25ただし、そのすじのひもの両端りょうはしをかの二つのあみ細工ざいくにつけ、エポデのかたひもにつけて、まえにくるようにしなければならない。 26あなたはまた二つのきんかんつくって、これを胸当むねあて両端りょうはしにつけなければならない。すなわちエポデにせっする内側うちがわふちにこれをつけなければならない。 27また二つのきんかんつくって、これをエポデの二つのかたひものした部分ぶぶんにつけ、まえほうで、そのつなぎちかく、エポデのおびうえほうにあるようにしなければならない。 28胸当むねあてあおひもをもって、そのかんをエポデのかんむすびつけ、エポデのおびうえほうにあるようにしなければならない。こうして胸当むねあてがエポデからはなれないようにしなければならない。 29アロンが聖所せいじょにはいるときは、さばきの胸当むねあてにあるイスラエルのたちのをそのむねき、しゅまえつねおぼえとしなければならない。 30あなたはさばきの胸当むねあてにウリムとトンミムをれて、アロンがしゅまえにいたるとき、そのむねうえにあるようにしなければならない。こうしてアロンはしゅまえつねにイスラエルのたちのさばきを、そのむねかなければならない。

31あなたはまた、エポデにぞくする上服うわふくをすべて青地あおじつくらなければならない。 32あたまとおくちを、そのまんなかもうけ、そのくち周囲しゅういには、よろいのえりのように織物おりものふちをつけて、ほころびないようにし、 33そのすそにはあおいとむらさきいといとで、ざくろをつくり、そのすその周囲しゅういにつけ、また周囲しゅういきんすずをざくろの間々あいだあいだにつけなければならない。 34すなわちきんすずにざくろ、またきんすずにざくろと、上服うわふくのすその周囲しゅういにつけなければならない。 35アロンはつとめとき、これをなければならない。かれ聖所せいじょにはいってしゅまえにいたるとき、またとき、そのおときこえて、かれまぬかれるであろう。

36あなたはまた純金じゅんきんいたつくり、いん彫刻ちょうこくのように、そのうえに『しゅせいなるもの』ときざみ、 37これをあおひもで帽子ぼうしけ、それが帽子ぼうしまえほうるようにしなければならない。 38これはアロンのひたいにあり、そしてアロンはイスラエルの人々ひとびとがささげるせいなるもの、すなわちかれらのもろもろのせいなるそなものについてのつみめをうであろう。これはしゅまえにそれらのけいれられるため、つねにアロンのひたいになければならない。

39あなたは亜麻あまいと市松いちまつ模様もようしたふくり、亜麻あまぬので、ずきんをつくり、また、おびいろとりどりにってつくらなければならない。

40あなたはまたアロンのたちのためにしたふくつくり、かれらのためにおびつくり、かれらのために、ずきんをつくって、かれらにさかえとうるわしきをもたせなければならない。 41そしてあなたはこれをあなたの兄弟きょうだいアロンおよびかれともにいるそのたちにせ、かれらにあぶらそそぎ、かれらをしょくにんじ、かれらを聖別せいべつし、祭司さいしとして、わたしにつかえさせなければならない。 42また、かれらのために、そのかくところをおおう亜麻あまぬののしたばきをつくり、こしからももにとどくようにしなければならない。 43アロンとそのたちは会見かいけん幕屋まくやにはいるとき、あるいは聖所せいじょつとめをするために祭壇さいだんちかづくときに、これをなければならない。そうすれば、かれらはつみぬことはないであろう。これはかれかれのち子孫しそんとのための永久えいきゅうさだめでなければならない。

第二九章

1あなたはかれらを聖別せいべつし、祭司さいしとしてわたしにつかえさせるために、つぎことかれらにしなければならない。すなわちわか雄牛おうしとうと、きずのない雄羊おひつじとうとをり、 2またたねれぬパンと、あぶらぜたたねれぬ菓子かしと、あぶらったたねれぬせんべいとをりなさい。これらは小麦粉こむぎこつくらなければならない。 3そしてこれを一つのかごにれ、そのかごにれたまま、かの一とう雄牛おうしおよび二とう雄羊おひつじともたずさえてこなければならない。 4あなたはまたアロンとそのたちを会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちれてきて、みずかれらをあらきよめ、 5また衣服いふくり、したふくとエポデにぞくする上服うわふくと、エポデと胸当むねあてとをアロンにせ、エポデのおびめさせなければならない。 6そしてかれあたま帽子ぼうしをかぶらせ、その帽子ぼうしうえにかのせいなるかんむりをいただかせ、 7そそあぶらってかれあたまにかけ、かれあぶらそそぎをしなければならない。 8あなたはまたかれたちをれてきてしたふくせ、 9かれら、すなわちアロンとそのたちにおびめさせ、ずきんをかぶらせなければならない。祭司さいししょく永久えいきゅうさだめによってかれらにするであろう。あなたはこうして、アロンとそのたちをしょくにんじなければならない。

10あなたは会見かいけん幕屋まくやまえ雄牛おうしいてきて、アロンとそのたちは、その雄羊おひつじあたまかなければならない。 11そして会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちで、しゅまえにその雄牛おうしをほふり、 12その雄牛おうしり、ゆびをもって、これを祭壇さいだんつのにつけ、そののこりの祭壇さいだんもといそそぎかけなさい。 13また、その内臓ないぞうをおおうすべての脂肪しぼう肝臓かんぞう小葉しょうようと、二つの腎臓じんぞうと、そのうえ脂肪しぼうとをって、これを祭壇さいだんうえかなければならない。 14ただし、その雄牛おうしにくかわ汚物おぶつとは、宿営しゅくえいそとてなければならない。これは罪祭ざいさいである。

15あなたはまた、かの雄羊おひつじの一とうり、そしてアロンとそのたちは、その雄羊おひつじあたまかなければならない。 16あなたはその雄羊おひつじをほふり、そのって、祭壇さいだんの四つの側面そくめんそそぎかけなければならない。 17またその雄羊おひつじき、その内臓ないぞうと、そのあしとをあらって、これをそのにくれ、およびとうともき、 18その雄羊おひつじをみな祭壇さいだんうえかなければならない。これはしゅにささげる燔祭はんさいである。すなわち、これはこうばしいかおりであって、しゅにささげる火祭かさいである。

19あなたはまた雄羊おひつじの一とうり、アロンとそのたちは、その雄羊おひつじあたまかなければならない。 20そしてあなたはその雄羊おひつじをほふり、そのって、アロンのみぎみみたぶと、そのたちのみぎみみたぶとにつけ、またかれらのみぎ親指おやゆびと、みぎあし親指おやゆびとにつけ、そののこりの祭壇さいだんの四つの側面そくめんそそぎかけなければならない。 21また祭壇さいだんうえおよびそそあぶらって、アロンとその衣服いふく、およびそのたちと、そのたちの衣服いふくとにそそがなければならない。かれとその衣服いふく、およびそのらと、その衣服いふくとは聖別せいべつされるであろう。

22あなたはまた、その雄羊おひつじ脂肪しぼうあぶら内臓ないぞうをおおう脂肪しぼう肝臓かんぞう小葉しょうよう、二つの腎臓じんぞう、そのうえ脂肪しぼう、およびみぎのももをらなければならない。これはにんしょく雄羊おひつじである。 23またしゅまえにあるたねれぬパンのかごのなかからパン一と、あぶら菓子かしと、せんべい一とをり、 24これをみなアロンのと、そのたちのき、これをしゅまえうごかして、揺祭ようさいとしなければならない。 25そしてあなたはこれをかれらのからり、燔祭はんさいくわえて祭壇さいだんうえき、しゅまえこうばしいかおりとしなければならない。これはしゅにささげる火祭かさいである。

26あなたはまた、アロンのにんしょく雄羊おひつじむねり、これをしゅまえうごかして、揺祭ようさいとしなければならない。これはあなたのけるぶんとなるであろう。 27あなたはアロンとそのたちのにんしょく雄羊おひつじむねともも、すなわちうごかした揺祭ようさいむねと、ささげたももとを聖別せいべつしなければならない。 28これはイスラエルの人々ひとびとから永久えいきゅうに、アロンとそのたちのくべきささげものであって、イスラエルの人々ひとびと酬恩祭しゅうおんさい犠牲ぎせいなかからくべきもの、すなわちしゅにささげるささげものである。

29アロンのせいなる衣服いふくかれのち子孫しそんすべきである。かれらはこれをて、あぶらそそがれ、しょくにんぜられなければならない。 30そのたちのうち、かれかわって祭司さいしとなり、聖所せいじょつかえるために会見かいけん幕屋まくやにはいるものは、七日なぬかあいだこれをなければならない。

31あなたはにんしょく雄羊おひつじり、せいなる場所ばしょでそのにくなければならない。 32アロンとそのたちは会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちで、その雄羊おひつじにくと、かごのなかのパンとをべなければならない。 33かれらをしょくにんじ、聖別せいべつするため、あがないにもちいたこれらのものを、かれらはべなければならない。ひとはこれをべてはならない。これはせいなるものだからである。 34もしにんしょくにく、あるいはパンのうち、あさまでのこるものがあれば、そののこりはかなければならない。これはせいなるものだからべてはならない。

35あなたはわたしがすべてめいじるように、アロンとそのたちにしなければならない。すなわちかれらのために七日なぬかのあいだ、にんしょくしきおこなわなければならない。 36あなたは毎日まいにち、あがないのために、罪祭ざいさい雄牛おうしとうをささげなければならない。また祭壇さいだんのために、あがないをなすとき、そのために罪祭ざいさいをささげ、また、これにあぶらそそいで聖別せいべつしなさい。 37あなたは七日なぬかあいだ祭壇さいだんのために、あがないをして、これを聖別せいべつしなければならない。こうして祭壇さいだんは、いとせいなるものとなり、すべて祭壇さいだんれるものせいとなるであろう。

38あなたが祭壇さいだんうえにささぐべきものつぎのとおりである。すなわち当歳とうさい小羊こひつじとう毎日まいにちやすことなくささげなければならない。 39その一とう小羊こひつじあさにこれをささげ、の一とう小羊こひつじゆうにこれをささげなければならない。 40とう小羊こひつじには、つぶしてったあぶら一ヒンの四ぶんの一をまぜた麦粉むぎこぶんの一エパをえ、また灌祭かんさいとして、ぶどうしゅ一ヒンの四ぶんの一をえなければならない。 41の一とう小羊こひつじゆうにこれをささげ、あさ素祭そさいおよび灌祭かんさいおなじものをこれにえてささげ、こうばしいかおりのためにしゅにささげる火祭かさいとしなければならない。 42これはあなたがたが代々よよ会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちで、しゅまえやすことなく、ささぐべき燔祭はんさいである。わたしはそのところであなたにい、あなたとかたるであろう。 43また、そのところでわたしはイスラエルの人々ひとびとうであろう。幕屋まくやはわたしの栄光えいこうによって聖別せいべつされるであろう。 44わたしは会見かいけん幕屋まくや祭壇さいだんとを聖別せいべつするであろう。またアロンとそのたちを聖別せいべつし、祭司さいしとしてわたしにつかえさせるであろう。 45わたしはイスラエルの人々ひとびとのうちにんで、かれらのかみとなるであろう。 46わたしがかれらのうちにむために、かれらをエジプトのくにからみちびしたかれらのかみしゅであることをかれらはるであろう。わたしはかれらのかみしゅである。

第三〇章

1あなたはまたこうをたく祭壇さいだんつくらなければならない。アカシヤざいでこれをつくり、 2ながさ一キュビト、はば一キュビトの四かくにし、たかさ二キュビトで、これにその一部いちぶとしてつのをつけなければならない。 3そのいただき、その四つの側面そくめん、およびそのつの純金じゅんきんでおおい、その周囲しゅういきんかざふちつくり、 4また、その両側りょうがわに、かざふちしたきんかん二つをこれのためにつくらなければならない。すなわち、その二つのがわにこれをつくらなければならない。これはそれをかつぐさおをとおすところである。 5そのさおはアカシヤざいつくり、きんでおおわなければならない。 6あなたはそれを、あかしのはこまえにある垂幕たれまくまえいて、わたしがあなたとうあかしのはこうえにある贖罪所しょくざいしょかわせなければならない。 7アロンはそのうえこうばしい薫香くんこうをたかなければならない。あさごとに、ともしびをととのえるとき、これをたかなければならない。 8アロンはまたゆうべにともしびをともすときにも、これをたかなければならない。これはしゅまえにあなたがたが代々よよやすことなく、ささぐべき薫香くんこうである。 9あなたがたはそのうえことなるこうをささげてはならない。燔祭はんさいをも素祭そさいをもそのうえでささげてはならない。また、そのうえ灌祭かんさいそそいではならない。 10アロンはねんに一そのつのをつけてあがないをしなければならない。すなわち、あがないの罪祭ざいさいをもって代々よよにわたり、ねんに一これがために、あがないをしなければならない。これはしゅもっとせいなるものである」。

11しゅはモーセにわれた、 12「あなたがイスラエルの人々ひとびとかず総計そうけいをとるにあたり、おのおのそのかぞえられるとき、そのいのちのあがないをしゅにささげなければならない。これはかぞえられるときかれらのうちにわざわいおこらないためである。 13すべてかずもの聖所せいじょのシケルで、はんシケルをはらわなければならない。一シケルは二十ゲラであって、おのおのはんシケルをしゅにささげものとしなければならない。 14すべてかずる二十さい以上いじょうものは、しゅにささげものをしなければならない。 15あなたがたのいのちをあがなうために、しゅにささげものをするときめるものはんシケルよりおおしてはならず、まずしいものもそれよりすくなくしてはならない。 16あなたはイスラエルの人々ひとびとから、あがないのぎんって、これを会見かいけん幕屋まくやようてなければならない。これはしゅまえにイスラエルの人々ひとびとのため記念きねんとなって、あなたがたのいのちをあがなうであろう」。

17しゅはモーセにわれた、 18「あなたはまたあらうために洗盤せんばんと、そのだい青銅せいどうつくり、それを会見かいけん幕屋まくや祭壇さいだんとのあいだいて、そのなかみずれ、 19アロンとそのたちは、それであしとをあらわなければならない。 20かれらは会見かいけん幕屋まくやにはいるときみずあらって、なないようにしなければならない。また祭壇さいだんちかづいて、そのつとめをなし、火祭かさいしゅにささげるときにも、そうしなければならない。 21すなわち、その、そのあしあらって、なないようにしなければならない。これはかれとその子孫しそん代々よよにわたる永久えいきゅうさだめでなければならない」。

22しゅはまたモーセにわれた、 23「あなたはまたもっと香料こうりょうりなさい。すなわち液体えきたい没薬もつやく五百シケル、こうばしい肉桂にっけいをそのなかば、すなわち二百五十シケル、におい菖蒲しょうぶ二百五十シケル、 24けい五百シケルを聖所せいじょのシケルでり、また、オリブのあぶら一ヒンをりなさい。 25あなたはこれをせいなるそそあぶら、すなわち香油こうゆつくるわざにしたがい、まぜわせて、においあぶらつくらなければならない。これはせいなるそそあぶらである。 26あなたはこのあぶら会見かいけん幕屋まくやと、あかしのはことにそそぎ、 27つくえと、そのもろもろのうつわ燭台しょくだいと、そのもろもろのうつわこう祭壇さいだん 28燔祭はんさい祭壇さいだんと、そのもろもろのうつわ洗盤せんばんと、そのだいとにあぶらそそぎ、 29これらをきよめてもっとせいなるものとしなければならない。すべてこれにれるものせいとなるであろう。 30あなたはアロンとそのたちにあぶらそそいで、かれらを聖別せいべつし、祭司さいしとしてわたしにつかえさせなければならない。 31そしてあなたはイスラエルの人々ひとびとわなければならない、『これはあなたがたの代々よよにわたる、わたしのせいなるそそあぶらであって、 32つねひとにこれをそそいではならない。またこの割合わりあいをもって、これとひとしいものをつくってはならない。これはせいなるものであるから、あなたがたにとってもせいなるものでなければならない。 33すべてこれとひとしいものつくもの、あるいはこれを祭司さいし以外いがいひとにつけるものは、たみのうちからたれるであろう』」。

34しゅはまた、モーセにわれた、「あなたは香料こうりょう、すなわちごうこう、シケレテこうふうこう純粋じゅんすい乳香にゅうこう香料こうりょうりなさい。おのおのおなりょうでなければならない。 35あなたはこれをもってこう、すなわち香料こうりょうをつくるわざにしたがって薫香くんこうつくり、しおくわえ、じゅんにしてせいなるものとしなさい。 36また、そのいくぶんをこまかにくだき、わたしがあなたと会見かいけん幕屋まくやにある、あかしのはこまえにこれをそなえなければならない。これはあなたがたにもっとせいなるものである。 37あなたがつくこうおな割合わりあいをもって、それを自分じぶんのためにつくってはならない。これはあなたにとってしゅせいなるものでなければならない。 38すべてこれとひとしいものをつくって、これをかぐものたみのうちからたれるであろう」。

第三一章

1しゅはモーセにわれた、 2よ、わたしはユダの部族ぶぞくぞくするホルのなるウリのベザレルをざしてし、 3これにかみれいたして、知恵ちえさとりと知識ちしき諸種しょしゅ工作こうさくちょうぜしめ、 4工夫くふうらしてきんぎん青銅せいどう細工さいくをさせ、 5また宝石ほうせきりはめ、彫刻ちょうこくするなど、諸種しょしゅ工作こうさくをさせるであろう。 6よ、わたしはまたダンの部族ぶぞくぞくするアヒサマクのアホリアブをかれともならせ、そしてすべてかしこものこころ知恵ちえさづけ、わたしがあなたにめいじたものを、ことごとくかれらにつくらせるであろう。 7すなわち会見かいけん幕屋まくや、あかしのはこ、そのうえにある贖罪所しょくざいしょ幕屋まくやのもろもろのうつわ 8つくえとそのうつわ純金じゅんきん燭台しょくだいと、そのもろもろのうつわこう祭壇さいだん 9燔祭はんさい祭壇さいだんとそのもろもろのうつわ洗盤せんばんとそのだい 10編物あみものふく、すなわち祭司さいしつとめをするための祭司さいしアロンのせいなるふく、およびそのたちのふく 11そそあぶら聖所せいじょのためのこうばしいこうなどを、すべてわたしがあなたにめいじたようにつくらせるであろう」。

12しゅはまたモーセにわれた、 13「あなたはイスラエルの人々ひとびといなさい、『あなたがたはかならずわたしの安息日あんそくにちまもらなければならない。これはわたしとあなたがたとのあいだの、代々よよにわたるしるしであって、わたしがあなたがたを聖別せいべつするしゅであることを、らせるためのものである。 14それゆえ、あなたがたは安息日あんそくにちまもらなければならない。これはあなたがたにせいなるである。すべてこれをけがものかならころされ、すべてこの仕事しごとをするものは、たみのうちからたれるであろう。 15のあいだは仕事しごとをしなさい。七日なぬかまったやすみの安息日あんそくにちで、しゅのためにせいである。すべて安息日あんそくにち仕事しごとをするものかならころされるであろう。 16ゆえに、イスラエルの人々ひとびと安息日あんそくにちおぼえ、永遠えいえん契約けいやくとして、代々よよ安息日あんそくにちまもらなければならない。 17これは永遠えいえんにわたしとイスラエルの人々ひとびととのあいだのしるしである。それはしゅが六のあいだに天地てんちつくり、七日なぬかやすみ、かつ、いこわれたからである』」。

18しゅはシナイさんでモーセにかたえられたとき、あかしのいたまい、すなわちかみゆびをもってかれたいしいたをモーセにさづけられた。

第三二章

1たみはモーセがやまくだることのおそいのをて、アロンのもとにあつまってかれった、「さあ、わたしたちに先立さきだってかみを、わたしたちのためにつくってください。わたしたちをエジプトのくにからみちびきのぼったひと、あのモーセはどうなったのかわからないからです」。 2アロンはかれらにった、「あなたがたのつま、むすこ、むすめらのきん耳輪みみわをはずしてわたしにってきなさい」。 3そこでたみみなそのきん耳輪みみわをはずしてアロンのもとにってきた。 4アロンがこれをかれらのからり、工具こうぐかたつくり、うしとしたので、かれらはった、「イスラエルよ、これはあなたをエジプトのくにからみちびきのぼったあなたのかみである」。 5アロンはこれをて、そのまえ祭壇さいだんきずいた。そしてアロンは布告ふこくしてった、「あすはしゅまつりである」。 6そこで人々ひとびとはあくるあさはやきて燔祭はんさいをささげ、酬恩祭しゅうおんさいそなえた。たみしてみし、ってれた。

7しゅはモーセにわれた、「いそいでくだりなさい。あなたがエジプトのくにからみちびきのぼったあなたのたみわるいことをした。 8かれらははやくもわたしがめいじたみちはなれ、自分じぶんのために鋳物いものうしつくり、これをおがみ、これに犠牲ぎせいをささげて、『イスラエルよ、これはあなたをエジプトのくにからみちびきのぼったあなたのかみである』とっている」。 9しゅはまたモーセにわれた、「わたしはこのたみた。これはかたくななたみである。 10それで、わたしをとめるな。わたしのいかりはかれらにむかってえ、かれらをほろぼしつくすであろう。しかし、わたしはあなたをおおいなる国民こくみんとするであろう」。

11モーセはそのかみしゅをなだめてった、「しゅよ、おおいなるちからつよをもって、エジプトのくにからみちびされたあなたのたみにむかって、なぜあなたのいかりがえるのでしょうか。 12どうしてエジプトびとに『かれ悪意あくいをもってかれらをみちびし、かれらを山地さんちころし、めんからほろぼすのだ』とわせてよいでしょうか。どうかあなたのはげしいいかりをやめ、あなたのたみくだそうとされるこのわざわいおもなおし、 13あなたのしもべアブラハム、イサク、イスラエルに、あなたが自身じしんをさしてちかい、『わたしはてんほしのように、あなたがたの子孫しそんし、わたしが約束やくそくしたこのみなあなたがたの子孫しそんあたえて、ながくこれを所有しょゆうさせるであろう』とかれらにおおせられたことをおぼえてください」。 14それで、しゅはそのたみくだすとわれたわざわいについておもなおされた。

15モーセはてんじてやまくだった。かれには、かの二まいのあかしのいたがあった。いたはその両面りょうめん文字もじがあった。すなわち、このめんにも、かのめんにも文字もじがあった。 16そのいたかみさく、その文字もじかみ文字もじであって、いたったものである。 17ヨシュアはたみばわるこえいて、モーセにった、「宿営しゅくえいなかたたかいのこえがします」。 18しかし、モーセはった、「かちどきのこえでなく、敗北はいぼくさけごえでもない。わたしのくのはうたこえである」。 19モーセが宿営しゅくえいちかづくと、うしおどりとをたので、かれいかりにえ、からかのいたげうち、これをやまのふもとでくだいた。 20またかれらがつくったうしってき、こなごなにくだき、これをみずうえにまいて、イスラエルの人々ひとびとませた。

21モーセはアロンにった、「このたみがあなたになにをしたので、あなたはかれらにおおいなるつみおかさせたのですか」。 22アロンはった、「わがしゅよ、はげしくいからないでください。このたみわるいのは、あなたがごぞんじです。 23かれらはわたしにいました、『わたしたちに先立さきだってかみを、わたしたちのためにつくってください。わたしたちをエジプトのくにからみちびきのぼったひと、あのモーセは、どうなったのかわからないからです』。 24そこでわたしは『だれでも、きんっているものは、それをりはずしなさい』とかれらにいました。かれらがそれをわたしにわたしたので、わたしがこれをれると、このうしてきたのです」。

25モーセはたみがほしいままにふるまったのをた。アロンはかれらがほしいままにふるまうにまかせ、てきなか物笑ものわらいとなったからである。 26モーセは宿営しゅくえいもんってった、「すべてしゅにつくものはわたしのもとにきなさい」。レビのたちはみなかれのもとにあつまった。 27そこでモーセはかれらにった、「イスラエルのかみしゅはこうわれる、『あなたがたは、おのおのこしにつるぎをび、宿営しゅくえいなかもんからもんめぐって、おのおのその兄弟きょうだい、そのとも、その隣人りんじんころせ』」。 28レビのたちはモーセの言葉ことばどおりにしたので、そのたみのうち、おおよそ三千にんたおれた。 29そこで、モーセはった、「あなたがたは、おのおのその、その兄弟きょうだいさからって、きょう、しゅをささげた。それでしゅは、きょう、あなたがたに祝福しゅくふくあたえられるであろう」。

30あくる、モーセはたみった、「あなたがたはおおいなるつみおかした。それでいま、わたしはしゅのもとにのぼってく。あなたがたのつみつぐなうことが、できるかもれない」。 31モーセはしゅのもとにかえって、そしてった、「ああ、このたみおおいなるつみおかし、自分じぶんのためにきんかみつくりました。 32いまもしあなたが、かれらのつみをゆるされますならば――。しかし、もしかなわなければ、どうぞあなたがきしるされたふみから、わたしのってください」。 33しゅはモーセにわれた、「すべてわたしにつみおかしたものは、これをわたしのふみからるであろう。 34しかし、いまあなたはって、わたしがあなたにげたところにたみみちびきなさい。よ、わたしの使つかいはあなたに先立さきだってくであろう。ただし刑罰けいばつに、わたしはかれらのつみばっするであろう」。

35そしてしゅたみたれた。かれらがうしつくったからである。それはアロンがつくったのである。

第三三章

1さて、しゅはモーセにわれた、「あなたと、あなたがエジプトのくにからみちびきのぼったたみとは、ここをってわたしがアブラハム、イサク、ヤコブにちかって、『これをあなたの子孫しそんあたえる』とったにのぼりなさい。 2わたしはひとりの使つかいをつかわしてあなたに先立さきだたせ、カナンびと、アモリびと、ヘテびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとをはらうであろう。 3あなたがたはちちみつながれるにのぼりなさい。しかし、あなたがたは、かたくななたみであるから、わたしがみちであなたがたをほろぼすことのないように、あなたがたのうちにあって一緒いっしょにはのぼらないであろう」。

4たみはこのわるらせをいてうれい、ひとりもそのかざりをけるものはなかった。 5しゅはモーセにわれた、「イスラエルの人々ひとびといなさい、『あなたがたは、かたくななたみである。もしわたしが一刻いっこくでも、あなたがたのうちにあって、一緒いっしょにのぼってくならば、あなたがたをほろぼすであろう。ゆえに、いま、あなたがたのかざりをからりなさい。そうすればわたしはあなたがたになすべきことをるであろう』」。 6それで、イスラエルの人々ひとびとはホレブやま以来いらいそのかざりをのぞいていた。

7モーセは幕屋まくやって、これを宿営しゅくえいそとに、宿営しゅくえいはなれてり、これを会見かいけん幕屋まくやづけた。すべてしゅうかがことのあるものて、宿営しゅくえいそとにある会見かいけん幕屋まくやった。 8モーセがて、幕屋まくやときには、たみはみなちあがり、モーセが幕屋まくやにはいるまで、おのおのその天幕てんまく入口いりぐちってかれ見送みおくった。 9モーセが幕屋まくやにはいると、くもはしらくだって幕屋まくや入口いりぐちった。そしてしゅはモーセとかたられた。 10たみはみな幕屋まくや入口いりぐちくもはしらつのをると、っておのおの自分じぶん天幕てんまく入口いりぐち礼拝れいはいした。 11ひとがそのともかたるように、しゅはモーセとかおわせてかたられた。こうしてモーセは宿営しゅくえいかえったが、その従者じゅうしゃなる若者わかもの、ヌンのヨシュアは幕屋まくやはなれなかった。

12モーセはしゅった、「ごらんください。あなたは『このたみみちびきのぼれ』とわたしにいながら、わたしと一緒いっしょにつかわされるものらせてくださいません。しかも、あなたはかつて『わたしはおまええらんだ。おまえはまたわたしのまえめぐみをた』とおおせになりました。 13それでいま、わたしがもし、あなたのまえめぐみをますならば、どうか、あなたのみちしめし、あなたをわたしにらせ、あなたのまえめぐみをさせてください。また、この国民こくみんがあなたのたみであることをおぼえてください」。 14しゅわれた「わたし自身じしん一緒いっしょくであろう。そしてあなたに安息あんそくあたえるであろう」。 15モーセはしゅった「もしあなた自身じしん一緒いっしょかれないならば、わたしたちをここからのぼらせないでください。 16わたしとあなたのたみとが、あなたのまえめぐみをることは、なにによってられましょうか。それはあなたがわたしたちと一緒いっしょかれて、わたしとあなたのたみとが、めんにある諸民しょみんことなるものになるからではありませんか」。

17しゅはモーセにわれた、「あなたはわたしのまえめぐみを、またわたしはをもってあなたをるから、あなたのったこのことをもするであろう」。 18モーセはった、「どうぞ、あなたの栄光えいこうをわたしにおしめしください」。 19しゅわれた、「わたしはわたしのもろもろのぜんをあなたのまえとおらせ、しゅをあなたのまえにのべるであろう。わたしはめぐもうとするものめぐみ、あわれもうとするものをあわれむ」。 20またわれた、「しかし、あなたはわたしのかおることはできない。わたしをて、なおきているひとはないからである」。 21そしてしゅわれた、「よ、わたしのかたわらに一つのところがある。あなたはいわうえちなさい。 22わたしの栄光えいこうがそこをとおぎるとき、わたしはあなたをいわれて、わたしがとおぎるまで、であなたをおおうであろう。 23そしてわたしがをのけるとき、あなたはわたしのうしろをるが、わたしのかおないであろう」。

第三四章

1しゅはモーセにわれた、「あなたはまえのようないしいたまいを、ってつくりなさい。わたしはあなたがくだいたはじめのいたにあった言葉ことばを、そのいたくであろう。 2あなたはあさまでにそなえをし、あさのうちにシナイさんのぼって、やまいただきでわたしのまえちなさい。 3だれもあなたととものぼってはならない。また、だれもやまなかにいてはならない。またやままえひつじうしっていてはならない」。 4そこでモーセはまえのようないしいたまいを、ってつくり、あさはやきて、しゅかれめいじられたようにシナイさんのぼった。かれはそのいしいたまいをとった。 5ときにしゅくもなかにあってくだり、かれともにそこにってしゅべられた。 6しゅかれまえぎてべられた。「しゅしゅ、あわれみあり、めぐみあり、いかることおそく、いつくしみと、まこととのゆたかなるかみ 7いつくしみを千だいまでもほどこし、あくと、とがと、つみとをゆるすもの、しかし、ばつすべきものをばけっしてゆるさず、ちちつみむくい、むくいて、三、四だいにおよぼすもの」。 8モーセはいそしてはいし、 9そしてった、「ああしゅよ、わたしがもし、あなたのまえめぐみをますならば、かたくななたみですけれども、どうかしゅがわたしたちのうちにあって一緒いっしょってください。そしてわたしたちのあくつみとをゆるし、わたしたちをあなたのものとしてください」。

10しゅわれた、「よ、わたしは契約けいやくむすぶ。わたしはのいずこにも、いかなるたみのうちにも、いまだおこなわれたことのない不思議ふしぎを、あなたのすべてのたみまえおこなうであろう。あなたがともたみはみな、しゅのわざをるであろう。わたしがあなたのためになそうとすることは、おそるべきものだからである。

11わたしが、きょう、あなたにめいじることをまもりなさい。よ、わたしはアモリびと、カナンびと、ヘテびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとを、あなたのまえからはらうであろう。 12あなたがくにんでいるものと、契約けいやくむすばないように、をつけなければならない。おそらくかれらはあなたのうちにあって、わなとなるであろう。 13むしろあなたがたは、かれらの祭壇さいだんたおし、いしはしらくだき、アシラぞうたおさなければならない。 14あなたはかみおがんではならない。しゅはそのを『ねたみ』とって、ねたむかみだからである。 15おそらくあなたはそのくにもの契約けいやくむすび、かれらの神々かみがみしたって姦淫かんいんおこない、その神々かみがみ犠牲ぎせいをささげ、まねかれてかれらの犠牲ぎせいべ、 16またそのむすめたちを、あなたのむすこたちにめとり、そのむすめたちが自分じぶんたちの神々かみがみしたって姦淫かんいんおこない、また、あなたのむすこたちをして、かれらの神々かみがみしたわせ、姦淫かんいんおこなわせるにいたるであろう。

17あなたは自分じぶんのために鋳物いもの神々かみがみつくってはならない。

18あなたはたねれぬパンのまつりまもらなければならない。すなわち、わたしがあなたにめいじたように、アビブのつきさだめのときに、七日なぬかのあいだ、たねれぬパンをべなければならない。あなたがアビブのつきにエジプトをたからである。 19すべてはじめにうまれるものは、わたしのものである。すべてあなたの家畜かちくのういごのおすは、うしひつじもそうである。 20ただし、ろばのういごは小羊こひつじであがなわなければならない。もしあがなわないならば、そのくびらなければならない。あなたのむすこのうちのういごは、みなあがなわなければならない。むなしでわたしのまえてはならない。

21あなたは六のあいだはたらき、七日なぬかにはやすまなければならない。たがやどきにも、刈入かりいどきにもやすまなければならない。 22あなたは七しゅうまつり、すなわち小麦こむぎりの初穂はつほまつりおこなわなければならない。またねんおわりにれのまつりおこなわなければならない。 23ねんに三男子だんしはみなしゅなるかみ、イスラエルのかみまえなければならない。 24わたしは国々くにぐにたみをあなたのまえからはらって、あなたのさかいひろくするであろう。あなたがねんに三のぼって、あなたのかみしゅまえときには、だれもあなたのくにおかすことはないであろう。

25あなたは犠牲ぎせいを、たねれたパンとともそなえてはならない。また過越すぎこしまつり犠牲ぎせいを、翌朝よくあさまでのこしていてはならない。 26あなたの土地とち初穂はつほもっといものを、あなたのかみしゅいえたずさえてこなければならない。あなたはやぎをそのははちちてはならない」。 27またしゅはモーセにわれた、「これらの言葉ことばきしるしなさい。わたしはこれらの言葉ことばもとづいて、あなたおよびイスラエルと契約けいやくむすんだからである」。 28モーセはしゅともに、四十にち四十、そこにいたが、パンもべず、みずまなかった。そしてかれ契約けいやく言葉ことば十誡じっかいいたうえいた。

29モーセはそのあかしのいたまいにして、シナイさんからくだったが、そのやまくだったとき、モーセは、さきにしゅかたったゆえに、かおかわひかりはなっているのをらなかった。 30アロンとイスラエルの人々ひとびととがみな、モーセをると、かれかおかわひかりはなっていたので、かれらはおそれてこれにちかづかなかった。 31モーセはかれらをんだ。アロンと会衆かいしゅうのかしらたちとがみな、モーセのもとにかえってきたので、モーセはかれらとかたった。 32そののち、イスラエルの人々ひとびとがみなちかよったので、モーセはしゅがシナイさんかれかたられたことを、ことごとくかれらにさとした。 33モーセはかれらとかたえたときかおおおいをかおてた。 34しかしモーセはしゅまえってしゅかたときは、るまでかおおおいをのぞいていた。そしてると、そのめいじられたことをイスラエルのひとひとげた。 35イスラエルの人々ひとびとはモーセのかおると、モーセのかおかわひかりはなっていた。モーセはってしゅかたるまで、またかおおおいをかおてた。

第三五章

1モーセはイスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうあつめてった、「これはしゅおこなえとめいじられた言葉ことばである。 2あいだ仕事しごとをしなさい。七日なぬかはあなたがたの聖日せいじつで、しゅまったやすみの安息日あんそくにちであるから、この仕事しごとをするものはだれでもころされなければならない。 3安息日あんそくにちにはあなたがたのすまいのどこでもをたいてはならない」。

4モーセはイスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうった、「これはしゅめいじられたことである。 5あなたがたのもののうちから、しゅにささげるものりなさい。すべて、こころからよろこんでするものは、しゅにささげるものってきなさい。すなわちきんぎん青銅せいどう 6あおいとむらさきいといと亜麻あまいと、やぎの毛糸けいと 7あかねめの雄羊おひつじかわ、じゅごんのかわ、アカシヤざい 8ともしあぶらそそあぶらこうばしい薫香くんこうとのための香料こうりょう 9しまめのう、エポデと胸当むねあてとにはめる宝石ほうせき

10すべてあなたがたのうち、こころ知恵ちえあるものはきて、しゅめいじられたものをみなつくりなさい。 11すなわち幕屋まくや、その天幕てんまくと、そのおおい、そのこまと、そのわく、その横木よこぎ、そのはしらと、その 12はこと、そのさお、贖罪所しょくざいしょへだての垂幕たれまく 13つくえと、そのさお、およびそのもろもろのうつわそなえのパン、 14また、ともしびのための燭台しょくだいと、そのうつわ、ともしびざらと、ともしあぶら 15こう祭壇さいだんと、そのさお、そそあぶらこうばしい薫香くんこう幕屋まくや入口いりぐちのとばり、 16燔祭はんさい祭壇さいだんおよびその青銅せいどうあみ、そのさおと、そのもろもろのうつわ洗盤せんばんと、そのだい 17にわのあげばり、そのはしらとそのにわもんのとばり、 18幕屋まくやくぎにわくぎおよびそのひも、 19聖所せいじょにおけるつとめのための編物あみものふく、すなわち祭司さいしつとめをなすための祭司さいしアロンのせいなるふくおよびそのたちのふく」。

20イスラエルの人々ひとびとぜん会衆かいしゅうはモーセのまえり、 21すべてこころかんじたもの、すべてこころからよろこんでするものは、会見かいけん幕屋まくや作業さぎょうと、そのもろもろの奉仕ほうしと、せいなるふくとのために、しゅにささげるものたずさえてきた。 22すなわち、すべてこころからよろこんでする男女だんじょは、鼻輪はなわ耳輪みみわ指輪ゆびわ首飾くびかざり、およびすべてのきんかざりをたずさえてきた。すべてきんのささげものしゅにささげるものはそのようにした。 23すべてあおいとむらさきいといと亜麻あまいと、やぎの毛糸けいと、あかねめの雄羊おひつじかわ、じゅごんのかわっているものは、それをたずさえてきた。 24すべてぎん青銅せいどうのささげものをささげることのできるものは、それをしゅにささげるものとしてたずさえてきた。また、すべて組立くみたての工事こうじもちいるアカシヤざいっているものは、それをたずさえてきた。 25また、すべてこころ知恵ちえあるおんなたちは、そのをもってつむぎ、そのつむいだあおいとむらさきいといと亜麻あまいとたずさえてきた。 26すべて知恵ちえがあって、こころかんじたおんなたちは、やぎのつむいだ。 27また、かしらたちはしまめのう、およびエポデと胸当むねあてにはめる宝石ほうせきたずさえてきた。 28また、ともしびと、そそあぶらと、こうばしい薫香くんこうのための香料こうりょうと、あぶらとをたずさえてきた。 29このようにイスラエルの人々ひとびと自発じはつのささげものしゅたずさえてきた。すなわちしゅがモーセによって、なせとめいじられたすべての工作こうさくのために、ものたずさえてこようと、こころからよろこんでする男女だんじょはみな、そのようにした。

30モーセはイスラエルの人々ひとびとった、「よ、しゅはユダの部族ぶぞくぞくするホルのなるウリのベザレルをざしてし、 31かれかみれいたして、知恵ちえさとりと知識ちしき諸種しょしゅ工作こうさくちょうぜしめ、 32工夫くふうらしてきんぎん青銅せいどう細工さいくをさせ、 33また宝石ほうせきりはめ、彫刻ちょうこくするなど、諸種しょしゅ工作こうさくをさせ、 34またひとおしえうるちからを、かれこころさづけられた。かれとダンの部族ぶぞくぞくするアヒサマクのアホリアブとが、それである。 35しゅかれらに知恵ちえこころたして、諸種しょしゅ工作こうさくをさせられた。すなわち彫刻ちょうこくおりおよびあおいとむらさきいといと亜麻あまいと縫取ぬいとり、またはたおりなど諸種しょしゅ工作こうさくをさせ、工夫くふうらしてたくみなわざをさせられた。

第三六章

1ベザレルとアホリアブおよびすべてこころ知恵ちえあるもの、すなわちしゅ知恵ちえさとりとをさづけて、聖所せいじょ組立くみたての諸種しょしゅ工事こうじを、いかになすかをらせられたものは、すべてしゅめいじられたようにしなければならない」。

2そこで、モーセはベザレルとアホリアブおよびすべてこころ知恵ちえあるもの、すなわち、そのこころしゅ知恵ちえさづけられたもの、またきて、その工事こうじをなそうとこころのぞむすべてのものせた。 3かれらは聖所せいじょ組立くみたての工事こうじをするために、イスラエルの人々ひとびとたずさえてきたもろもろのささげものを、モーセからったが、たみはなおもあさごとに、自発じはつのささげものかれのもとにたずさえてきた。 4そこで聖所せいじょのもろもろの工事こうじをするかしこ人々ひとびとはみな、おのおのしていた工事こうじをやめて、 5モーセにった「たみがあまりにおおたずさえてるので、しゅがせよとめいじられた組立くみたての工事こうじにはあまります」。 6モーセは命令めいれいはっし、宿営しゅくえいちゅうにふれさせてった、「おとこおんなも、もはや聖所せいじょのために、ささげものをするにおよばない」。それでたみたずさえてることをやめた。 7材料ざいりょうはすべての工事こうじをするのにじゅうぶんで、かつあまるからである。

8すべて工作こうさくをするもののうちのこころ知恵ちえあるものは、十まいまく幕屋まくやつくった。すなわち亜麻あま撚糸ねんしあおいとむらさきいといとつくり、たくみなわざをもって、それにケルビムをした。 9まくながさは、おのおの二十八キュビト、まくはばは、おのおの四キュビトで、まくはみなおな寸法すんぽうである。

10そのまくまいたがいつらわせ、またの五まいまくをもたがいつらわせ、 11その一連いちれんはしにあるまくふち青色あおいろをつけ、一連いちれんはしにあるまくふちにも、そのようにした。 12その一まいまく五十をつけ、一連いちれんまくはしにも、五十をつけた。そのたがいあいかわせた。 13そしてきん五十をつくり、そので、まくたがいつらわせたので、一つの幕屋まくやになった。

14また、やぎの毛糸けいとまくつくり、幕屋まくやをおおう天幕てんまくにした。すなわちまく十一まいつくった。 15おのおののまくながさは三十キュビト、おのおののまくはばは四キュビトで、その十一まいまくおな寸法すんぽうである。 16そして、そのまくまいを一つにつらわせ、また、そのまくまいを一つにつらわせ、 17その一連いちれんはしにあるまくふちに、五十をつけ、一連いちれんまくふちにも、五十をつけた。 18そして、青銅せいどう五十をつくり、その天幕てんまくつらわせて一つにした。 19また、あかねめの雄羊おひつじかわで、天幕てんまくのおおいと、じゅごんのかわで、そのうえにかけるおおいとをつくった。

20また幕屋まくやのためにアカシヤざいをもって、たてわくつくった。 21わくながさは十キュビト、わくはばは、おのおの一キュビトはんとし、 22わくごとに二つのほぞつくって、かれとこれとをくいわせ、幕屋まくやのすべてのわくにこのようにした。 23幕屋まくやのためにわくつくった。すなわち南側みなみがわのためにわく二十をつくった。 24その二十のわくしたぎん四十をつくって、このわくしたに、その二つのほぞのために二つのき、かのわくしたにも、その二つのほぞのために二つのいた。 25また幕屋まくやがわ、すなわち北側きたがわのためにもわく二十をつくった。 26そのぎん四十をつくって、このわくしたにも二つのき、かのわくしたにも二つのいた。 27また幕屋まくやのうしろ、西側にしがわのためにわく六つをつくり、 28幕屋まくやのうしろの二つのすみのためにわく二つをつくった。 29これらは、したかさなりい、おなじくそのいただきでもだい一のかんまでかさなりうようにし、その二つとも二つのすみのために、そのようにつくった。 30こうして、そのわくは八つ、そのぎんは十六、おのおののわくしたに、二つずつがあった。

31またアカシヤざい横木よこぎつくった。すなわち幕屋まくやのこのがわわくのために五つ、 32また幕屋まくやのかのがわわくのために横木よこぎ五つ、幕屋まくやのうしろの西側にしがわわくのために横木よこぎ五つをつくった。 33わくのまんなかにある中央ちゅうおう横木よこぎは、はしからはしまでとおるようにした。 34そして、そのわくきんでおおい、また横木よこぎとおすそのかんきんつくり、またその横木よこぎきんでおおった。

35またあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、垂幕たれまくつくり、たくみなわざをもって、それにケルビムをした。 36また、これがためにアカシヤざいはしらほんつくり、きんでこれをおおい、そのこまきんにし、そのはしらのためにぎん四つをた。 37また幕屋まくや入口いりぐちのためにあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、いろとりどりにったとばりをつくった。 38そのはしらほんと、そのこまとをつくり、そのはしらあたまけたとをきんでおおった。ただし、その五つの青銅せいどうであった。

第三七章

1ベザレルはアカシヤざいはこつくった。ながさは二キュビトはんはばは一キュビトはんたかさは一キュビトはんである。 2純金じゅんきんで、うちそとをおおい、その周囲しゅういきんかざふちつくった。 3またきんかん四つをて、その四すみにりつけた。すなわち二つのかんをこちらがわに、二つのかんをあちらがわりつけた。 4またアカシヤざいのさおをつくり、きんでこれをおおい、 5そのさおをはこ側面そくめんかんとおして、はこをかつぐようにした。 6また純金じゅんきん贖罪所しょくざいしょつくった。ながさは二キュビトはんはばは一キュビトはんである。 7またきんで、二つのケルビムをつくった。すなわち、これを打物うちものつくりとし、贖罪所しょくざいしょ両端りょうはしいた。 8一つのケルブをこのはしに、一つのケルブをかのはしいた。すなわちケルビムを贖罪所しょくざいしょ一部いちぶとして、その両端りょうはしつくった。 9ケルビムはつばさたかべ、そのつばさ贖罪所しょくざいしょをおおい、かおたがいかいった。すなわちケルビムのかお贖罪所しょくざいしょかっていた。

10またアカシヤざいで、つくえつくった。ながさは二キュビト、はばは一キュビト、たかさは一キュビトはんである。 11純金じゅんきんでこれをおおい、その周囲しゅういきんかざふちつくった。 12またその周囲しゅういはばさんつくり、その周囲しゅういさんきんかざふちつくった。 13またこれがためにきんかん四つをて、その四つのあしのすみ四かしょにそのかんりつけた。 14そのかんさんのわきにあって、つくえをかつぐさおをれるところとした。 15またアカシヤざいで、つくえをかつぐさおをつくり、きんでこれをおおった。 16またつくえうえうつわ、すなわちそのさら乳香にゅうこうはいおよび灌祭かんさいそそぐためのはちびんとを純金じゅんきんつくった。

17また純金じゅんきん燭台しょくだいつくった。すなわち打物うちものつくりで燭台しょくだいつくり、そのだいみきがくふしはなを一つにつらねた。 18また六つのえだをそのわきからさせた。すなわち燭台しょくだいの三つのえだをこのがわから、燭台しょくだいの三つのえだをかのがわからさせた。 19あめんどうのはなかたちをした三つのがくが、ふしはなとをもって、このえだにあり、また、あめんどうのはなかたちをした三つのがくが、ふしはなとをもって、かのえだにあり、燭台しょくだいからる六つのえだをみなそのようにした。 20また燭台しょくだいみきには、あめんどうのはなかたちをした四つのがくを、そのふしはなとをもたせてりつけた。 21また二つのえだしたに一つのふしりつけ、つぎの二つのえだしたに一つのふしりつけ、さらにつぎの二つのえだしたに一つのふしりつけ、燭台しょくだいみきからる六つのえだに、みなそのようにした。 22それらのふしえだを一つにつらね、ことごとく純金じゅんきん打物うちものつくりとした。 23また、それのともしびざら七つと、そのしんりばさみと、しんざらとを純金じゅんきんつくった。 24すなわち純金じゅんきん一タラントをもって、燭台しょくだいとそのすべてのうつわとをつくった。

25またアカシヤざいこう祭壇さいだんつくった。ながさ一キュビト、はば一キュビトの四かくにし、たかさ二キュビトで、これにその一部いちぶとしてつのをつけた。   26そして、そのいただき、その周囲しゅうい側面そくめん、そのつの純金じゅんきんでおおい、その周囲しゅういきんかざふちつくった。 27また、その両側りょうがわに、かざふちしたきんかん二つを、そのためにつくった。すなわちその二つのがわにこれをつくった。これはそれをかつぐさおをとおところである。 28そのさおはアカシヤざいつくり、きんでこれをおおった。

29また香料こうりょうつくるわざにしたがって、せいなるそそあぶら純粋じゅんすい香料こうりょう薫香くんこうとをつくった。

第三八章

1またアカシヤざい燔祭はんさい祭壇さいだんつくった。ながさ五キュビト、はば五キュビトの四かくで、たかさは三キュビトである。 2その四すみのうえに、その一部いちぶとし、それのつのつくり、青銅せいどう祭壇さいだんをおおった。 3また祭壇さいだんのもろもろのうつわ、すなわち、つぼ、十能じゅうのうはちにくまた火皿ひざらつくった。そのすべてのうつわ青銅せいどうつくった。 4また祭壇さいだんのために、青銅せいどうあみ細工ざいく格子こうしつくり、これを祭壇さいだん出張でばりのしたりつけて、祭壇さいだんたかさのなかばにたっするようにした。 5また青銅せいどう格子こうしの四すみのために、かん四つをて、さおをとおところとした。 6アカシヤざいで、そのさおをつくり、青銅せいどうでこれをおおい、 7そのさおを祭壇さいだん両側りょうがわにあるかんとおして、それをかつぐようにした。祭壇さいだんいたをもって、空洞くうどうつくった。

8また洗盤せんばんと、そのだい青銅せいどうつくった。すなわち会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちつとめをなすおんなたちのかがみをもってつくった。

9またにわつくった。その南側みなみがわのために百キュビトの亜麻あま撚糸ねんしにわのあげばりをもうけた。 10そのはしらは二十、そのはしらの二十の青銅せいどうで、そのはしらこまけたぎんとした。 11また北側きたがわのためにも百キュビトのあげばりをもうけた。そのはしら二十、そのはしらの二十の青銅せいどうで、そのはしらこまけたぎんとした。 12また西側にしがわのために、五十キュビトのあげばりをもうけた。そのはしらは十、そのも十で、そのはしらこまけたぎんとした。 13また東側ひがしがわのためにも、五十キュビトのあげばりをもうけた。 14その一方いっぽうに十五キュビトのあげばりをもうけた。そのはしらは三つ、そのも三つ。 15また一方いっぽうにも、おなじようにした。すなわちにわもんのこなたかなたともに、十五キュビトのあげばりをもうけた。そのはしらは三つ、そのも三つ。 16にわ周囲しゅういのあげばりはみな亜麻あま撚糸ねんしである。 17はしら青銅せいどうはしらこまけたとはぎんはしらあたまのおおいもぎんである。にわはしらはみなぎんけたつらねた。 18にわもんのとばりはあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、いろとりどりにったものであった。ながさは二十キュビト、はばなるたかさは五キュビトで、にわのあげばりとひとしかった。 19そのはしらは四つ、そのも四つで、ともに青銅せいどう。そのこまぎんはしらあたまのおおいとけたぎんである。 20ただし、幕屋まくやおよび、その周囲しゅういにわくぎはみな青銅せいどうであった。

21幕屋まくや、すなわちあかしの幕屋まくやもちいたもの総計そうけいつぎのとおりである。すなわちモーセのいのちしたがい、祭司さいしアロンのイタマルがレビびとをもちいてはかったものである。 22ユダの部族ぶぞくぞくするホルのなるウリのベザレルは、しゅがモーセにめいじられたことをことごとくした。 23ダンの部族ぶぞくぞくするアヒサマクのアホリアブはかれともにあって彫刻ちょうこくおりをなし、またあおいとむらさきいといと亜麻あまいとで、縫取ぬいとりをするものであった。

24聖所せいじょのもろもろの工作こうさくもちいたすべてのきん、すなわち、ささげものなるきん聖所せいじょのシケルで、二十九タラント七百三十シケルであった。 25会衆かいしゅうのうちのかぞえられたもののささげたぎん聖所せいじょのシケルで、百タラント千七百七十五シケルであった。 26これはひとりあたり一ベカ、すなわち聖所せいじょのシケルのはんシケルであって、すべて二十さい以上いじょうかぞえられたものが六十万三千五百五十にんであったからである。 27聖所せいじょ垂幕たれまくとをるためにもちいたぎんは百タラントであった。すなわち百につき百タラント、一につき一タラントである。 28また千七百七十五シケルではしらこまつくり、またはしらあたまをおおい、はしらのためにけたつくった。 29ささげものなる青銅せいどうは七十タラント二千四百シケルであった。 30これをもちいて会見かいけん幕屋まくや入口いりぐち青銅せいどう祭壇さいだんと、それにつく青銅せいどう格子こうし、および祭壇さいだんのもろもろのうつわつくった。 31またにわ周囲しゅういにわもん、および幕屋まくやのもろもろのくぎと、にわ周囲しゅういのもろもろのくぎつくった。

第三九章

1かれらはあおいとむらさきいといとで、聖所せいじょつとめのための編物あみものふくつくった。またアロンのためにせいなるふくつくった。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

2また金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしでエポデをつくった。 3またきんべていたとし、これをっていととし、あおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしまじえて、たくみな細工さいくとした。 4また、これがためにかたひもをつくってこれにつけ、その両端りょうはしでこれにつけた。 5エポデのうえで、これをつかねるおびは、おなじきれで、おなじように、金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしつくった。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

6また、しまめのうを細工さいくして、金糸きんしあみ細工ざいくにはめ、これにいん彫刻ちょうこくするように、イスラエルのたちのきざみ、 7これをエポデのかたひもにつけて、イスラエルのたちの記念きねんいしとした。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

8また胸当むねあてたくみなわざをもって、エポデのつくりのようにつくった。すなわち金糸きんしあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしつくった。 9胸当むねあては二つにって四かくにした。すなわち二つにって、ながさを一ゆびあたりとし、はばも一ゆびあたりとした。 10そのなか宝石ほうせきれつをはめた。すなわち、こう玉髄ぎょくずいかんらんいし水晶すいしょうれつだいれつとし、 11だいれつは、ざくろいし、るり、あかしまめのう、 12だいれつ水晶すいしょう、めのう、むらさき水晶すいしょう 13だいれつ碧玉へきぎょくしまめのう、碧玉へきぎょくであって、これらをきんあみ細工ざいくなかにはめんだ。 14その宝石ほうせきはイスラエルのたちのにしたがい、そのひとしく十二とし、おのおのいん彫刻ちょうこくのように、十二部族ぶぞくのためにそのきざんだ。 15またひも細工ざいくにねじた純金じゅんきんのくさりを胸当むねあてにつけた。 16またきんの二つのあみ細工ざいくと、二つのきんかんとをつくり、その二つのかん胸当むねあて両端りょうはしにつけた。 17かの二すじきんのひもを胸当むねあてはしの二つのかんにつけた。 18ただし、その二すじのひもの両端りょうはしを、かの二つのあみ細工ざいくにつけ、エポデのかたひもにつけてまえにくるようにした。 19また二つのきんかんつくって、これを胸当むねあて両端りょうはしにつけた。すなわちエポデにせっする内側うちがわふちにこれをつけた。 20またきんかん二つをつくって、これをエポデの二つのかたひものした部分ぶぶんにつけ、まえほうで、そのつなぎちかく、エポデのおびうえほうにくるようにした。 21胸当むねあてあおひもをもって、そのかんをエポデのかんむすびつけ、エポデのおびうえほうにくるようにした。こうして、胸当むねあてがエポデからはなれないようにした。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

22またエポデにぞくする上服うわふくは、すべて青地あおじ織物おりものつくった。 23上服うわふくくちはそのまんなかにあって、そのくち周囲しゅういには、よろいのえりのようにふちをつけて、ほころびないようにした。 24上服うわふくのすそにはあおいとむらさきいといと亜麻あま撚糸ねんしで、ざくろをつくりつけ、 25また純金じゅんきんすずつくり、そのすず上服うわふくのすその周囲しゅういの、ざくろとざくろとのあいだにつけた。 26すなわちすずにざくろ、すずにざくろと、つとめ上服うわふくのすその周囲しゅういにつけた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

27またアロンとそのたちのために、亜麻あまいとったしたふくつくり、 28亜麻あまぬの帽子ぼうしつくり、亜麻あまぬのうるわしいとうぬのつくり、亜麻あま撚糸ねんしぬので、したばきをつくり、 29亜麻あま撚糸ねんしおよびあおいとむらさきいといとで、いろとりどりにったおびつくった。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

30また純金じゅんきんをもって、せいなるかんむりまえいたつくり、いん彫刻ちょうこくのように、そのうえに「しゅせいなるもの」という文字もじき、 31これにあおひもをつけて、それを帽子ぼうしうえむすびつけた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。

32こうして会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくやの、もろもろの工事こうじおわった。イスラエルの人々ひとびとはすべてしゅがモーセにめいじられたようにおこなった。 33かれらは幕屋まくや天幕てんまくおよびそのもろもろのうつわをモーセのもとにたずさえてきた。すなわち、そのこま、そのわく、その横木よこぎ、そのはしら、その 34あかねめの雄羊おひつじかわのおおい、じゅごんのかわのおおい、へだての垂幕たれまく 35あかしのはこと、そのさお、贖罪所しょくざいしょ 36つくえと、そのもろもろのうつわそなえのパン、 37純金じゅんきん燭台しょくだいと、そのともしびざら、すなわちれつならべるともしびざらと、そのもろもろのうつわ、およびそのともしあぶら 38きん祭壇さいだんそそあぶらこうばしい薫香くんこう幕屋まくや入口いりぐちのとばり、 39青銅せいどう祭壇さいだん、その青銅せいどう格子こうしと、そのさお、およびそのもろもろのうつわ洗盤せんばんとそのだい 40にわのあげばり、そのはしらとそのにわもんのとばり、そのひもとそのくぎ、また会見かいけん天幕てんまく幕屋まくやもちいるもろもろのうつわ 41聖所せいじょつとめをなす編物あみものふく、すなわち祭司さいしつとめをなすための祭司さいしアロンのせいなるふくおよびそのたちのふく 42イスラエルの人々ひとびとは、すべてしゅがモーセにめいじられたように、そのすべての工事こうじをした。 43モーセがそのすべての工事こうじると、かれらはしゅめいじられたとおりに、それをなしとげていたので、モーセはかれらを祝福しゅくふくした。

第四〇章

1しゅはモーセにわれた。 2正月しょうがつ元日がんじつにあなたは会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくやてなければならない。 3そして、そのなかにあかしのはこき、垂幕たれまくで、はこへだかくし、 4また、つくえたずされ、それにならべるものをならべ、燭台しょくだいたずされて、そのともしびをともさなければならない。 5あなたはまたきんこう祭壇さいだんを、あかしのはこまえにすえ、とばりを幕屋まくや入口いりぐちにかけなければならない。 6また燔祭はんさい祭壇さいだん会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくや入口いりぐちまえにすえ、 7洗盤せんばん会見かいけん天幕てんまく祭壇さいだんとのあいだにすえて、これにみずれなければならない。 8また周囲しゅういにわもうけ、にわもんにとばりをかけなければならない。 9そしてそそあぶらをとって、幕屋まくやとそのなかのすべてのものにそそぎ、それとそのもろもろのうつわとを聖別せいべつしなければならない、こうして、それはせいとなるであろう。 10あなたはまた燔祭はんさい祭壇さいだんと、そのすべてのうつわあぶらそそいで、その祭壇さいだん聖別せいべつしなければならない。こうして祭壇さいだんは、いとせいなるものとなるであろう。 11また洗盤せんばんと、そのだいとにあぶらそそいで、これを聖別せいべつし、 12アロンとそのたちを会見かいけん幕屋まくや入口いりぐちれてきて、みずかれらをあらい、 13アロンにせいなるふくせ、これにあぶらそそいで聖別せいべつし、祭司さいしつとめをさせなければならない。 14またかれたちをれてきて、これにふくせ、 15そのちちあぶらそそいだように、かれらにもあぶらそそいで、祭司さいしつとめをさせなければならない。かれらがあぶらそそがれることは、代々よよながく祭司さいししょくのためになすべきことである」。

16モーセはそのようにおこなった。すなわちしゅかれめいじられたようにおこなった。 17だいねん正月しょうがつになって、そのつき元日がんじつ幕屋まくやった。 18すなわちモーセは幕屋まくやて、そのをすえ、そのわくて、その横木よこぎをさしみ、そのはしらて、 19幕屋まくやうえ天幕てんまくをひろげ、そのうえ天幕てんまくのおおいをかけた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 20かれはまたあかしのいたをとってはこおさめ、さおをはこにつけ、贖罪所しょくざいしょはこうえき、 21はこ幕屋まくやたずされ、へだての垂幕たれまくをかけて、あかしのはこかくした。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 22かれはまた会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくや内部ないぶ北側きたがわ垂幕たれまくそとつくえをすえ、 23そのうえにパンをれつならべて、しゅまえそなえた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 24かれはまた会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくや内部ないぶ南側みなみがわに、つくえにむかいわせて燭台しょくだいをすえ、 25しゅまえにともしびをともした。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 26かれ会見かいけん幕屋まくやなか垂幕たれまくまえきん祭壇さいだんをすえ、 27そのうえこうばしい薫香くんこうをたいた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 28かれはまた幕屋まくや入口いりぐちにとばりをかけ、 29燔祭はんさい祭壇さいだん会見かいけん天幕てんまくなる幕屋まくや入口いりぐちにすえ、そのうえ燔祭はんさい素祭そさいをささげた。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 30かれはまた会見かいけん天幕てんまく祭壇さいだんとのあいだ洗盤せんばんき、あらうためにそれにみずれた。 31モーセとアロンおよびそのたちは、それであしあらった。 32すなわち会見かいけん天幕てんまくにはいるとき、また祭壇さいだんちかづくとき、そこであらった。しゅがモーセにめいじられたとおりである。 33また幕屋まくや祭壇さいだん周囲しゅういにわもうけ、にわもんにとばりをかけた。このようにしてモーセはその工事こうじえた。

34そのとき、くも会見かいけん天幕てんまくをおおい、しゅ栄光えいこう幕屋まくやちた。 35モーセは会見かいけん幕屋まくやに、はいることができなかった。くもがそのうえにとどまり、しゅ栄光えいこう幕屋まくやちていたからである。 36くも幕屋まくやうえからのぼるとき、イスラエルの人々ひとびとみちすすんだ。かれらはその旅路たびじにおいてつねにそうした。 37しかし、くもがのぼらないときは、そののぼるまでみちすすまなかった。 38すなわちイスラエルのいえのすべてのものまえに、ひる幕屋まくやうえしゅくもがあり、よるくもなかがあった。かれらの旅路たびじにおいてつねにそうであった。